車のバッテリーの処分方法5選|自治体で回収してもらえる?おすすめの回収業者もご紹介

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車のバッテリー交換をしたものの、古いバッテリーはどう処分するの?とお困りの方も多いはずです。
実は、使用済みのバッテリーには多くの危険性があり、処分方法にも厳しい基準が設けられています。
本記事では車のバッテリーの正しい処分方法や、不用品回収業者の利用について詳しく解説しております。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
目次
車のバッテリーは自治体で粗大ゴミとして処分可能?
基本的に自治体では車のバッテリーを粗大ゴミとして処分することはできないため、別の適切な方法で処分をしなければなりません。
車のバッテリーには鉛や希硫酸などの有害物質が含まれており、処分する際には「特殊ゴミ」となり自治体では扱うことのできないゴミの分類になることが理由です。
車のバッテリーは特定の法律に基づいた処分方法が求められ、適切に処分を行わないと環境や人体の健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。
そのため、車のバッテリーを処分する際には多くの手間や準備が必要となります。
車のバッテリーを処分するタイミングはいつ?
車のバッテリーは2年〜3年程度での交換が目安となり、ご自身で交換をされる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、バッテリーを取り外した際には、早急に処分をしましょう。
廃バッテリーを放置しておくと有害物質が漏れたり、端子部分に金属類が触れショートや発火を起こす可能性もあります。
不要となった車のバッテリーは有害性と発火性を持つ「危険物」になるため、放置しておくことは絶対に避けましょう。
車のバッテリーの処分方法
簡単に処分することのできない車のバッテリーですが、どなたにも行いやすい適切な処分方法もいくつかあります。
ここでは、車のバッテリーの処分におすすめの方法を5つ紹介していきます。
ぜひ、ご自身の状況やお考えに合った処分方法をみつける参考にしてください。
- 処分方法①ガソリンスタンドに持ち込む
- 処分方法②カー用品店で回収してもらう
- 処分方法③バッテリー交換をする際に、交換店舗で引き取ってもらう
- 処分方法④買取業者に買い取ってもらう
- 処分方法⑤不用品回収業者に依頼する
処分方法①ガソリンスタンドに持ち込む
車のバッテリーはガソリンスタンドに持ち込んで処理をすることが可能です。
しかし、すべてのガソリンスタンドが廃バッテリーの回収をしているわけではないので事前の確認が必要です。
処分にかかる費用はそれぞれ異なりますが、ガソリンスタンドによっては無料で廃バッテリーの回収を行っているところもあります。
ガソリンスタンドへの運搬時には、液漏れやショートを起こさないよう入念に梱包しておきましょう。
処分方法②カー用品店で回収してもらう
ガソリンスタンドと同様に、カー用品店でも不要となった車のバッテリーを回収してもらうことが可能です。
バッテリーを購入した店舗に回収を依頼すれば、無料で対応してもらえるケースも多くあります。
その際には、購入したことが証明できるレシートや書類などを用意しておくと良いでしょう。
カー用品店によっても費用や条件などがさまざまですので、事前に問い合わせて確認をとりましょう。
処分方法③バッテリー交換をする際に、交換店舗で引き取ってもらう
これから車のバッテリーの交換を検討している方であれば、交換店舗でそのまま古いバッテリーを引き取ってもらえば簡単に処分できます。
交換時に古いバッテリーの引き取りをお願いするだけですので、手間も一切かかりません。また、店舗によってはバッテリー交換と廃バッテリーの処分がセットになっていることもあります。
バッテリー交換をする方に限られますが、とてもおすすめの方法です。
処分方法④買取業者に買い取ってもらう
処分を検討している車のバッテリーが状態の良いものであれば、買取業者に買い取ってもらう方法がおすすめです。
実は、バッテリーは鉛が含まれていることやメンテナンスをしてリサイクルができるという理由から、買い取りが成立しやすいという特徴があります。
処分するには多くの手間が必要となるバッテリーですので、無事に買い取りが成立すればもっとも理想的な処分方法といえるでしょう。
処分方法⑤不用品回収業者に依頼する
車のバッテリーなどの特殊な不用品にも対応できる不用品回収業者であれば、依頼して処分してもらうことが可能です。
不用品回収業者によって、回収可能な範囲は異なるため事前に確認をする必要はありますが、依頼をすれば処分にかかる手間をすべて引き受けてもらえるため楽に処分ができます。
ご自身の都合に合わせて、車のバッテリーを簡単に処分することができるので、とてもおすすめな方法です。
エコ助っ人スタッフ
車のバッテリーを不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に車のバッテリーの回収を依頼すれば一切の手間が必要なくなりますが、その他にもいくつかのメリットがあります。
主なメリットとしては、以下の3つがあげられます。
- メリット①回収場所を指定できる
- メリット②急な処分依頼にも対応してくれる
- メリット③他の不用品も一緒に回収してもらえる
メリット①回収場所を指定できる
不用品回収業者は、不用品の回収場所を指定することができます。そのため、運搬などをこちらで行う必要はありません。
希望をすれば、自宅や倉庫の中から不用品の運び出しにも対応してもらえるため、一切の労力をかけることなく、すべてをお任せして不用品の処分が完了します。
車のバッテリーのように、処分の際に運搬や梱包など多くの手間が必要となる不用品には最適なメリットといえるでしょう。
メリット②急な処分依頼にも対応してくれる
回収場所だけでなく回収日時の指定をすることも可能なので、ご都合に合わせて不用品の処分ができます。
中には、依頼を受けてから即日での回収に対応しているという不用品回収業者もあるので、早急に不用品を処分したい場合にはそのような業者に依頼するといいでしょう。
依頼者の都合にも柔軟に対応をすることができるため、お忙しい方にはとても大きなメリットです。
エコ助っ人スタッフ
メリット③他の不用品も一緒に回収してもらえる
不用品を片付ける際に、他にも処分したいものが出てくるというのはよくある事です。そのような場合にも、依頼品と一緒に他の不用品も回収してもらうことができます。
また、自治体のように分別をする必要がなく、不用品の種類に関係なく一度で回収してもらえる点も大きなメリットといえます。
回収した不用品は、後に業者のほうでそれぞれ適切な処理をしてもらえるので安心です。
車のバッテリーを不用品回収業者に依頼するデメリット
車のバッテリーを処分する方法として、不用品回収業者への依頼には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
デメリットを把握したうえで、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
- デメリット①費用がかかる
- デメリット②業者選定や申込の手間がかかる
デメリット①費用がかかる
他の処分方法にくらべて、費用がかかる点は避けられないデメリットになります。
不用品回収業者によって料金は大きくことなりますが、平均的にみても数千円からの費用は必要となります。とはいえ、不用品の処分にかかる手間をすべて省けると考えたら、納得がいくことも確かです。
車のバッテリーなどの扱いが特殊で危険の恐れもある不用品であれば、費用がかかったとしても安全かつ適切な処分を優先すべきともいえます。
デメリット②業者選定や申込の手間がかかる
数多くの不用品回収業者が存在し、サービス内容や料金体系はそれぞれ異なるため業者選定から申込までに手間がかかります。
ただし、手間を省きたいからといって安易に業者選定をすることは危険です。中には、破格の安さを謳っておきながら、なにかと追加料金を加算して高額請求をする業者も存在します。
業者選定をする際には、明確な料金設定やサービス内容を開示している業者を慎重に選ぶことが重要です。
車のバッテリーは自分で廃棄することは可能?
有害性のある車のバッテリーは、処分方法に厳しい基準があり自分で処理することはできません。
内部に鉛や希硫酸を含むため、廃棄物処理法において「特別管理産業廃棄物」に該当し、許可を持つ専門業者によって回収・処理をすることが必要となります。
もし万が一、不法投棄をした場合には「廃棄物の処理及び清掃の法律」により、5年以下の懲役若しくは1,000万円の罰則が科せられます。
車のバッテリーを処分するのにおすすめの業者はECO助っ人
ECO助っ人の魅力
業者名 | ECO助っ人 |
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おすすめポイント | 回収品目が豊富でどんな不用品にも即対応可能 |
料金 | 単品回収5,000円(税込)〜 サイズ別の定額パック |
対応速度 | 最短即日での対応可能 |
回収可能な不用品 | 法律や条例で規定があるもの以外はなんでも回収可能 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-572-065 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp |
回収品目が非常に多く、公式ホームページでも「法律や条例に規定があるもの以外なんでもお引き取り」と公表しています。
リサイクル・リユースの環境が整えられているため、車のバッテリーのように特殊な不用品の回収も可能であり、買取サービスにも積極的に対応しております。
全国26都道府県に展開しており、数多くのスタッフが在籍しているため依頼を受けてから最短で即日での回収が可能なので、お急ぎの方にも利用しやすい不用品回収業者です。
ECO助っ人の料金プラン
料金プランは不用品1点のみの単品回収から、量や大きさに合わせて使用するトラックのサイズ別での「定額パック」となっております。
業界最安値を徹底した、分かりやすい料金設定も『ECO助っ人』ならではの魅力です。また、追加料金に関してもオプションを使わない限り一切かかりません。
万が一の場合にも賠償3,000万円の保証が準備されているので、どのような不用品でも安心して依頼することができます。
【豆知識】モバイルバッテリーの処分方法は?
これまで車のバッテリーの処分方法についてご説明してきましたが、モバイルバッテリーの処分に困っている方もいるでしょう。
モバイルバッテリーは、リチウムイオンやニッケルなどの化学物質が使用されているため、ゴミとして捨てることはできません。適切な方法に基づいた処分が必要となります。
モバイルバッテリーは自治体で廃棄できる場合もある
モバイルバッテリーにはさまざまな仕様があり、種類によっては自治体で廃棄することが可能です。
主に「リチウムイオン式」や「ニッケル式」などのモバイルバッテリーが流通しており、これらの種類は自治体でゴミとして廃棄することができません。
しかし「乾電池式」のモバイルバッテリーであれば、乾電池に分別をすることで燃えないゴミとして自治体での廃棄が可能となります。
モバイルバッテリーの仕様によって廃棄の方法が異なるため、不要となった際には、どの仕様のものかを確認しましょう。
自治体で廃棄できないモバイルバッテリーの処分方法
「リチウムイオン式」や「ニッケル式」のモバイルバッテリーの場合、発火し火災する恐れがあるため自治体での可燃ごみや不燃ごみとして回収することはできません。
自治体で廃棄できない場合のでモバイルバッテリーの処分方法は、以下の2つです。ご自身の捨てやすい方法をご確認ください。
- リサイクル回収ボックスを利用する
- 携帯キャリアの店舗に相談する
リサイクル回収ボックスを利用する
モバイルバッテリーの一般的な処分方法として、家電量販店やホームセンターなどに設置されているリサイクル回収ボックスを利用して処分することができます。
その他にも「一般社団法人JBRC」の協力店舗や協力自治体でも、JBRCのリサイクル回収ボックスが設置されています。
リサイクル回収ボックスを利用する際は、モバイルバッテリーの金属部分にテープを巻くなどの絶縁も忘れずに行いましょう。
携帯キャリアの店舗に相談する
ご自身が契約しているスマートフォンや携帯電話キャリアの店舗に相談してみましょう。
不要なモバイルバッテリーの回収サービスを行なっている場合もあります。
モバイルバッテリーのリサイクル回収ボックスを探すよりも、スマートフォン・携帯電話キャリアの店舗の方が身近にある可能性があります。
ただし、スマートフォンや携帯電話キャリアの店舗でのモバイルバッテリーの回収は、店舗ごとのサービスになるので回収を希望する場合はまず問い合わせてみましょう。
ご自身が廃棄しやすい方法で安全に廃棄してください。