お風呂の椅子(バスチェア)は何ゴミ?簡単な処分方法から費用まで徹底解説
Aさん
お風呂の椅子(バスチェア)は、プラスチック製やステンレス製であったり、座る部分がウレタンであったり、通常の椅子とは違うため、処分に悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、お風呂の椅子の処分方法について詳しく解説します。
目次
お風呂の椅子をゴミに出す前に確認すべきこと
お風呂の椅子は消耗品なので、カビが生えてきたり割れてしまったりした場合は、買い替えることになります。いざ捨てるとなると、どうやって捨てるのが正しいのか、悩んでしまうものです。
ゴミ袋には入る大きさなので、普通に捨てても良いと思ってしまいがちですが、本当に通常のゴミで処分しても良いのでしょうか。本記事では、意外と知られていないお風呂の椅子の処分方法を詳しく解説します。
エコ助っ人スタッフ
お風呂の椅子の素材別で分別
お風呂の椅子を処分する際、はじめに確認しなければならないのは、お風呂の椅子の素材です。お風呂の椅子と一概に言っても、素材はさまざまで、ざっと挙げただけでも木・アクリル・プラスチック・ポリプロピレンと多くの素材でお風呂の椅子は作られています。
分別する際には、細かく分ける必要はなく、木でできているか、プラスチックでできているかの2択になるでしょう。木の素材ならば、燃えるゴミとして処分できる自治体もあります。
プラスチックであれば、不燃ゴミとして処分することになる地域がほとんどですが、自治体によっては可燃ゴミとして廃棄可能なところもあるので、素材の確認とあわせてお風呂の椅子がどのゴミに分類するのかを確認しましょう。
サイズによってはお風呂の椅子は粗大ゴミになる
お風呂の椅子に関して、素材と廃棄方法を確認することは必須ですが、注意しなければならないのがお風呂の椅子の大きさです。お風呂の椅子は素材だけではなく大きさもまちまちで、サイズによっては粗大ゴミ扱いになってしまう可能性があります。
粗大ゴミになるかどうかは、ゴミのサイズによって決められていることがほとんどですが、地域によっては指定ゴミ袋に入らないものが粗大ゴミ扱いとなるところもあります。家庭用のお風呂の椅子であれば、明らかに大きいものでない限りは粗大ゴミ扱いになることはないでしょう。
気になるようであれば、住んでいる市区町村の担当課で質問するのが無難です。
お風呂の椅子をゴミとして処分する方法
下記からは、お風呂の椅子をゴミとして処分する具体的な方法について解説します。大きく分けると自治体の決まりに則って処分する方法と、自治体以外の方法で処分する方法の2パターンです。
自治体を活用する方法については、具体的な自治体名を挙げて紹介していきます。
- 自治体の「可燃ゴミ」として処分する
- 自治体の「不燃ゴミ」として処分する
- 自治体の「粗大ゴミ」として処分する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
自治体の「可燃ゴミ」として処分する
1つ目は自治体の「可燃ゴミ」として捨てる方法です。可燃ゴミは収集する頻度も多いので、可能であれば可燃ゴミとして処分するのがベストでしょう。
先ほども触れた通り、お風呂の椅子が可燃ゴミに該当するかは自治体によって異なるので、自分が住んでいる市区町村のゴミ分別のルールに従ってください。全国の自治体のうち、お風呂の椅子が粗大ゴミ扱いとなっている地域の1つに大阪市があるので、大阪市ではどのようにお風呂の椅子をゴミとして処分するかも紹介します。
大阪市では、お風呂の椅子は「普通ゴミ」扱いとなっていて、収集日は地域によりますが「普通ゴミ」は週2回収集、中身の見えるゴミ袋に入れて収集日の9時までに出すようにしてください。ただし、1辺30センチまたは径が30センチを超えるものは、粗大ゴミ扱いとなるので処分方法が異なります。
自治体の「不燃ゴミ」として処分する
続いては、お風呂の椅子を「不燃ゴミ」扱いとして処分する自治体の一例を紹介します。神奈川県大磯町では、お風呂の椅子は不燃ゴミとして処分すると定められており、不燃ゴミは月2回収集しています。
収集日は、地域によって異なるのでそれぞれの地域で確認してください。不燃ゴミは「不燃ゴミ収集容器となっているオレンジ色のカゴに入れるように」とホームページに記載されています。
基本的に大きな都市では、お風呂の椅子は可燃ゴミとして廃棄することが可能となっており、町や村になると不燃ゴミ扱いになるケースが多いといった印象です。
自治体の「粗大ゴミ」として処分する
通常の家庭で使われる1人用のお風呂の椅子を「粗大ゴミ」として処分しなければならない自治体は、ほとんどありません。自治体によっては、大きさの制限を設けているところもあるので、それぞれの地域で制限されている大きさを確認してください。
兵庫県掛川市を一例として取り上げると、加古川市では1人用のお風呂の椅子は「燃やすゴミ」として処分可能ですが、介護用の椅子は「粗大ゴミ」として処分すると定められています。加古川市では、粗大ゴミの収集は戸別有料収集のみとなっていて、事前に電話・FAX・インターネットから収集日を予約が可能です。
粗大ゴミ収集処理券を購入して貼り付け、当日に自宅前の収集場所に出すことで回収してもらえます。
不用品回収業者に処分を依頼する
自治体以外でお風呂の椅子を処分する方法として、真っ先に思い浮かぶのが不用品回収業者に回収を依頼して、自宅まで引き取りに来てもらうという方法です。お風呂の椅子は、通常ゴミとして処分できるのであればそれほど手間はかかりませんが、通常ゴミで処分できない大きなものは「粗大ゴミ」として処分しなければならないので、かなり手間がかかります。
不用品回収業者に依頼すれば、何もしなくても業者が自宅まで取りに来てくれるので、とても楽です。ただし、その分回収費用は自治体の粗大ゴミ収集よりも、高額となります。
お風呂の椅子をリユースにより処分する方法
お風呂の椅子はゴミとして廃棄するだけではなく、リユースによって必要としている人に引き渡すことや、売却することでも処分することが可能です。リユースによって処分する方法で考えられるのは、以下の5つです。
それぞれの手段について詳しく解説するので、ゴミによる廃棄以外で処分できないか検討してみてください。
- フリマアプリに出品する
- ジモティーを活用して欲しい人を探す
- リサイクルショップに持ち込む
- 友人や知人に譲る
- お風呂以外の場所で使う
フリマアプリに出品する
フリマアプリまたは、ネットオークションに出品することは手間がかかりますが、使わなくなったものを処分できるうえに収入が得られるというのは大きなメリットといえます。ただし、お風呂の椅子に関しては、どんなに美品でも1度でも使用したものは、ほぼ買い手がつかないでしょう。
買い取ってもらえる条件としては「限定品など希少性が高いもの」「人気キャラクターがデザインされているもの」「乳幼児向け」に限定されます。条件などを考慮すると、フリマアプリなどで売ることはあまり現実的ではないというのが実情です。
ジモティーを活用し自宅付近で欲しい人を探す
ジモティーは、物品を処分しようとしている人と、欲しいものがある人とを結ぶサイトです。ジモティーを活用することで不要なものを処分できるのみならず、必要な人に使ってもらえることで、ゴミの削減になります。
はじめに、不要なお風呂の椅子をジモティーに写真と説明文を添えてアップします。サイトを見て欲しいと思った人から連絡が来たら、引き渡す日を決めてお風呂の椅子を相手に渡せば完了です。
リサイクルショップに持ち込む
フリマアプリよりもお手軽にお風呂の椅子を売りたいのであれば、リサイクルショップに持ち込むと良いでしょう。ただし、フリマアプリの時と同様に買い取ってもらえるのは、美品でしかも未使用のものに限られます。
さらに、クレームやトラブルが発生するとお店にとっては甚大なダメージになるため、品質チェックはかなりシビアです。フリマアプリと同様、あまり現実的な手ではないと思っておいたほうが良さそうです。
友人や知人にゆずる
フリマアプリやリサイクルショップで売れず、ジモティーでも引き取り手がないようなお風呂の椅子でも、友人や知人になら引き取ってもらえる可能性があります。たとえば、近々引っ越しを検討している友人や知人がいるのであれば、お風呂の椅子を購入する可能性も高いので、一度話を持ちかけてみてはどうでしょうか。
相手が必要としている場合は問題ありませんが、相手が要らないと言っているのに無理やり渡そうとはしないよう注意しましょう。
お風呂場以外の場所で使う
売ったり譲ったりできないような状態のものであれば、お風呂場以外の場所で使えないか検討してみましょう。お風呂の椅子は水回りで使用するので、水に強くさらに耐久性も高いです。
たとえば、屋外で作業をする際の椅子代わりに使えば、見た目が汚れてしまっていたとしても、まだまだ使えます。お風呂の椅子に限らず、本来の用途以外で使えないかを常に考えるようにすると、ゴミの削減に繋がります。
お風呂の椅子の処分にかかる費用相場はいくらぐらい?
使わなくなったお風呂の椅子をゴミとして、またはリユースして処分する方法は上記で説明した通りです。処分方法のうち、ゴミとして処分する場合は処分方法に応じて処分費用が発生する場合があります。
下記の表は、自治体で普通ゴミとして処分する場合、粗大ゴミとして処分する場合、そして不用品回収業者に回収を依頼する場合、それぞれかかる費用です。ぜひ、参考にしてみてください。
自治体の可燃・不燃ゴミとして処分する | 無料 |
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自治体の粗大ゴミとして処分する | 200円~ |
不用品回収業者を利用する | 500円~ |
エコ助っ人スタッフ
お風呂の椅子を簡単に処分したいときは不用品回収業者の利用がおすすめ
お風呂の椅子の簡単にかつ、手早く処分したいのであれば、不用品回収業者を利用するのが1番です。不用品回収業者は電話で連絡さえすれば、あとは何もしなくても業者が自宅まで来てお風呂の椅子を回収してくれます。
お風呂の椅子の処分は「ECO助っ人」へおまかせ!
当社では自治体では回収できないような不用品でも喜んで回収させていただきます。もちろんお風呂の椅子も回収しますので、お気軽にご連絡ください。
海外で独自の売買ルートを確保しており、できるだけ使えるものは再利用することをモットーとしています。回収の際に買取できるかどうかを調べ、買い取れるものは率先して買い取らせていただいております。
その結果、お客様の費用のご負担を最小限に抑えることに成功しており、業界最安値で回収作業を実施しています。
おすすめポイント | 業界最安値で回収します |
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料金 | Sパック9,800円 |
営業時間 | 365日24時間対応 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-773-063 |
公式サイト | https://eco-suketto.jp/ |
お風呂用椅子の処分を依頼する業者を選定するポイント
お風呂の椅子を不用品回収業者に回収してもらう際に、注意しなければならないことが一つあります。不用品回収業者を名乗る「悪徳業者の存在」です。
不用品回収業者を語る悪徳業者による被害は、近年大きな問題となっていて、決して他人事ではありません。下記では、優良な業者を選定するポイントを3つ紹介するので、業者選びの際にぜひ活用してみてください。
- 【ポイント1】自分の希望するサービスがある業者
- 【ポイント2】無許可営業の業者には依頼しない
- 【ポイント3】口コミや評判もチェックしておく
【ポイント1】自分の希望するサービスがある業者
一概に不用品回収業者といっても、サービス内容はさまざまです。不用品回収業者の中には、近所を周回して宣伝しているところもありますが、依頼する業者は事前に決めておくことをおすすめします。
ホームページの内容を隅々まで確認し、自分が希望するサービスを提供してくれる業者に依頼しましょう。たとえば、お風呂の椅子だけを引き取ってほしいのならば、1品だけから引き取ってくれる業者を探す必要があります。
【ポイント2】無許可営業の業者には依頼しない
優良な不用品回収業者は、必ず自治体から営業許可をもらって営業しています。どれだけ回収費用が他社よりやすかったとしても、無許可営業が疑われる不用品回収業者には依頼しないようにしてください。
自治体から許可をもらっている不用品回収業者は「一般廃棄物勝利業許可証」を所有しています。許可証の有無で判断するのが、最も無難です。
「軽トラで街中を周回して宣伝している」「空き地で不用品回収をしている」「無料回収を謳っている」この3つのうち、どれか一つでも該当するならば無許可営業である可能性が高いので、依頼しないほうが良いでしょう。無料回収と聞くとついつい依頼したくなりますが、無料で不用品を回収してもらえるという虫の良い話はありません。
【ポイント3】口コミや評判もチェックしておく
依頼をする業者の目星がついたら、念のため実際に利用した人の口コミや評判をチェックしましょう。ただし、口コミをチェックするときに不用品回収業者のホームページに掲載されている口コミは、参考になりません。
公式サイトの口コミは基本的に良い口コミしか載せないので、本来の評価とはかけ離れている可能性があります。口コミを見るならGoogleマップの口コミを見るのが無難でしょう。
星4以上の評価ならば、優良な不用品回収業者と判断して間違いありません。
お風呂の椅子を処分する際の気になる疑問に回答
以上、お風呂の椅子を処分する方法について解説してきましたが、解説した内容以外で気になることが出てくることもあるでしょう。すべての疑問を解消することは難しいですが、「赤ちゃん用バスチェアの処分方法」と「お風呂の椅子と風呂桶を一緒に処分するときの方法」について追加で解説します。
【疑問1】赤ちゃん用のバスチェアの処分方法は?
赤ちゃん用バスチェアの処分方法についてですが、赤ちゃん用バスチェアは一般のお風呂の椅子よりも小さいので、ほとんどが「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」で廃棄可能でしょう。また、赤ちゃん用品は使える期間が短いため、美品であれば、ジモティーなどで引き取ってもらえたり、フリマアプリなどで売却できる可能性が高いです。
【疑問2】お風呂の椅子と一緒に、お風呂用の桶を処分したいときは?
お風呂用の桶の処分方法ですが、使用されている素材はほとんどお風呂の椅子とほぼ同じです。お風呂の桶は椅子よりも小さいので、「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」で廃棄して問題ありません。
ただし、両方一度に廃棄するとなるとそれなりの大きさとなってしまうので、まとめて処分するのであれば不用品回収業者に回収を依頼することをおすすめします。
【まとめ】状況に合わせてお風呂の椅子は処分しよう
お風呂の椅子は、ほとんどの自治体で「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」で処分することができます。どちらに当てはまるかは自分が住んでいる市区町村のホームページで確認しましょう。
ただし、介護用など大きなものは「粗大ゴミ」扱いとなります。ゴミとして処分する以外には、ジモティー・フリマアプリ・リサイクルショップ・友人や知人に譲る・お風呂場以外で使うといった方法があります。
状況に応じて、最善の方法で処分するようにしましょう。