洗濯機の処分方法7選|安い処分方法や無料回収は出来るのかについても併せて解説
古くなった洗濯機を手放して、新しい洗濯機を購入したいと思ったとき、悩むことになるのは今使っている洗濯機の処分方法。
普通の家庭ごみと違うことから、処分方法に悩む人は多いようです。
Aさん
Bさん
今回の記事を読むことで、これらの疑問はすべて解消します。
- 洗濯機の処分方法
- 洗濯機の処分費用
- 処分を依頼するときの注意点
- 洗濯機を処分する前にやっておくべきこと
古くなった洗濯機だけでなく、壊れてしまった洗濯機の処分方法についても解説。
洗濯機を処分するときにかかってくる費用や、それぞれの処分方法の手間や負担を幅広くまとめました。
洗濯機の処分に困っている人にとって、必ず役に立つ情報が見つかります。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
この記事を監修いただいた専門家
安心して笑顔で暮らせる空間作りのサポートをする企業、おうちスタイル札幌の代表。
整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、住宅収納スペシャリスト認定講師、ルームスタイリスト1級、宅建士を始めとして10の資格を保有する片づけのスペシャリスト。
不動産会社に勤務しながら2010年より、整理収納アドバイザーの活動を始める。現在は「個人のお客様には訪問お片づけサービス・セミナーの提供、企業様には、モデルハウスの間取りや収納の提案」をしている。
(*コンテンツ執筆にご協力いただいております。弊社及び当サービスとは無関係です。)
洗濯機は家電リサイクル法に該当する粗大ゴミ
洗濯機は家電リサイクル法に該当する粗大ごみです。そのため普通のゴミとは異なり処分する際にはリサイクル料金が別途必要となります。
簡単に言うと、家電製品の中からまだ使える部品を回収しリサイクルする法律です。リサイクル料金は洗濯機の所有者が支払う義務があります。洗濯機だけでなく、冷蔵庫やテレビ、エアコンなども家電リサイクル法に該当する家電製品です。
処分方法によってはこのリサイクル料金以外に、洗濯機を収集して運搬してもらう収集運搬費もかかってきます。
要するに洗濯機は、普通の家庭ごみとは異なり処分するときに費用がかかりやすいのです。
洗濯機を処分する方法7選
洗濯機はさまざまな方法で処分することが可能です。
前述した通り、処分する方法によって費用や手間が異なってきます。
自分にとって負担の少ない方法を選ぶことが、洗濯機の処分では重要と言えるでしょう。
- 処分方法①買い替えの際に引き取ってもらう
- 処分方法②自治体の戸別回収を利用する
- 処分方法③自治体が指定する処分場に直接持ち込む
- 処分方法④リサイクルショップに売る
- 処分方法⑤不用品回収業者に依頼する
- 処分方法⑥メルカリやヤフオクに出品する
- 処分方法⑦ジモティーで譲り先を探す
今回の記事では、上記7つの方法を紹介します。
米村さん
①は処分方法も明確でわかりやすいようです。
逆に②のパターンは重量があるため運搬方法に時間と料金が必要になりますね。
洗濯機選びの段階でのリサーチが先手必勝の傾向にあるようです。
処分方法①買い替えの際に引き取ってもらう
1つ目は、新しい洗濯機を購入するタイミングで、店舗に引き取ってもらう方法です。
エコ助っ人スタッフ
店舗は洗濯機を購入した客が古いものの引き取りを希望した場合、その要望に従う必要があるので、処分を断られるという心配はありません。
それどころか新しく購入する洗濯機の値引きをしてもらえたり、店舗で使えるポイントを付与してもらえたり、特典も期待できます。
ただし特典の内容やリサイクル料金は、店舗によって異なることは覚えておきましょう。
処分方法②自治体の戸別回収を利用する
自治体の個別回収を利用して、洗濯機を処分する方法もあります。
他の処分方法と比べると、費用がかかりづらいことから、この方法を選ぶ人は少なくありません。
ただし洗濯機を回収してもらうまでの手順が煩雑に感じやすいです。慣れていないと負担の大きな作業となるかもしれません。
また回収までの時間がかかることもデメリットの1つ。
洗濯機が実際に回収されるまで、1週間から1ヵ月かかることもあります。急いで処分したいときには早めに依頼するか、別の処分方法を検討するのがおすすめです。
処分方法③自治体が指定する処分場に直接持ち込む
処分方法②に関連して、自治体指定の処分場に、廃棄する洗濯機を直接持ち込む方法もあります。
自動車などの運搬手段がないと難しい方法ですが、なるべく費用をかけず、なおかつ早急に処分したい場合にはおすすめです。
もしこの方法で洗濯機を処分するのであれば、土日や祝日は持ち込みできない処分場もあることには注意。
心配な人は、事前に自治体のホームページなどからチェックしておくと確実です。
処分方法④リサイクルショップに売る
洗濯機の状態が良ければ、リサイクルショップに売るのも手段の1つです。
この方法であれば、処分に費用がかかるどころか利益が出る点がメリットと言えます。
自宅への出張サービスを行っているリサイクルショップであれば、持ち込みの負担もないので一石二鳥。
もし処分を急がないのであれば、3月頃に売るのがおすすめです。
引っ越しシーズンで洗濯機の需要も高まるため、売値が上がりやすいでしょう。
処分方法⑤不用品回収業者に依頼する
簡単に洗濯機を処分したい人には、不用品回収業者に依頼するのが向いています。
自治体に依頼するよりも回収までの手間が少なく、仮に洗濯機が破損していても引き取ってもらえる点がメリット。
リサイクル料金も気にする必要がないのですが、不用品回収業者への回収費が必要となります。
ほとんどの業者が1品だけで依頼すると割高となります。ですので洗濯機以外にも複数の処分品がある場合は、お得に利用できるでしょう。
処分方法⑥メルカリやヤフオクに出品する
フリマアプリ「メルカリ」やネットオークション「ヤフオク」などに出品し、買い手を探すことも有効な処分方法の1つ。
需要のある洗濯機であれば、リサイクルショップで売るよりも利益が大きくなりやすいです。
たとえば製造されてからあまり年月の経っていない洗濯機は、高額の出品でも売れやすい傾向があります。
エコ助っ人スタッフ
気をつけるべきポイントとしては、買い手の居住地によっては、洗濯機の送料が高額になる可能性があります。
安く売ってしまうと損失になることもあるので注意が必要です。
米村さん
メルカリやヤフオクを使うメリットとデメリットの両方を事前に確認してみることをお勧めします。
処分方法⑦ジモティーで譲り先を探す
フリマアプリではありませんが「ジモティ」というサービスも洗濯機の処分に向いています。
自分の生活で不要になった家具や電化製品などを、近所で「欲しい」と希望する人に無料で譲ることができるサービスです
洗濯機に多少の痛みがあっても、「無料ならほしい」という人は多いです。
リサイクルショップやメルカリなどに出品して売却ができなかった場合に、ジモティを試してみるのがいいでしょう。
譲る相手と直接やりとりをすることになるため、洗濯機の情報は正確に伝えることがトラブル回避のポイントとなってきます。
壊れた洗濯機を無料回収してもらうことは出来る?
壊れてしまった洗濯機は、売却も人に譲ることもできません。
Bさん
このような希望を持っている人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、壊れた洗濯機を無料で回収してもらうのは難しいです。
調べたところ、一部の自治体で洗濯機の無料回収を行っていました。しかし正常に動作することや痛みが少ないことが条件となっており、やはり無料での回収は厳しいようです。
ですので壊れてしまった洗濯機を回収してもらう場合、なるべく費用や手間のかからない方法を探すこととなります。
洗濯機の処分費用をご紹介
では次に、洗濯機を処分した際にかかってくる費用について、紹介します。
前述した通り、洗濯機の処分には家電リサイクル法によるリサイクル料金というものが、収集運搬費と合わせて必要となってきます。
処分費用を請求されたときに「想定外の金額だった」とならないためにも、事前にどのくらいの出費となるのか把握しておきましょう。
- ヤマダ電機で洗濯機を処分してもらう場合の費用
- ケーズデンキで洗濯機を処分してもらう場合の費用
- 不用品回収業者に洗濯機を処分してもらう場合の費用
- 自治体に洗濯機を処分してもらう場合の費用
では、1つずつ解説していきます。
ヤマダ電機で洗濯機を処分してもらう場合の費用
まずはヤマダ電機で洗濯機を処分した場合、リサイクル料金と収集運搬費がそれぞれ費用としてかかります。
ヤマダ電機の場合、洗濯機のメーカーによってリサイクル料金は異なってきます。
たとえばシャープやパナソニック、東芝や日立、富士通などのメーカーだと、費用は2.530円(税込み)です。
またNECや三洋ハイアール、東邦ガスなどのメーカーだと、費用は3.372円(税込み)。
そしてヤマダ電機製品であれば、費用は2.805円(税込み)となっています。
2022年7月現在の価格です。メーカーごとの詳しい費用に関しては、ヤマダ電機のホームページ「家電リサイクル回収のお申込について」から確認しましょう。
収集運搬費としては、メーカーに関わらず1.210円(税込み)となります。
まずは処分する洗濯機のメーカーを確認してみてください。
安く処分できそうなら、ヤマダ電機で処分を依頼するのがおすすめです。
ケーズデンキで洗濯機を処分してもらう場合の費用
続いてケーズデンキにて洗濯機を処分する場合。こちらもヤマダ電機同様、リサイクル料金と収集運搬費がそれぞれ費用としてかかってきます。
ケーズデンキの場合は、洗濯機の状態やメーカーなどにかかわらず、リサイクル料金は一律です。
家電の種類で料金は異なっており、洗濯機の場合は2.530円(税込み)となっています。
収集運搬費も同様に1.650円(税込み)で固定です。
2022年7月現在の価格です。洗濯機以外の費用を知りたい人は、インターネットの「ケーズデンキオンラインショップ」からリサイクル料金を確認してみてください。
費用を安くすることができない点はデメリットかもしれませんが、料金システムが明瞭なためケーズデンキで洗濯機を処分する人は少なくありません。
不用品回収業者に洗濯機を処分してもらう場合の費用
不用品回収業者に洗濯機の処分を依頼する場合、リサイクル料金はかかりませんが業者への収集運搬費が発生します。
家電量販店や自治体などと違い、業者によって料金システムが大きく異なることが特徴です。
エコ助っ人スタッフ
一般的な不用品回収業者の費用相場としては、5.000~10.000円ほどと言われています。
単品回収に力を入れている業者は、洗濯機1つの回収でも費用がかさみづらい傾向にあるようです。
料金システムをわざと不明瞭にして、高額な費用を請求する悪質な業者も存在します。不用品回収業者を利用して洗濯機を処分する場合は、、「無料」などのお得なワードから安易に依頼先を選定しないよう気をつけましょう。
自治体に洗濯機を処分してもらう場合の費用
自治体に洗濯機の処分を依頼する場合、所属する自治体によりますが、相場としては約3.000円の費用がかかります。
単純な値段で言うと、不用品回収業者や家電量販店に処分を依頼するよりも安い点はメリット。
しかし家電リサイクル券の購入や自宅から洗濯機の持ち出し、郵便局で払い込みを行うなど工程が多いため、時間的なコストはかかりやすい方法です。
洗濯機を処分する前にやっておくべきこと
洗濯機を処分することが決まった場合に、必ずやっておくべきことを紹介します。
- 溜まっている洗濯物を洗濯する
- 洗濯機の水抜きをしておく
- 洗濯機の水栓を閉める
- スムーズに搬出する準備を進める
洗濯機を処分すると、新しい洗濯機が届くまで自宅で洗濯をすることができません。
近隣のクリーニング店を利用するつもりがなければ、事前に洗濯を済ませておきます。
またすぐに運び出しができるよう、搬出の準備を進めておきましょう。
搬出時に余計なトラブルが発生しないよう、洗濯機の水抜きや水栓を閉じておきます。
特に売ったり譲ったりするつもりなら、傷がつかないよう梱包の用意もあると安心です。
米村さん
洗濯機の水抜きができいないことで移動中に他の荷物などを汚してしまい補償問題になる場合も想定されます。
事前に取扱説明書の注意事項を確認もしておきましょう。
洗濯機を処分してくれるおすすめの不用品回収業者
繰り返しになりますが、中には高額な費用を請求してくる業者が存在します。
そこで最後に、おすすめの不用品回収業者「エコ助っ人」の紹介です。
エコ助っ人|当日回収可能
すぐに洗濯機を回収してもらいたい人は、エコ助っ人をご利用ください。
回収の予約を入れてから、業者が駆けつけてくれまで最短即日。
新しい洗濯機が届く前に、今ある洗濯機を早く処分したいときなどに重宝するでしょう。
また不用品回収業者によっては単品での回収をしていないことも多いです。
エコ助っ人では、洗濯機のみでも回収が可能。さらに他の業者よりも費用がかかるようであれば、値下げの交渉にもできる限り応じてくれます。
まずは気軽に、無料の見積もりだけでも取ってみましょう。
監修者の感想
米村さん
10年使ってどうするか?を事前にイメージするといいでしょう。
一昔前は関東圏と関西圏では家電の周波数が違うなど家電アルアルが・・・古い商品を譲り受ける場合はご注意を。
商品にインパータと記載のある商品は対応可。
家電は皆さんの家事を担ってくれる暮らしのパートナー。
メンテナンスで長く使える工夫をするなど愛情を持って使いたいですね。