ビデオテープの正しい捨て方7選|事前処理やデータの移行方法も併せて徹底解説!
Aさん
今の時代ではDVDやBlu-rayディスクが主流となり、ビデオテープを使用する機会が少なくなりました。しかし、荷物を処分していると映画を録画したビデオテープや子どもの成長記録を撮影したビデオテープなどが出てきてどのように処分するべきか困っている方もいるでしょう。
そこで、今回の記事ではビデオテープの捨て方を7つご紹介します。また、大切なビデオテープのデータを保存したい方や、データを消去してから処分したい方に向けて、処分前のアイデアも解説します。
これからビデオテープを捨てようと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
【処分する前に知りたい】ビデオテープの寿命は?
ビデオテープの寿命は約30年と言われています。データ自体が劣化するのではなく、データを記録しているテープ自体が傷んでしまうことによりデータが破損してしまうのです。
そのため「大人になってから実家の荷物を整理していた」という場合は、かなり劣化が進んでいる可能性があります。劣化が進むと大事なビデオテープのデータが閲覧できなくなるので、データを残したいのであれば早めに対処が必要です。
懐かしいビデオテープは残してしまいがちですが、見られないビデオテープを保管していても意味がないので、不要な場合は捨てるとよいでしょう。残しておきたい記録のビデオテープは、保管方法が別途ありますので後ほど紹介します。
ビデオテープの正しい捨て方7選
意外と整理していて多くあって処理に困るビデオテープですが、ビデオテープはどのように処分できるのでしょうか。地球環境のためにも不用なものは正しい方法で処分しなければなりません。
ビデオテープの正しい捨て方について7つ紹介しますので、それぞれ確認していきましょう。
- 自治体で不燃ごみとして捨てる
- 自治体のごみ処理施設に持ち込む
- リサイクルショップやメルカリで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
- ネットオークションに出品する
【処分方法①】自治体で不燃ごみとして捨てる
まずは、自治体のごみの回収で処分する方法です。ビデオテープは自治体によって不燃ごみやプラスチックごみ、資源ごみなどそれぞれ分別方法が異なるため、各自治体のホームページを確認するとよいでしょう。
例えば、東京都渋谷区では不燃ごみとして扱われ、京都府京都市では資源ごみとして扱われます。基本的には無料で処分できる地域がほとんどですが、有料での処分となる地域もあります。
処分方法も、テープのみ可燃ごみ、外側は不燃ごみと分別が必要な地域もあるので、ご自身の自治体がどのような処理区分となっているか必ず確認しましょう。また、資源ごみとして拠点回収を行なっている場合など、一度に処分できる本数が限られていることがあるので注意が必要です。
【処分方法②】自治体のごみ処理施設に持ち込む
不燃ごみや可燃ごみとして捨てる場合は自宅前のごみ置き場に出す必要がありますが、大量のごみだと近隣の方に迷惑がかかる可能性があります。大量のビデオテープを一気に処分したい場合は、自治体のごみ処理場に持ち込む方法がおすすめです。
ごみ処理場で捨てる場合は、粗大ごみとして扱われるので、事前に自治体へ申請をしてごみ処理券を購入しておく必要があります。ただし、自治体によっては手続きが異なる可能性があるので、事前にお住まいの自治体へ確認するとよいでしょう。
エコ助っ人スタッフ
【処分方法③】リサイクルショップやメルカリで売却する
昔の映画などを録画しているビデオテープの場合、希少価値が高い映画であったりテープの状態がよかったりすれば、リサイクルショップやメルカリで売却できる可能性があります。また、新品未使用のビデオテープも該当する場合があります。
ただし、VHSと呼ばれる規格のビデオテープのみが該当します。基本的にベータマックスと呼ばれる規格のテープは売れにくいのであらかじめ確認しておきましょう。
リサイクルショップやメルカリで売却するデメリットは、手数料が引かれる点や、やりとりの手間、そして売れるまで保管しておかなければいけない点です。相場より高く値段を設定すると売れない可能性もあるので、普段から売却に慣れている方におすすめの方法です。
【処分方法④】不用品回収業者に依頼する
ビデオテープが大量にあって処分が大変な方や手続きが面倒な方は、不用品回収業者に依頼する方法をおすすめします。不用品回収業者なら、大量のビデオテープを一気に処分でき、さらに他の家具や家電をまとめて処分することも可能です。
引っ越しに向けて急ぎで処分したい際にも、最短即日で見積もりに来てくれる業者がほとんどです。ただし、不用品回収では悪質な業者もいるので注意が必要です。
信頼できる業者かを見極めるポイントは、見積もりの内訳が明瞭かや、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者であるかなどです。見積もりは複数の業者に依頼して、相場を把握することも大事です。
エコ助っ人スタッフ
【処分方法⑤】ネットオークションに出品する
リサイクルショップやメルカリでの内容と同じく、希少価値の高いビデオテープであればオークションで売却できる可能性があります。昔のアイドルの映像や、昔のテレビ録画など、現在あまり流通していないテープであれば希少価値が高いかもしれません。
同じようなビデオテープが売却されているか、高値で取引されているかなど確認してみるとよいでしょう。オークションでは売上から手数料や送料などが引かれるので、赤字にならないように注意が必要です。
売却する際は有名なヤフーオークションやモバオクだと比較的安心して取引できるでしょう。
ビデオテープのデータを保存できる?
ビデオテープの中には思い出のデータが含まれている場合もあるでしょう。そうとはいえ、ビデオテープはビデオデッキがないと再生ができないので、そのまま置いておいても閲覧しにくいのが現実です。
実は、ビデオテープのデータを別の形で保存できるのをご存じでしょうか。ビデオテープのデータを保存する方法は以下の2つです。
- 自分でDVDにダビングする
- 業者にダビングを依頼する
データを保存する方法①自分でDVDにダビングする
自分でDVDにダビングするには、ビデオデッキ・パソコン・ビデオキャプチャーの3つを用いて行います。簡単ではありますが、以下に方法を紹介します。
- ①パソコンとビデオキャプチャーを接続する
- ②パソコンに専用のソフトをダウンロードする
- ③ビデオデッキとビデオキャプチャーを接続する
- ④ビデオテープの映像をパソコンに取り込む
- ⑤パソコン内のデータからDVDにダビングする
なお、ビデオデッキにUSBを接続できるタイプであれば、パソコンを介さなくてもダビングが可能です。ビデオキャプチャーは15,000円くらいで購入できるので、必要な方は購入を検討してみましょう。
データを保存する方法②業者にダビングを依頼する
ビデオデッキを持っていない場合は、自分でダビングすることができません。自分で対応できない場合は、業者にダビングを依頼するとよいでしょう。
また、大量のビデオテープをダビングする手間を省きたい方にもおすすめです。ダビングを依頼できる業者は「カメラのキタムラ」や「富士フイルム」などがあります。
ダビングにかかる費用は1本あたり400~1,500円程度が相場です。ダビングだけでなく、破れた大事なビデオテープの補修などが可能な業者もあるので、残したいビデオテープの状態に合わせて選ぶとよいでしょう。
ビデオテープが大量にある場合は費用が気になるかもしれませんが、そのまま放置していると更に劣化が進み再生ができなくなってしまう恐れがあります。大事なテープの場合は検討してみることをおすすめします。
ビデオテープ内のデータを削除する方法
続いては、処分前にビデオテープ内のデータを削除する方法をご紹介します。処分方法によっては、個人情報流出を防ぐため事前のデータ削除が必須となります。
処分する予定がある方は参考にしてみてください。データの削除方法は以下2つとなります。
- 磁気テープを切る
- 強磁気でデータを見えなくする
磁気テープの切る
1つ目は磁気テープを切る方法です。ビデオテープはテープの部分に映像のデータが記録されているので、テープ自体を切ると再生ができなくなります。
ただし、1か所だけ切っても意味がありません。もし切った部分を繋げた場合再生が出来てしまうので、二度と繋げられないくらい細かく切る必要があります。
また、切ったテープをさらにクシャクシャに丸めたり、シュレッダーにかけたりする方法も有効です。切ったテープを小分けにして処分すれば悪用されることはないでしょう。
強磁気でデータを見えなくする
もう一つのデータ削除方法は、強磁気でデータを見えなくする方法です。ビデオテープの映像が記録されているテープ部分は、強力な磁気を与えると再生できなくなります。
強磁気でデータを削除するには、普通の磁石ではなく「ネオジウム磁石」と呼ばれる強力な磁石を使用してテープに数十分間近付けます。ネオジウム磁石は600~1,500円程度で手に入りますが、大量のテープに処理するにはかなりの時間がかかるでしょう。
ただし、テープを切断する方法とは違い、強磁気を用いた方法は全く映像が見えなくなるわけではありません。強磁気を用いた方法では、映像にノイズが入ることで見えにくくなります。
完全に見えないように削除したい場合はやはり切断する方法が有効でしょう。また、ビデオテープイレーサーという機械を使用すれば早くデータを削除できますが、機械の費用が高いので業者への依頼をおすすめします。
ビデオテープを捨てるときの注意点
- 個人情報は必ず削除
- ビデオテープが劣化する前に対処
- 1つのごみ袋に大量にビデオテープを詰めない
ビデオテープには映画などを録画していることも多いですが、ホームビデオなど個人情報が記録されていることもあるでしょう。必ずビデオテープのデータを削除してから処分を行います。
また、ビデオテープをメルカリやフリマサイトなどで売却したい場合は、ビデオテープの劣化にも気を付ける必要があります。ビデオテープの劣化が進むと、高値どころか売却すらできません。
少しでも早いうちに処分することをおすすめします。そして、ビデオテープを自治体でごみとして回収してもらう際は、ごみ袋に一気に詰めないよう注意が必要です。
1つのごみ袋に大量に詰めてしまうと、ビデオテープは角があるのでごみ袋を傷つけてしまう恐れがあります。ごみ袋も重くなってしまうので、ビデオテープをごみとして処分する場合はいくつかの袋に小分けして捨てるようにしましょう。
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家の整理をしていると古いビデオテープが出てくることがあります。大量のビデオテープをどのように捨てていいか困る方も多いのではないでしょうか。
ビデオテープの捨て方は、自治体でごみとして処分する方法、リサイクルショップ・ネットオークション・フリマアプリで売却する方法、不用品回収業者に依頼する方法があります。どの処分方法でも、個人情報流出を防ぐため事前にデータ消去が必須です。
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【まとめ】ビデオテープは事前処理を行い適切に処分しましょう
時代の流れとともに、かつてのビデオテープは役目を終えようとしているのかもしれません。しかし、今でも思い出のひとつとして大切に保管しているビデオテープもあるでしょう。
しかし、紹介したとおり時間の経過とともにデータが閲覧できなくなる恐れもあります。大切なビデオテープは、DVDなどにデータを移行しなるべく早めに処分しましょう。
遺品整理や、大掃除、断捨離などでビデオテープが大量にでてきた場合は、不用品回収業者に依頼すると簡単にまとめて処分できます。処分する前には、個人情報流出を防止するために適切な処理をおこなったうえで処分するようにしてください。