不要になった掃除機の処分方法|小型家電リサイクル法やおすすめの業者も紹介

壊れた掃除機を処分したいのに、捨て方が分からず困ったことはありませんか。
掃除機は、自治体によっても扱いがさまざまで捨て方がわかりにくい品目のひとつです。
掃除機の状態によっては捨てる方法以外にも、買取りしてもらったり必要な人に譲ってあげることもできます。
ここでは、使わなくなった掃除機を処分する方法について紹介します。
掃除機処分の前に知っておきたい小型家電リサイクル法についても紹介しますので参考にしていただければ幸いです。
目次
掃除機の寿命はどれぐらい?
掃除機はどのくらいの期間使えるのでしょうか。
2022年3月実施の内閣府消費動向調査によると、電気掃除機の平均使用年数は7.5年、買換え理由の65.4%が『故障』となっています。
また、掃除機部品は製造終了から6年を過ぎるとメーカーで部品生産終了となるので修理自体が難しくなります。
掃除機の寿命は、メーカーや使用環境、使用方法によっても変わるので一概にはいえませんが、多くの掃除機が7.5年で故障していることや6年で部品生産がなくなることを考えると、掃除機の寿命は6〜8年といえそうです。
掃除機を自治体で処分する方法
掃除機の捨て方は自治体ごとに決められているため、お住まいの地域によって処分の方法は違います。
自治体での処分方法は、大きく分けて不燃ごみと粗大ゴミのどちらかに分別して処分することになります。
掃除機を捨てる機会はあまりありませんので、正しく捨てたつもりでも自治体のルールが変わっていたために収集されなかったということもありえます。
必ずお住まいの地域の処分方法を確認してから捨てるようにしましょう。
- 不燃ゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
自治体で掃除機を処分する方法①不燃ゴミとして処分する
不燃ごみとして処分したいときは、掃除機の大きさを測り粗大ゴミではないことを確認しましょう。
自治体ごとに1辺の長さが30㎝以上、専用ゴミ袋に入らないものなど自治体によって粗大ゴミの基準が決められていますので、お住まいの自治体の基準を確認しましょう。
品目によっては、分解してゴミ袋に入れてはいけないなど細かく規定のある自治体もありますので、合わせて確認しておくとあとで困りませんよ。
バッテリー搭載の掃除機場合、バッテリーは外して家電量販店などの回収BOXに入れるようにしましょう。
基準に照らし合わせて掃除機が不燃ゴミだった場合は、不燃ごみ専用袋など自治体指定の袋に入れて不燃ごみの日に出すことができます。
地域差はありますが、不燃ゴミの回収は週に1回あるいは月に1回ありますので比較的処分しやすい方法です。
自治体で掃除機を処分する方法②粗大ゴミとして処分する
粗大ゴミ回収方法も自治体によって違うのですが、戸別回収と直接持ち込み回収の2つの回収方法を実施している自治体が多いです。
戸別回収は指定された日時や場所に粗大ごみを出しておくと、自治体の回収業者が回収に来てくれる処分方法で、直接持ち込みは清掃施設へ自分で粗大ごみ搬入する方法です。
粗大ゴミ戸別収集を利用する
一般的に自治体での粗大ゴミ戸別取集は、事前予約制となっています。
ネットか電話で収集日の予約をして掃除機を取りに来てもらいます。
料金は有料で粗大ゴミ処理券を自治体指定のお店で購入し掃除機に貼り、収集日の朝に指定の場所に出して完了です。
戸別収集のメリットは、比較的安価で粗大ゴミを回収してもらえることです。
粗大ごみの大きさにもよりますが、掃除機であればおよそ300~500円です。
デメリットは収集日は平日で予約してから収集まで時間がかかることです。
年末年始や引っ越しシーズンは混み合うことが多いので、申し込みから最低でも1~2週間は余裕をもって予定しておきましょう。
指定清掃施設などに自己搬入して処分する
粗大ごみを清掃施設やクリーンセンターなどに持ち込める自治体では、自分で直接搬入することで粗大ゴミを処分することができます。
料金は粗大ゴミごとに設定していたり、車計量で出口清算するなど自治体によって違いますのでお住まいの自治体ホームページで確認しましょう。
直接搬入も戸別収集と同じで費用が抑えられるというメリットがあります。
ただし自分で粗大ゴミを施設まで運ぶ必要がありますので、車があって平日に運ぶ時間が取れる方にむいているかもしれません。
自治体で粗大ゴミを処分する方法はお住まいの自治体によって異なります。必ずご自身が住んでいる自治体の粗大ゴミ処分方法を確認し、正しい方法で処分してください。
掃除機は家電リサイクル対象商品?
掃除機は『小型家電リサイクル法』の対象品目です。
小型家電リサイクル法は、正式名称を『使用済小型家電機器等の再資源化の促進に関する法律』といい、小型家電の部品の再資源化のために2013年4月に施行されました。
テレビ、エアコンなどが対象となる家電リサイクル法と比べると、処分方法ははっきり決まっておらず、自治体ごと判断で処分方法を決めています。
そのため、小型家電リサイクル法は義務型の家電リサイクル法に対して任意参加の促進型とも言われています。
掃除機を自治体以外で処分する7つの方法
掃除機は自治体で処分する以外にも、処分方法があります。
処分する掃除機は、古くなって使えなくなった掃除機に限りません。
まだ使えるけど必要なくなったので処分したい、購入した掃除機が想定していたサイズと違い部屋に置けないなど掃除機を処分したい理由は様々です。
掃除機の状態や年式によっては、買取してもらうこともできます。
- 不用品回収業者に処分してもらう
- 家電量販店に回収してもらう
- フリマアプリやオークションサイトに出品する
- リユースショップに買取してもらう
- ジモティーや地域の掲示板などで欲しい人を探し譲る
- 友人や知人に譲る
- 買い替えの場合は下取りしてもらう
処分方法①不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者は不用品や粗大ゴミを家まで回収にきてくれる業者のことを指します。
大量の不用品をまとめて回収してくれるので、引っ越しや部屋の片づけででた大量の不用品・粗大ゴミなど、掃除機以外にも処分したい品があればどんなものでも掃除機と一緒に回収をお願いできます。
買取サービスを実施している業者では、不用品の中から買取できる品目を買い取ってくれるので、その分回収費用が安く済みますよ。
処分方法②家電量販店に回収してもらう
家電量販店では古くなった掃除機の回収をしてくれます。
掃除機は小型家電リサイクル法対象品目になっているので、リサイクル回収をしている家電量販店も多いです。
リサイクル回収は有料となり引き取り価格550~4,400円が目安ですが、買い替えによる引き取りの場合だと無料で引き取ってくれる場合もあります。
回収は店頭持ち込みのお店が多いですが、出張引き取りしてくれる家電量販店もあります。
その際は別途出張費用が掛かりますので、回収に来てもらう前に店舗に直接確認しておきましょう。
処分方法③フリマアプリやオークションサイトに出品する
フリマアプリやオークションサイトを利用する方法もあります。
自分で値段を決めて出品できるので、人気のメーカーや新しい掃除機であれば高値で売れることもあります。
購入者とのやり取り、梱包・配送作業は自分ですることになりますので、時間に余裕のある方に向いているでしょう。
フリマアプリに出品するときは、年式・型番・掃除機の状態を提示し、傷や汚れている箇所も分かりやすいように写真などで提示しましょう。
処分方法④リユースショップに買取してもらう
掃除機などの一般家庭でよく使用される小型家電は中古でのニーズも高いため、リユースショップで買い取ってもらえる可能性があります。
リユースショップで掃除機を買い取ってもらうと、処分費用がかからずお金が入ってくるというメリットがあります。
人気のロボット掃除機やスティック型掃除機で新しい機種であれば高価買取も期待できます。
ただし、年式や掃除機の状態によっては買取してもらえないこともあります。
新機種でも一部壊れている、作動しないでは引き取ってもらえませんので買取を依頼する際は掃除機の状態をよく確認しておきましょう。
引き取りされなかったら、自宅まで持ち帰らなければならないことも考慮しておきましょう。
処分方法⑤ジモティーや地域の掲示板などで欲しい人を探し譲る
ジモティーや地域掲示板などをりようして、住んでいる近隣地域の中で掃除機を譲る相手を探す方法もあります。
メリットとしては手数料がかからず、梱包や配送せずに購入者に取りに来てもらえるということです。
梱包作業や配送料の負担がないので、購入者とやり取りする以外の時間と手間が省けます。
ただし、すぐに引き取りしてくれる人が見つかるかはわかりませんので、引き取り手が見つかるまでは自宅で保管しておける場所があるとよいでしょう。
処分方法⑥友人や知人に譲る
掃除機の状態がよければ、友人や知人に譲ることもひとつの方法です。
例えば引っ越しシーズンなどに不要な掃除機があることを友人や職場の人に話してみると、意外と引き取り手が見つかることがあります。
フリマアプリやジモティーとは違って譲り手と直接掃除機の状態確認や交渉ができるので、比較的新しくまだ使える掃除機を処分したい場合は、まずは近くの方に声をかけてみるのも良いでしょう。
掃除機には相手の好みもありますので押し付けることはよくないですが、喜んでもらえるのであれば気持ちよく譲ってあげたいですね。
処分方法⑦買い替えの場合は下取りしてもらう
新しく掃除機の購入を検討しているあれば、購入したお店で下取りをしてもらうという方法があります。
家電量販店や電気屋では、新品購入時に古い掃除機を無料下取りしてくれるお店もあります。
ただし、下取りは無料だけど新しい家電が家に届いたときに引き取ってもらうと別途収集運搬料がかかるなど引き取り条件によって料金が発生することもあります。
下取りをお願いするときには、事前に購入する店舗に無料で下取りしてもらえるのか確認しておきましょう。
不用品回収業者に掃除機を処分してもらう場合の費用相場
不用品回収業者に掃除機処分を依頼する場合、単品の回収費用は5,500円(税込)~ほどです。
出張回収費用が含まれた金額ですので、ほかの処分方法より割高に感じられますが、不用品回収業者は処分にかかる時間と手間を省けるというメリットがあります。
不用品回収業者以外の処分方法は、費用は安く済みますが迅速な対応ができません。
処分する時間の余裕があればよいのですが、処分を急いでいるときや運ぶ手間を省きたい時には不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
エコ助っ人スタッフ
不用品回収業者に掃除機の処分を依頼するメリット
不用品回収業者を利用したいけどはじめてなので不安という方がいるかもしれません。
他の処分方法とは違うメリット・デメリットがありますので、詳しく解説します。
- メリット①自分の都合の良いタイミングで処分できる
- メリット②他の不用品などもまとめて処分できる
メリット①自分の都合の良いタイミングで処分できる
不用品回収業者への回収依頼のメリットのひとつは、日時指定ができることです。
他の処分方法は回収の日時を指定されたり、指定場所まで自分で運ぶ作業がありますが、不用品回収業者は自分の都合に合わせて指定した場所まで取りに来てくれます。
最短で即日回収もできますので、粗大ゴミ処理の為にわざわざスケジュールをあける必要がなく、忙しい方でも空いた時間に掃除機処分ができます。
屋内から搬出してくれるので、玄関先まで運んだり梱包する必要がないこともメリットです。
メリット②他の不用品などもまとめて処分できる
もうひとつの大きなメリットは、他の不用品もまとめて処分できることです。
掃除機だけなら運ぶことができても、他の家電も処分したかったり粗大ゴミが多い場合は運ぶことも大変ですし、処分するまでの置き場にも困りますよね。
不用品回収業者であれば、ゴミの分別不要でまとめて回収してくれます。
単品では高いと感じる回収費もまとめて回収だとかなり費用を抑えることができます。
不用品回収業者に掃除機の処分を依頼するデメリット
不用品回収業者に掃除機の処分を依頼するときには、覚えておきたい注意点もあります。
これから紹介する不用品回収業者のデメリットを知っておくと、不用品回収業者に依頼するときにもスムーズに処分することができます。
- デメリット①費用が割高になる場合がある
- デメリット②不用品回収業者の選定に手間がかかる
デメリット①費用が割高になる場合がある
不用品回収業者に掃除機処分を依頼するときのデメリットは費用が割高になる場合があることです。
掃除機単品の処分の場合、不用品回収業者にかかる費用は、他の処分方法に比べて高くなります。
ハンディ型の掃除機など持ち運びにも不便のない小型のものであれば、自治体の不燃ごみで出したほうが費用はかかりません。
ロボット掃除機など大型の掃除機の場合は運ぶことが大変だったり、バッテリーを分別しなければならないことがあるので、そのまま処分できる不用品回収業者の方が時間と手間を省くことができます。
デメリット②不用品回収業者の選定に手間がかかる
不用品回収業者は選ぶのに時間がかかってしまうという方もいます。
確かに、不用品回収業者はたくさんありますので、条件に合う業者探しは手間かもしれません。
不用品回収業者の選定は、料金設定をチェックするとスムーズです。
パック料金を提示している業者は、料金がわかりやすく、回収後に追加料金がかかることがないので料金に悩まずに済みます。
Aさん
エコ助っ人スタッフ
掃除機を手軽に処分するならECO助っ人がおすすめ
ECO助っ人の魅力
おすすめポイント | 業界最安値 |
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料金 | 5,500円(税込)~ |
対応速度 | 即日対応可能 |
回収可能な不用品 | 家電・家具・日用品・自転車など |
買取制度 | 高価買取制度あり |
電話番号 | 0120-228-016 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp/ |
ECO助っ人は、業界最安値の不用品回収業者です。
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自分の都合に合わせた日時指定ができて、最短即日回収もしてくれるので不用品の処分を急いでいるときにおすすめです。
屋内まで入られるのは不安という方もいるかもしれませんが、ECO助っ人はお客様の70%が女性です。
ECO助っ人は、お子さんのいる家庭や単身世帯の方が、単品回収から大量の不用品回収まで自分の生活スタイルに合わせって幅広く利用されている業者です。
【まとめ】掃除機の処分方法
今回は掃除機の処分の仕方について紹介してきました。
掃除機の機種・年式・傷があるかないかなどの状態によって様々な処分方法があることが分かっていただけたかと思います。
できるだけ費用をかけずに処分をしたいところですが、費用がかからない方法は時間と手間がかかる傾向にあります。
不用品回収業者のように費用は少しかかるけど、すぐに取りに来てくれて時間と手間を省けるという方法もあります。
使わなくなった掃除機は、掃除機の状態や自分の都合に合わせてストレスなく処分しましょう。