畳の処分方法5選|不用品回収業者に処分してもらうメリット・デメリットも紹介
Aさん
Bさん
家の畳が傷んできたように感じても、交換や処分はどう判断すればよいのかわからないということはありませんか。
この記事では、「畳がひどく傷んでいるので処分したい」「使わなくなった畳が大量にあるのだけど…」など
畳に関する悩みを解決するため、畳の寿命や処分する目安、処分する方法を紹介します。
目次
畳の寿命・処分する目安は?
畳には寿命がありますので、時期が来たら処分を検討しましょう。
使い方にもよりますが、10~20年が畳を処分する一つの目安になります。
畳は「畳表(表面ゴザ部分)」と「畳床(土台・芯をなる部分)」に分かれています。
畳表が変色など劣化しても、畳床から剥がして交換(裏返し、表替えといいます)すれば、10年ほど新品のような状態で使えます。
部屋の換気や掃除などこまめにメンテナンスすれば、畳床が傷まず20年以上使い続けることもできますが、大きなへこみや10年以上経過して汚れが目立ってきたら処分を検討しましょう。
畳の処分方法5つ
では実際に畳を処分をしたいときにはどうすればよいでしょうか。
1枚のサイズが大きく重たい畳ですが、自分で処分する方法以外にもさまざまな処分方法があります。
ここでは、畳を処分する方法を5つ紹介します。
- 処分方法①粗大ゴミとして処分する
- 処分方法②解体して可燃ごみとして処分する
- 処分方法③畳屋に処分を依頼する
- 処分方法④自治体が指定する処理施設に直接持ち込む
- 処分方法⑤リサイクルショップで売却する
処分方法①粗大ゴミとして処分する
畳は粗大ゴミをして処分することができます。
自治体によって粗大ゴミの規定がありますので、お住いの自治体に問い合わせてルール通りに出しましょう。
一般的の流れは、次のようになります。
- 回収に来てもらう日時を予約する
- 自治体の粗大ゴミ処理券を購入して本棚に貼る
- 回収日の朝に指定の場所に本棚を出しておく
車で運べる方は、直接清掃センターへの持ち込みを受け付けている自治体もあり、回収費用がかからなくて済みます。
処分方法②解体して可燃ごみとして処分する
畳の処分費用を抑えたい場合は、自分で解体して可燃ごみとして処分する方法があります。
カッターナイフで畳をとめている糸を切っていくと藁をバラバラにできるので、可燃ごみの袋に入るサイズまで細かくすることはできます。
電動のこぎりなど特殊な道具があれば、細かく切り刻むことも可能です。
ただし、作業に慣れていないと、畳1枚の解体でも時間と手間がかかります。
処分方法③畳屋に処分を依頼する
畳の処分だけでなく、新しく畳に入れ替えたいのであれば、畳屋に古い畳の処分を依頼する方法があります。
畳屋に畳入れ替えを依頼すると、作業時に古い畳を回収してくれます。
古い畳の回収費用は、畳屋によって異なりますが、無料引き取りから1枚2,000円前後です。
畳屋によって違いますので、見積時に回収費用の確認もしておくと後でトラブルにならず安心です。
処分方法④不用品回収業者に依頼する
畳の処分を不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者は、家の中からの畳を搬出してくれ、処分まですべてお任せできます。
自分で畳を解体したり、搬出する必要はなく、好きな日時に回収に来てくれるので、忙しい方にも利用しやすく便利です。
畳1枚など単品回収の場合は、費用が高くつくことがありますが、複数枚畳を処分したい、畳以外にも回収してほしい不用品があるといった場合は、かなり費用を抑えられます。
処分方法⑤リサイクルショップに持ち込む
車を持っている方は、畳をリサイクルショップに持ち込む方法があります。
リサイクルショップの営業時間であれば、持ち込み査定してもらうことができます。
基本的に、畳は傷がついて劣化していきますので消耗品と扱われます。
査定時には、新品同様のきれいな状態でなければ、買取は期待できないかもしれません。
ただ、普通ならお金を払って処分しなければならないものでも無料で引き取ってもらえる場合がありますので、事前にリサイクルショップに問い合わせてみましょう。
畳を長持ちさせるポイント
畳は年月がたつと劣化していきますが、日ごろのメンテナンス次第で長く使い続けることもできます。
- 通気性をよくして湿気に気を付ける
- 表面に傷をつけないようにする
畳はフローリングと違い、水分を吸収しやすいので、室内の湿度が高いとカビが発生しやすくなります。
水をこぼしたときもすぐにふきとるようにしましょう。
また、家具を移動させるときは、家具の角で畳の表面を傷つかないよう注意しましょう。
雑巾がけや掃除機をかけるときは、畳の目に沿うようにすると痛みが少なく畳が長持ちします。
畳を処分するときの注意点
畳を処分する際にはただ処分すれば良いという訳ではなく、いくつか気を付けておきたい点があります。
3つの注意点を解説しますので、参考にして廃棄してください。
- 産業廃棄物扱いになるケースがある
- 水濡れや腐敗していると処分費用が高くなる
- 自力での解体・搬出はケガや部屋の破損に注意
それぞれ解説していきます。
①産業廃棄物扱いになるケースがある
畳は処分の理由によって、産業廃棄物扱いになることがあります。
例えば、リフォームや解体工事は、一般的に事業者が行います。
そこで出た大量の畳は、事業から排出された産業廃棄物ということになり、天然素材のい草の畳は「繊維くず」、合成繊維の畳は「廃プラスチック類」に分類されます。
エコ助っ人スタッフ
②水濡れや腐敗していると処分費用が高くなる
雨に当たって濡れてしまった畳や腐敗した畳は処分費用が高くなります。
多少湿っている程度なら、しっかり乾燥させて粗大ごみとして処分できます。
しかし、水分をたくさん含んだ状態の畳は、重量が増し、運び出すことがかなり難しくなってきます。
そのため、不用品回収業者に処分依頼をしたときに濡れていない畳よりも費用が高くなります。
また別途費用が加算される、回収してもらえないというケースもありますので注意が必要です。
③自力での解体・搬出はケガや部屋の破損に注意
畳を自力で解体する場合、細かく刻むためには電動のこぎりやチェンソーなどの道具が必要になってきます。
慣れていれば自分で解体することもできますが、道具を使い慣れていないと大けがの恐れがあるので注意が必要です。
また、畳を搬出する際には部屋の破損に注意が必要です。
畳は立てかけると意外とサイズがあり、そのまま運ぼうとすると壁や障子にぶつかり部屋が破損しやすいので、特に1人で無理に運ぶことはしないほうがよいでしょう。
畳の処分にかかる費用相場
畳を処分するための費用は、自治体の粗大ゴミとして処分する場合、不用品回収業社に依頼する場合、畳屋に引き取りを依頼する場合など、処分する方法によって金額に差があります。
1枚だけ処分する場合は、粗大ゴミとして処分するのが費用はかかりませんが、6畳部屋の畳全ての処分となると不用品回収業者のほうがお得になってきます。
自治体の粗大ごみとして処分 | 300~1,000円/1枚 |
---|---|
不用品回収業者に回収してもらう | 5,000~10,000円/1~数枚 |
畳屋に処分してもらう | 2,000~5,000円/1枚 |
エコ助っ人スタッフ
畳を不用品回収業者に処分してもらうメリット
畳の処分方法は様々ですが、忙しいときには畳の搬出から処分まですべておまかせできる不用品回収業者が便利です。
不用品回収業者に処分を依頼するメリットを紹介します。
メリット①自宅内から搬出してもらえる
畳を自分で搬出しようとすると大変です。
けがの心配もありますし、ほかの家具を破損させてしまう危険もあります。
不用品回収業者は搬出場所を指定でき、奥の部屋からの搬出や2階からの搬出もしてもらえます。
自分は何もせず不用品回収業者にすべてお任せできるのは、大きなメリットです。
メリット②処分する枚数が多い場合はコスパが良い
処分したい畳の枚数が多い場合は、不用品回収業者へ依頼すると、かなりお得になります。
パック料金を設定している不用品回収業者では、枚数にかかわらずトラックに入る分だけ不用品・粗大ごみを回収してくれます。
1枚だと単価が少し高めになりますが、処分したい畳が複数枚ある場合はコスパが良いといえます。
メリット③処分日時を指定できる
自治体での畳の処分依頼は、指定された日時に予約をとるというケースがほとんどです。
平日に時間が取れない方、昼間は仕事で忙しいという方には予約が取りにくい面があります。
しかし不用品回収業者では、処分してほしい日時を自分の都合に合わせて指定することができます。
24時間予約対応している業者や、祝日や遅い時間帯に回収に来てくれる業者が便利です。
畳を不用品回収業者に処分してもらうデメリット
それでは次に、畳を不用品業者に処分してもらうデメリットもしっかり確認していきましょう。
デメリットについても理解・把握した上で、不用品回収業者に畳を依頼することを検討することが大切です。
デメリット①費用・業者選定の手間がかかる
不用品回収業者は多数あるので、費用や業者選びに手間がかかります。
業者選びに迷ったら、料金体系を確認してみることがおすすめです。
不用品回収業者によってサービスの価格設定は違います。
作業スタッフを外注している業者の場合は、処分時に作業するスタッフが増えたときなど、人件費が別途追加で必要になる時もあります。
料金を確認するときには出張費、作業費、車両代、人件費など含まれた料金であるのかチェックすることが大事です。
依頼したいときには必ず見積もりをだしてもらい、あとから追加の請求がないか確認してから依頼するようにしましょう。
デメリット②処分費用が他の処分方法よりも高くなるケースもある
処分したい畳が1枚の場合は、不用品回収業者に処分の依頼するよりも粗大ゴミに出したほうが費用が安くすみます。
ただ、粗大ゴミは指定された粗大ゴミ置き場まで自分で持っていく必要があります。
家からの搬出が難しい方は、搬出をすべて任せられる不用品回収業者のほうが費用対効果はいいかもしれません
また、タンスや家電、いらなくなったおもちゃなど他にも不用品がある場合は、パック料金のある不用品回収業者に依頼するとまとめて回収してくれるのでお得です。
不用品回収業者を選ぶ際のポイント
不用品回収業者はたくさんあるので、ひとつを選ぶことは大変かもしれません。
ここでは、不用品回収業者を選ぶ際に気をつけたいポイントを3つ紹介します。
- ポイント①複数業者から見積をもらう
- ポイント②「無料回収」を謳う業者は利用しない
- ポイント③口コミやHPの作業実績をチェックする
ポイント①複数業者から見積をもらう
不用品回収業者の料金体系は、業者によって様々です。
すべてコミコミのパック料金になっているところもあれば、出張費や車両費、階段搬出など別途料金を設定している業者もあります。
あとから思わぬ請求がきてトラブルになるということのないように、自分の条件に合った業者であるか見積もりをしっかり出してもらいましょう。
複数の業者に見積もりを依頼し、確認することをおすすめします。
ポイント②「無料回収」を謳う業者は利用しない
「無料不用品回収」を呼び掛ける業者が軽トラックで町中を回っていることがありますが、依頼はしないほうが賢明です。
このような業者の多くは、自治体から許可を受けおらず、提携しているごみ処理施設がないため、ごみ処理がきちんとされているのかわかりません。
また、無料の回収といいながら、高額の車両費や人件費そのほか別途で追加請求してくる業者もあります。
このような業者はトラブルにもなりやすいので注意が必要です。
ポイント③口コミやHPの作業実績をチェックする
不用品回収業者のHPを見るときは、口コミ、作業実績もチェックしてみましょう。
不用品回収業者は多数ありますが、それぞれ特徴もあります。
口コミからは自分とあった性別や年齢層の意見も聞けますし、その業者の特徴も見えてきます。
また、実績がある業者は、依頼するときにも安心感が違います。
不用品回収業者選びに迷ったら、口コミ、実績チェックはやっておきましょう。
畳を手軽に処分するならECO助っ人
ECO助っ人の魅力
おすすめポイント | 年中無休24時間見積もり対応 |
---|---|
料金 | 5,000円(税込)~ |
対応速度 | 最短即日で対応 |
回収可能な不用品 | 家具、家電、日用品など |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-478-028 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp |
畳を気軽に処分したいのであればECO助っ人がおすすめです。
全国での実績も多く、利用した人の70パーセントが女性というのも安心、信頼できる不用品回収業者の証です。
業界最安値の定額パックなら、畳が複数あっても追加料金がかからずお得です。
また、24時間365日の見積対応、電話一本で最短即日から処分を引き受けてくれるので、昼間は電話できない方や、予定が立ちづらい方もECO助っ人であれば気軽に依頼でき対応してもらえます。
【まとめ】畳の処分方法
ここまで畳の処分方法を紹介してきました。
畳の処分は枚数や状態によって、適切な処分方法や費用が変わってきます。
畳はていねいにメンテナンスを行えば、思った以上に長持ちします。
ただし、消耗品ですので寿命が来たら、搬出から回収まですべてやってくれる不用品回収業者に処分を任せれば安心ですね。