土の適切な処分方法|間違って処分したら法に触れる可能性もあるので注意が必要

自然界に当たり前に存在する「土」ですが、私達に様々な恩恵を与えてくれる有難い自然物です。
しかし、ガーデニングや菜園等で次回使用することが難しく不用になった場合は処分を検討しなくてはなりません。
土は自然物とは言えむやみに処分すると法に触れる可能性もあります。
そのため土を正しく処分するための方法について解説していきます。
目次
捨てる前に確認!古い土の再利用方法
古い土でも再利用可能な場合もあるので、捨てる前に確認しておきましょう。
具体的な土の再利用法について解説します。
- 目の大きさが違う園芸用ふるい
- 土のリサイクル材
- 大小シャベル
- 肥料
- 殺虫剤
- ジョウロ
- 黒い大きめのビニール袋
【所要時間】
どのぐらい手間と時間がかかるのか気になるところですが、夏場であれば2~3日、春や秋であれば1週間程度を要します。
気候により異なりますため、ご自身の都合に合わせて作業時期を検討してください。
【手順】
古い土の再利用方法について、一般的な手順を紹介します。
・土の消毒、殺菌は植物の成長が一段落した時期や冬、夏の終わりの季節が落ち着いた時期に行いましょう。
・植付するときは特定土壌微生物が増えすぎるのを防ぐため、なるべく前回植えた植物の「科」を変えて植えましょう。
土の処分方法4選
ガーデニングや家庭菜園等で土の処分が必要な時に正しい処分の方法を知っておくと次回に引き続き園芸を行う時に便利です。
土の処分が必要になった時の正しい処分方法について解説します。
- 処分方法①購入した店舗に引き取ってもらう
- 処分方法②ホームセンターや園芸店に処分を依頼する
- 処分方法③不用品回収業者に回収を依頼する
- 処分方法④自分の庭や農地に撒く
処分方法①購入した店舗に引き取ってもらう
購入した店舗にもよりますが、不用になった土を引きとってもらうサービスを実施している店舗があり費用も無料や割安で経済的です。
店舗で引き取ってもらう際には事前に条件や予約の有無等の確認が必要な場合があるので問合せをしておくと安心です。
しかし処分してもらうために、土を店舗までの運搬する必要があり、また根や砂利、害虫などの分別が作業が発生することもあるので手間がかかる場合があります。
処分方法②ホームセンターや園芸店に処分を依頼する
ガーデニングや家庭菜園を始める春先等、苗を購入する需要が高いタイミングで不用な土を処分できる特設コーナーを設置しているホームセンターや園芸店がある場合は利用しましょう。
また店舗に依頼すれば引取ってくれる場合もあるので予め条件等を確認しておきましょう。
ただし土の処分サービス自体を実施していない店舗や不用な土の回収を行う特設コーナーは期間限定の可能性もあります。
エコ助っ人スタッフ
処分方法③不用品回収業者に回収を依頼する
不用品回収業者を依頼する場合は土壌中の異物が混入されていても分別する必要がなく、また重い土の運搬作業をすることなくその場所で簡単に処分することができるので大変手間なく便利です。
しかし作業が楽な反面、作業費用がかかることや業者によっては土自体の回収していない業者もあるので、事前に費用や回収品目を確認する必要があります。
エコ助っ人スタッフ
処分方法④自分の庭や農地に撒く
自分や身内が所有している土地や敷地内であれば不用になった土を撒いても問題なく、費用もかからないので経済的です。
しかし公共の場所や他人の家の庭や畑、私有地は勝手に撒くと法にも触れる場合があるので注意しましょう。
さらに自分の庭等に土を撒いた場合、撒いた土から雑草が生える可能性もあるので、草むしり等庭の手入れ作業が必要になってくることもあります。
土は自治体のごみとして処分できる?
基本的に自治体での「土」の処分は、ごみとして扱うことができません。
自治体でのごみの処分方法は大半が焼却施設で処分するため、土は燃えない物性で自然物として扱うので自治体では処分ができない地域がほとんどです。
自治体での土処分の取扱いについて詳しく解説します。
土は自然物なのでごみに該当しないケースが多い
土は基本的に自然物として扱うことが多く、ごみとして認識していない自治体がほとんどです。
ただ一部の自治体、横浜市や福岡市では燃やせないゴミとして、大阪市では可燃ごみとしてゴミに混ぜ込むなど少量を前提として土の処分に取組む自治体もあります。
自治体によっても扱い方法や条件が変わりますので、お住まいの地域の土の取扱いについて確認しておきましょう。
土は焼却処分ができない
土は物性的に燃えない自然物で廃棄物として焼却することができません。
従って焼却施設で大半のごみを処分する自治体では土の処分をすることができないので、お住まいのルールに従って正しい土の処分の検討が必要になってきます。
土を公園や山に捨てるのはルール違反
土は自然物ですがむやみに周辺場所に捨てることは違反となります。
特に公共の施設である公園や他の方が所有している私有地の山林は許可なく土を捨ててしまうと不法投棄とみなされます。
不法投棄は法律に触れることもあり「5年以上の懲役もしくは1000万以下の罰金又はその両方が課せられる」としているので注意が必要です。
土の処分にかかる費用相場
土の処分にかかる費用の相場を知ると大変お得に処分できます。
購入した店舗やホームセンターで土の処分をする場合は無料か割安な費用で処分できるので経済的です。
不用品回収業者を依頼した場合は土の量にもよりますが、ゴミ袋1つ程度であれば1,000円から回収可能です。
処分方法によって異なる土の処分費用の相場をまずは知っておきましょう。
そして、自分にあった土の処分方法がどの方法なのか検討してみてくださいね。
購入した店舗に引き取ってもらう | 無料~ |
---|---|
ホームセンターに処分を依頼する | 無料 |
不用品回収業者に回収を依頼する | ゴミ袋1袋¥1,000~定額パック料金システムもあり |
土を不用品回収業者に回収してもらうメリット
大量な残土に覆われて庭や土地が荒れてしまい処分に困った場合や自己処分ができない場合は不用品回収業者を検討しましょう。
不用品回収業者はメリットを活かすと大変便利に利用できます。
具体的なメリットについて紹介します。
- メリット①重くて運べない土も搬出・回収してもらえる
- メリット②最小限の手間で処分が可能
- メリット③他の不用品も同時に処分できる
メリット①重くて運べない土も搬出・回収してもらえる
不用品回収業者は大量の残土で重量が嵩むことがあっても問題なく回収できます。
特に広い庭や土地の場合、大量に残土があると土自体が重いので排出や運搬作業が困難です。
不用品回収業者を利用すればで経験豊富なスタッフが効率よく作業するので安心です。
メリット②最小限の手間で処分が可能
不用品回収業者は土を処分する際に煩わしい手間が最小限で済みます。
購入店舗や一部自治体、ホームセンター等で土を処分する際には店舗までの運搬や害虫や砂利、石などの異物混入を防ぐため分別が必要な場合もあります。
しかし不用品回収業者に依頼すれば残土を袋等にまとめておくだけで運搬や分別作業は必要ありません。
最小限の手間で簡単に処分できるのは大きなメリットです。
メリット③他の不用品も同時に処分できる
不用品回収業者は土以外にも多品目の不用品を同時に回収処分することが可能です。
自治体では処分できないリサイクル家電や粗大ごみ、業者の中には危険物も処分可能な場合もあるので土以外にも不用品がある場合はお得に効率よく処分できます。
トラックいっぱいに積み込み、不用品や粗大ゴミをまとめてすっきり回収してくれる不用品回収業者も存在しています。
エコ助っ人スタッフ
土を不用品回収業者に回収してもらうデメリット
不用品回収業者で土を処分する場合、便利な反面デメリットもあります。
デメリットも考慮して正しい土の処分を検討しましょう。
- デメリット①費用がかかる
- デメリット②土の回収ができない業者もあるので注意
- デメリット③業者選定に時間と手間がかかる
デメリット①費用がかかる
不用品回収業者で土の処分を依頼すると手間がかからない反面、作業費用がかかります。
一方、園芸ショップやホームセッターで引取り依頼する場合は費用を抑えることができ経済的です。
ただし、自分で処分する場合は運搬や分別などさまざまな手間がかかります。
不用品業者を検討する場合はまずは料金面での費用対効果を考慮しましょう。
デメリット②土の回収ができない業者もあるので注意
不用品回収業者は業者によって回収品目が違い、土の回収ができない業者があります。
従って業者を選定する際には土や土以外の不用品がある場合は、自分が処分したい不用品が回収品目として該当するかを予め確認する必要があります。
デメリット③業者選定に時間と手間がかかる
- ポイント①作業料金がわかりやすく明確
- ポイント②スタッフの対応がよい
- ポイント③今までの実績が多い
- ポイント④良心的な口コミレビューが多い
不用品回収業者を依頼する際には業者によってサービスの内容や費用に幅があるため比較検討する必要があり、時間と手間がかかります。
上記のようなポイントを参考に、優良な不用品回収業者を選びましょう。
土を処分する際は悪質な不用品回収業者に注意
土の処分を不用品回収業者に依頼する際は、悪質な業者の存在があるので選定時に注意が必要です。
業者を比較選定する際に悪質な業者への依頼を防ぐため、具体的に解説していきます。
悪質な不用品回収業者の特徴とは
悪質な業者は下記の特徴があるので注意しましょう。
- 特徴①所在地や連絡先などの情報が不明確
- 特徴②自治体等の許可なく勝手に営業している
- 特徴③作業費用が極端に相場とかけ離れている(無料の場合も注意)
- 特徴④見積を書面で提出しない
悪質な不用品回収業者に処分を依頼するとどうなる?
悪質な不用品業者に依頼すると様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
トラブルの内容は、費用面では見積後と作業後の金額の相違で高額請求されたり、無料と聞いていた作業料金が追加請求されていたりするケースがあります。
また処分回収したはずの不用品を不法投棄したり、回収してほしい不用品が曖昧で整理されていない場合確認せずに勝手に回収するケースもあります。
エコ助っ人スタッフ
土を手軽に処分するならECO助っ人
土の処分は量が多いほど、運び出すのが困難になり手間になりがちです。
不用品回収業者に依頼すると手軽に処分できるので、土の処分や不用品・各種粗大ゴミなどを処分したいときはECO助っ人にご依頼ください。
ECO助っ人の魅力を紹介します。
ECO助っ人の魅力
おすすめポイント | わかりやすい定額パック料金制 |
---|---|
料金 | Sパック1.5㎡軽トラック1台分WEB割引¥10,000 |
対応速度 | 最短即日対応 |
回収可能な不用品 | 家具・家電・日用品・ピアノ・エレクトーン・危険物・バイク等 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-074-666 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp/ |
ECO助っ人は土を処分する際、分別や運搬も必要とせず簡単に処分できます。
効率的かつ簡単に土を処分したい方は、ぜひECO助っ人にご依頼ください。
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【まとめ】土は正しい方法で処分を
自然物である土は、処分する前に再利用できる場合もあるので検討しましょう。
そして不用となって土の処分が必要となった時は、正しい処分方法を行うことで環境にも配慮できます。
農業や家庭菜園、防災等に使用する「土」は私達を心豊かにまた安全性を高めるなど重要な役割を担っているため、処分する際には正しい方法で責任を持って行いましょう。