ソファーベッドの処分方法8選|処分ごとにかかる費用も解説
ソファーとベッドの役割をしてくれるソファーベッドは、便利な家具のひとつです。狭い部屋でも省スペースを活用できますし、客間にあれば急な来客時にも安心して対応できます。
利用価値のあるソファーベッドですが、サイズが大きいため処分に悩む家具でもあります。本記事では、ソファーベッドの処分方法を紹介しています。
具体的な捨て方や売却方法、処分料金もまとめましたので、ソファーベッド処分の参考になれば幸いです。
- ソファーベッドを処分するタイミング
- ソファーベッドの処分方法
- ソファーベッドの処分にかかる費用
目次
処分の前にソファーベッドについておさらい
ソファーベッドを処分する前に、ソファーベッドについておさらいしておきましょう。ソファーベッドはソファーとベッド両方の機能を備えた便利な家具です。
生活様式に合わせて使えるように、ソファーがメインのタイプやベッドがメインのタイプなど種類が豊富にあるのが特徴です。本章では、一般的なソファーベッドの種類や材質について紹介します。
ソファーベッドの種類
- 背もたれを倒すもの
- 折りたたみのもの
- 座面を伸ばすもの
ソファーベッドは一般的に3種類に分けられます。最もポピュラーなタイプは背もたれを倒すリクライニング式タイプです。
背もたれを倒すタイプは、ソファーをベースに作られているので座り心地が良いという特徴があります。背面にスペースが必要になりますが、操作が簡単で扱いやすいタイプです。
折りたたみのタイプは比較・低価格で購入できコンパクトなものが多いです。伸ばすと普通ベッドと変わらないサイズになるので、ソファーとベッドを同じ頻度で使う人に向いています。
座面を延ばすスライドタイプは壁付けしやすくスペースをとりません。折り目がつかないので寝心地が良いタイプといえます。
ソファーベッドの材質
ソファーベッドの表面素材は合皮とファブリックが一般的です。合皮は汚れが染み込みにくく食べこぼしもきれいにふき取れるので、メンテナンスしやすい素材です。
通気性が低いので夏場に肌へのはりつきが気になってしまうことがあります。逆にファブリックは通気性がよくオールシーズン使える材質です。
汚れが落ちにくいという欠点はありますが、カバーを洗えるタイプもあり、ベッドをメインとしたい人に人気の材質です。また、クッション部分素材はSばねやウレタン、コイルなどによって弾力性や耐久性に違いがでてきます。
ソファーベッドの費用相場
ソファーベッドには前項で紹介した種類のほかにもプラス機能として、収納つきのタイプやオットマン、サイドテーブルがついたタイプなどがあります。ソファーベッドは種類が多いので、用途やブランドで費用相場は変わってきます。
仮に、2人掛けソファーベッドを例にすると、安価なもので2~5万円、高価格なもので9万円以上の商品が多いです。もし、新品で購入を考えているのであれば、5万前後の予算をたてておくと、多機能の商品も選びやすくなるでしょう。
ソファーベッドの寿命や処分するタイミング
ソファーベッドの耐用年数は5~10年といわれています。耐用年数に幅があるのは、品物の質や使用者の扱い方によるものだからです。
質の良い品物を丁寧に扱えば、10年以上持ちますし、壊れやすい材質の品物を雑に扱えば3年持たない可能性もあるでしょう。他の家具と同様に長く使えるソファーベッドでも経年劣化はします。
耐用年数に満たなくても、合皮の表面が剥がれ落ち始めたり、ばねの弾力性が落ちて座り心地が悪くなった時は処分や買い替えを検討しましょう。
エコ助っ人スタッフ
ソファーベッドの処分方法8選
本章ではソファーベッドの処分方法について8つ厳選して紹介します。ソファーベッドは大型家具になるので、処分しようとしても捨て方がわかりにくい商品のひとつです。
本章で紹介する処分方法は、自治体ゴミにだす方法のほかに、人へ譲渡・売却する方法など捨てる以外の方法もお伝えしています。ソファーベッドの状態や自分の都合にあわせて処分方法を選ぶとよいでしょう。
- 自治体の一般ゴミとして処分する
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリに出品する
- 買い替え時に購入店舗で回収してもらう
- ネットショップのソファーベッド引取サービスを利用する
- 友人や知人に譲る
- 不用品回収業者に処分を依頼する
自治体の一般ゴミとして処分する
ソファーベッドを解体し、細かくできれば一般ゴミとして処分できます。たとえば新潟市では指定ゴミ袋に入るものは一般ゴミとして捨ててよいことになっています。
ゴミの分別は必要ですので、解体後のゴミ分別をした上でだしてください。注意したいのは、自治体によって解体したゴミの扱いは違う点です。
たとえば、世田谷区などはソファーベッドを解体しても一般ゴミとして扱わない自治体もあります。一般ゴミとして排出したい場合は、居住地域のゴミ出しのルールを確認してください。
自治体の粗大ゴミとして処分する
ソファーベッドを粗大ゴミとして処分する場合には、戸別収集と自己搬入の2つの方法があります。たとえば世田谷区では、粗大ゴミの戸別収集を実施しているほかに船橋粗大ごみ中継所に自分で持ち込むこともできます。
戸別収集・自己搬入を希望する場合には電話かインターネットで事前申し込みが必要です。世田谷区で粗大ゴミを処分する際の手数料は戸別収集で2,300円、自己搬入は半額と決められています。
処分方法や手数料は自治体によって違いますので、居住地域の処分方法をご確認ください。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでは不用品を持ち込むと店舗ですぐに査定して買取してくれます。ただし、リサイクルショップでのソファーベッドの買取査定はシミや汚れのチェックが厳しく、査定がつかず持ち帰りになるケースもあります。
買取価格はショップによっても変動します。たとえば、ブランド品の場合は4,000~数万円、ニトリなどは1,000~2,000円前後がリサイクルショップでの買取相場です。
エコ助っ人スタッフ
フリマアプリに出品する
使わなくなったソファーベッドをメルカリやラクマなどのフリマアプリに出品すれば、欲しい人に売却することも可能です。フリマアプリに出品しているソファーベッドは、9,800~23,500円ほどで取引されています。
ソファーベッドのように大きな品物は配送料がかかってしまうので、料金設定を間違えてしまうと赤字になります。配送料は遠方になるほど高くなってしまうので、配送料着払いや引取りのみで出品する人も多いです。
着払いや引取り希望の場合は出品時にわかりやすく表示しておきましょう。
買い換え時に購入店舗で回収してもらう
ソファーベッドの買い替えを検討しているのであれば、買い替え時に購入店舗で回収してもらう方法もあります。たとえばニトリでは、独自に展開している古い家具の引取りサービスがあるので利用すれば家具の処分が簡単です。
ニトリの引取サービスは、購入した商品と同数量もしくは同容量の品物の回収を4,400円で回収してくれるサービスとなっています。回収のみのサービスはありませんが、他社製品の品でも回収してくれるので商品購入時に合わせて引き取り依頼しましょう。
他の家具店でも独自回収サービスを実施しているので、買い替え時に店員に確認してください。
ソファーベッドを回収してくれる家具店(例)
ソファーベッドを回収してくれる家具店は多数ありますが、回収にかかる費用とサービスの条件は店舗によって違います。例としてニトリ・大塚家具・無印良品・IKEAの回収状況を表にしました。
一部回収サービスをしていない支店もあります。
回収費用 | サービス内容・条件 | |
---|---|---|
ニトリ | 4,400円(税込) | 同数量・同容量まで |
大塚家具 | 3,300円(税込) | 同数量・同容量まで |
無印良品 | 作業料無料 | 同数量・同容量まで(対象商品に限る) |
IKEA | 無料 | 搬入(5,500円)と同時申し込み |
ネットショップのソファーベッド引取サービスを利用する
ネットショップでもソファーベッド引取サービスがありますので、実店舗が近くにない人や忙しい人はネットで引き取ってもらう方法もよいでしょう。ネットショップのソファーベッド引き取りは、実店舗の条件と同じように購入時の回収サービスとなっています。
同数量・同容量の品物を引き取ってくれるので、買い替えを考えている人におすすめです。回収費用は15,000円前後ですが、部屋の中からの解体や搬出もお任せできるショップもありますよ。
友人や知人に譲る
友人や知人に譲れば処分費用をかけずにソファーベッドの処分ができます。友人知人に声をかけて、ほしい人がいれば譲ってあげるとよいでしょう。
人に譲る時に注意したいのは、人によってソファーベッドのイメージが違うことです。ソファーベッドには背もたれタイプなどさまざまなタイプがあり、配置によっては部屋にデッドスペースができてしまいます。
人に譲る際には、ソファー状態やベッド状態の写真をみせながら説明すると、相手も安心します。
不用品回収業者に処分を依頼する
ソファーベッドの運搬が大変な時やすぐに処分したい時には、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。不用品回収業者の特徴は、回収がはやいこととソファーベッド以外の不用品もまとめて回収してくれることです。
引越しや遺品整理の際にも搬出・分別不要で対応してくれるので、手間をかけずにソファーベッドの処分ができます。また、買取サービスをしている業者であれば見積もりと同時に買取査定をしてくれて、処分費用を安く抑えられるのでお得です。
ソファーベッドを譲渡・売却する時の注意点
本章ではソファーベッドを譲渡・売却する時の注意点をお伝えします。ソファーベッドはほかの家具に比べて中古品より新品が売れやすいといわれる品物です。
理由は使用時についたシミや汚れ、臭いが残っている中古品では売れないからです。汚れが目立ったソファーベッドでは買取査定がつかないので、日ごろから丁寧に掃除して、傷がつかないよう大切に扱いましょう。
シミや汚れなどを落としておく
ソファーについたシミや汚れは売却前にきれいに落としておきましょう。シミは時間が経つと落ちにくくなるので、放置しないですぐに掃除するとあとを残さずきれいにできます。
汚れが落としにくい布製ソファーの掃除は、食器用洗剤と重曹をぬるま湯で溶いた液が便利です。傷をつけず汚れやシミが落としやすくなります。
ソファーにカバーをしている場合は、カバーをすぐに洗濯してきれいにしておきましょう。合皮素材の場合は汚れをふき取りできますので、水拭きあとに乾拭きすればソファー全体の汚れをきれいに落とせます。
消臭しておく
ソファーベッドは座ったり寝たりして過ごす場所なので、生活臭がつきやすくなります。譲渡・売却する際に消臭は必須です。
ソファーの消臭には、臭いを吸収するといわれる重曹や炭を活用すると効果的です。掃除や調理などで使われる重曹を使用する場合は、まず重曹をソファー全体に振りかけましょう。
2~3時間ほど放置してから掃除機で重曹をきれいに吸い取ると、臭いも一緒に吸い取られます。ほかにも、炭はソファーに置くだけで部屋全体を消臭します。
エコ助っ人スタッフ
ソファーベッドの処分料金目安
ソファーベッドの処分には、自治体のゴミとしてだす方法や買い替え時に回収してもらう方法、不用品回収業者を利用する方法があります。回収費用を下表にまとめましたのでご確認ください。
処分費用が一番安い方法は自治体ゴミにだすことです。粗大ゴミは自治体によって値段が決められていますので、お住まいの地域の粗大ゴミ料金一覧を確認しましょう。
不用品回収業者は単品での料金目安です。定額パックのある業者を利用すればさらにお得に処分できますよ。
自治体の一般ゴミとして処分する | 0~120円/指定ゴミ袋 |
---|---|
自治体の粗大ゴミとして処分する | 600~2,300円/自治体により異なる |
買い換え時に回収してもらう | 3,300~4,400円/購入時のみ |
ネットショップのソファーベッド引取サービスを利用する | 15,000円前後/購入時 |
不用品回収業者を利用する | 10,000円程度/単品+出張費・人件費等 |
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公式サイト | https://eco-suketto.jp/ |
【まとめ】ソファーベッドは状態に合わせて適切に処分しよう
本記事ではソファーベッドの処分方法について紹介してきました。ソファーベッドの耐用年数は5~10年といわれています。
寿命がきたら自治体ゴミに捨てられますが、状態が良ければリサイクルやフリマアプリで売却も可能です。ただし、ソファーベッドのような大きな品物は運び出しも大変です。
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