ミシンを適切に処分する方法9選!売却や譲渡する場合の注意点もくわしく解説します!
お子さんのいる家庭ではバッグやぞうきんなどを作れるミシンは必需品となっています。比較的長く使用可能なミシンは、いざ処分を考える場合どうすれば良いのかわからないのも無理はありません。
本記事では、ミシンの処分方法や注意点・費用相場などを紹介します。
目次
ミシンの処分方法9選
ミシンを処分する方法は、自治体を利用するほかに引取りサービスの利用や売却・譲渡・不用品回収業者の利用などがあります。本章では、ミシンの処分方法を紹介します。無料で処分できる方法や手間をかけずに処分できる方法などもあるので、参考にしてください。
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 自治体の不燃ゴミとして処分する
- ニトリの小型家電リサイクル回収を利用する
- ミシン販売専門店の引き取りサービスを利用する
- 買取業者に依頼する
- フリマアプリやオークションに出品する
- 欲しい人に譲る
- リサイクルショップで売却する
- 不用品回収業者を利用する
自治体の粗大ゴミとして処分する
ミシンはほとんどの自治体で、粗大ゴミ扱いとなっています。粗大ゴミの場合の処分方法は、「戸別収集」と「自己搬入」の2通りです。
新潟市を例とすると、ミシンは粗大ゴミに分類されていました。「粗大ゴミ受付センター」へ、電話かインターネットで申込んでください。
「粗大ゴミ処理券」を購入し、収集日当日の朝8時までに処理券を貼付し指定場所に排出します。粗大ゴミの品目別料金一覧を見ると、ミシンの卓上型は100円・卓上型以外は300円と格安で利用できます。
新潟市ではゴミ処理施設への自己搬入も受け付けており、直接搬入が可能です。搬入先は、新田清掃センターや新津クリーンセンターなど6か所設けられています。
処分費用は、10kgごとに60円で利用できます。自治体により回収方法は異なるので、必ず居住地区の自治体HPなどを確認してください。
自治体の不燃ゴミとして処分する
1辺30cm以上を粗大ゴミとする自治体が多く、1辺30cm以下であれば不燃ゴミとして処分できます。ハンディミシンのような、小型のミシンなどが対象です。
千葉市では指定袋に入らないミシンは粗大ゴミとしており、指定袋に入る場合は不燃ゴミとしていました。千葉市のごみ分別事典では、ハンディミシンが不燃ゴミとして記載されています。
出し方は簡単で、ミシンを不燃ゴミ指定袋10lか20lに入れて収集日当日の朝8時までに指定場所へ出してください。自治体により不燃ゴミとして処分できない場合もあるため、事前に自治体HPなどで確認しましょう。
ニトリの小型家電リサイクル回収を利用する
ニトリでは、小型家電リサイクル回収を行っています。ニトリの小型家電回収対象商品の中にミシンも含まれおり、ニトリで購入するミシンと一緒に小型家電リサイクル券を購入してください。
リサイクル券に記載のシリアル番号を使い、リネット専用サイトから回収日時などの手続きを行います。自分で段ボールにミシンを梱包し、希望日時に佐川急便が自宅まで回収に来て完了となります。
1箱のサイズは、3辺の合計が160cm・重量30kg以内です。壊れていても何点詰めても可能で、ミシンのほかに出したいものがあれば1箱に収まるようにしてください。
ミシン販売専門店の引き取りサービスを利用する
新しいミシンを購入する場合、ミシン販売専門店の引取りサービスを利用する方法があります。買替えのタイミングならば、古いミシンを処分でき新しいミシンを迎えられるので簡単です。
ミシン専門店の例として日本ミシンサービス株式会社では、無料引取り・下取りキャンペーンを実施中です。最初に電話かメールで日本ミシンサービス株式会社へ問い合わせ、受付後に宅配便で送付する流れです。
ミシンの発送後1週間~10日程度で査定が完了し、下取り価格がメールと電話で案内されます。下取り価格に納得ができれば、新しいミシンの購入金額から差し引かれます。
発送は着払いですが、下取りが成立しなかった場合は依頼者負担となるので気をつけてください。
買取業者に依頼する
ハンドメイドの需要が多い現在、ミシンを買取業者に依頼して売却が可能です。買取は必ず良い状態のものに限り、破損や汚れがひどい場合は買取ってもらえない場合があります。
ミシンの状態が良いのであれば、処分費用もかからず少しでも換金できる方法なので検討してください。買取業者には専門知識のあるスタッフがいるので、適正な金額を査定してもらえて安心です。
申込みにも手間はかからず、買取業者にミシンを渡すだけで楽に処分できます。買取価格はメーカーやミシンの状態にもよりますが、数千円から3万円程度です。
フリマアプリやオークションに出品する
ミシンを、フリマアプリやオークションに出品する方法もあります。ミシンは中古でも状態が良く使えるものであれば、買い手がつく可能性が高くなります。
出品する前にミシンの品番や年数・状態を確認し、商品説明を正確に記載してください。正確な記載により、どのようなミシンかがよくわかり買い手がつきやすく後々トラブルにもなりません。
リサイクルショップと比べると、高額で売却できる可能性があります。買い手が現れず処分に時間がかかる場合もあるので、余裕を持って出品してください。
売却価格は3千円から数万円で、最新モデルに近い場合は10万円以上の高値がつく場合もあります。
欲しい人に譲る
身の回りにミシンが欲しい人がいれば、譲るという方法もあります。友人や知人の場合、連絡もしやすく話し合いもスムーズです。
ミシンの保管状態も良く綺麗だけれど売却は考えておらず、面倒な作業もしたくない・処分費用を抑えたい人にはおすすめの方法です。ほかの処分方法の前に、身近な友人や知人へミシンが欲しいかどうか声をかけてください。
近くで直接渡せる環境であれば、引取り費用はかかりません。遠方で手渡しができない場合は、運搬費用が必要なのでどちらの負担となるのかなど話し合いが必要となります。
ミシンが欲しい人の探し方
ミシンが欲しい人の探し方を、2通り紹介します。身近な友人や知人の中にいなければ、地元の掲示板であるジモティーで探す方法があります。
ジモティーは登録料・手数料がすべて無料で、チャットを使って簡単に取引きが可能です。知らない人との個人間のやりとりとなるので、注意は必要です。
ミシンを必要としているNPO法人などの団体があるかを、HPなどで探してみましょう。取組みに共感できる団体があれば、ミシンを寄付することができます。
リサイクルショップで売却する
ミシンは需要が高まっているため、リサイクルショップでも人気があります。ミシンの状態も良く捨てるのはもったいない場合、リサイクルショップでの売却を検討しましょう。
金額的にあまり期待はできませんが、少しであっても収入につながります。取引き価格の目安は、販売価格の10~30%となっています。
リサイクルショップアシストの平均買取価格の例を上げると、シンガーミシンで2,000円・ジャノメミシン8,000円・JUKIミシン11,000円となっています。
不用品回収業者を利用する
ミシンの処分に手間も時間もかけたくない人は、不用品回収業者の利用がおすすめです。ミシンだけではなく、まとめて大量の家電や家具・雑貨なども回収してくれます。
不用品回収業者のメリットは、準備や手続き・運び出しなどのわずらわしさがなくすべてを任せられることです。自治体のような個数制限がなく品目の制限もないため、ほとんどの不用品を回収してもらえます。
ただし、ミシンだけの回収では、単品費用に基本料金が加算されるので割高になる可能性があるため気をつけてください。
エコ助っ人スタッフ
ミシンを売却したり譲渡したりする場合の注意点
ミシンを売却したり譲渡したりする場合、いくつかの注意点があります。売却や譲渡をする際、人気メーカーのミシンか・ミシンが使える状態であるかどうか・付属品が揃っているか・ミシンが綺麗な状態かどうかの確認が大切です。
本章では、ピックアップした大事な3点をくわしく解説しますので参考にしてください。
- ミシンが正常に動作するか確認する
- ミシンの付属品を揃えておく
- ミシンを綺麗にしておく
高価買取が期待できるミシンの人気メーカー
高価買取が期待できるミシンの人気メーカーは、下記のとおりです。
- ブラザー
- JUKI
- ジャノメ
買取相場が高いとされる順に、人気メーカーを紹介しています。ブラザーは幅広い種類のミシンを製造しており、ミシンメーカーのトップと言っても過言ではありません。
JUKIは工業用ミシンとして知られており、世界でもトップクラスで国内外問わず需要も高いのが特徴です。ジャノメは、家庭用ミシンとして世界的にも有名です。
ミシンが正常に動作するか確認する
ミシンが正常に作動するかを、確認する必要があります。電源が入らない・スムーズに操作ができないなど、故障品であれば買取は不可能です。
とくに長年使わずに押入れの隅に置いたままとなっていたミシンは、電源を入れて動くかどうかを確かめてください。明らかに壊れている場合は、処分しましょう。
エコ助っ人スタッフ
ミシンの付属品を揃えておく
ミシンには、取扱説明書・ボビンやドライバー・針・ACケーブル・カバーなどの付属品があります。売却や譲渡の際には、本体だけではなく付属品を揃えておく必要があるのです。
付属品が揃っていれば、高値がつく可能性が高まります。また、ケースが綺麗な状態のままであれば、ケースと合わせて売却した方がより高値での買取が期待できます。
ミシンを綺麗にしておく
ミシンを売却や譲渡する際、見た目の綺麗さは最も重要なポイントです。買取価格に大きく影響するため、ブラシなどを使い外はもちろん内部も念入りに綺麗な状態にしておくと査定額が変わります。
ミシンに油汚れがついた場合、布を硬く絞り汚れた部分を拭くと本体を傷つけず綺麗に仕上がります。細かい部分の掃除では、無理に綺麗にしようとしないでください。
ミシンを処分する際にかかる費用の相場
ミシンを処分する際にかかる費用として、4つの方法の費用相場をまとめました。自治体を利用する場合、不燃ゴミは無料処分と言っても良くゴミ袋代だけで済みます。
粗大ゴミの場合は費用がかかるものの、格安で処分可能です。ニトリによる小型家電リサイクル回収の利用は、1箱での費用です。不用品回収業者は、単品プランであれば品目の回収料金に基本料金がかかります。
基本料金の費用相場は3,000円~5,000円で、単品料金だけではないので注意してください。不用品回収業者により、基本料金は異なりますので業者に直接問い合わせましょう。
自治体の粗大ゴミとして処分する | 500円~1,000円台 |
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自治体の不燃ゴミとして処分する | 無料(ゴミ袋代) |
ニトリの小型家電リサイクル回収を利用する | 2,200円 |
不用品回収業者を利用する | 1,000円~ |
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ミシンを処分するか修理するかで悩んだ時の判断基準
ミシンの調子が悪くなった時に処分するか修理するか、悩むところです。本章では、処分するか修理するかで悩んだ時の判断基準は何かについて解説します。
- まだ正常に縫えるかどうか
- メーカーの保証期間内か
まだ正常に縫えるかどうか
まだ正常にミシンで縫えるかどうかは、重要な判断基準のひとつです。まっすぐに縫えるか・縫い目は綺麗か・下糸が絡まっていないかなどを確認してください。
ミシンは正常に縫えてこそなので、まだ正常に縫えるかどうかが大きな判断基準となります。また、正常に縫えず故障修理が必要となると、年代ものであれば部品があるかどうかわかりません。
メーカーの保証期間内か
ミシンメーカーにより異なりますが、ミシンの保証期間は1年としているメーカーがほとんどです。3年~5年の保証とするのは、メーカー1年保証に店舗保証を加算しての期間とする傾向があります。
1年という保証期間は、使用してもしなくても時間の経過とともに劣化する部品があるためです。保証期間内の不具合であれば、無償となるのでメーカーの保証期間内かどうかは判断基準のひとつとなるでしょう。
【まとめ】状態に合わせてミシンの処分方法を選ぼう
本記事では、ミシンの処分方法や費用相場などを紹介しました。ミシンを処分する場合、処分したいミシンがどのような状態かで処分方法が選べます。
あまり使用年数も経っておらず、まだ使える状態で綺麗ならば売却や譲渡の方法がおすすめです。人気メーカーのミシンや需要のあるアンティークなミシンは、高価買取も期待できます。
費用関係なくミシンを簡単に早く処分したい人は、不用品回収業者が最適です。忙しい人や引越しが控えている人には、とくにおすすめします。