高圧洗浄機の処分方法6選！寿命や処分にかかる費用も解説

最終更新日：2024/08/05

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家の外壁や車のホイールなど、家のさまざまな箇所をきれいにできる高圧洗浄機は、家庭用・業務用ともに人気の製品です。本記事では、家庭で使わなくなった高圧洗浄機の処分方法について紹介しています。

高圧専用機を長く使い続けるコツ、壊れてしまったときの処分方法、中古での売却方法など高圧専用機を処分したいときに知っておきたい内容です。

高圧洗浄機の寿命と長く使うコツ

本章では、高圧洗浄機の寿命と長く使うコツについて紹介します。家庭で利用する高圧洗浄機は、モーター・ポンプを内蔵した本体と電源で構成されます。

さらに、給水ホース・高圧ホース・トリガーガン・ノズルなどのパーツを、用途に応じて組み合わされているのが一般的です。パーツの一部でも損傷すると、正常に作動せずに故障の原因になります。

長持ちさせたいときには、使用後のパーツメンテナンスを丁寧に行いましょう。

高圧洗浄機の寿命はどれくらい？

高圧洗浄機の寿命は、モーターの種類や使用頻度により異なりますが、一般的には週1~2回程度の使用で5年程度といわれています。高圧洗浄機を家庭で利用する際には、主に外壁や車、窓枠などの掃除に使われるので、使用回数は多くはありません。

国税庁の「減価償却資産の耐用年数表」の中では、高圧洗浄機は「その他の機会及び装置」に分類され、耐用年数10年となっています。高圧洗浄機を丁寧に扱えば、10年程度使い続けられる品物です。

意外と多い高圧洗浄機のトラブル

高圧洗浄機を利用していると、水が出ない・圧力がかからない・水漏れするなどのトラブルが起こります。トラブルを避けるためには、連続使用時間・頻度を守ることが大切になります。

故障の原因として最も多いのは、水が通っていない状態でモーターを回す「空回し」です。空回しを長時間行うとモーターが焼き付いてしまい、本体が使い物にならなくなります。

空回しは長くても30秒以内にしましょう。次の章では、トラブル回避のコツを深堀りします。

高圧洗浄機を長く使うためのコツ

前章でも紹介したように、高圧洗浄機を長く使うためには、説明書を確認して連続使用時間・頻度を守ることが大切です。また、使用後にメンテナンスをしないとノズルやフィルターの目詰まりがあったり、本体ポンプに異物や空気が入り故障の原因になります。

洗浄力が落ちたように感じたら、各パーツのメンテナンスを早めにしておきましょう。

使用後は毎回水抜きをする

高圧洗浄機使用後には、毎回水抜きをしておきましょう。とくに、冬場の使用時に水抜きがされていないと、ポンプ内の水が凍結します。

水が凍ると体積が増えてしまうので、ポンプに圧力がかかり膨張した状態になります。年末の大掃除などで、高圧洗浄機を使用したら故障したというケースでは、ポンプ内の水が凍ってしまい、ポンプが破損したという例が多いのでお気を付けください。

高圧洗浄機使用後は、水や空気をしっかり抜いて保管しましょう。

フィルターの目詰まりに注意！

給水口フィルターの目詰まりも、故障の原因になりやすい箇所のひとつです。圧力が上がらない・水をうまく給水できないなどのトラブルがあったら、フィルターが細かいほこりで目詰まりしている可能性があります。

とくに、井戸水や池の水、工事用水などを使用した場合には、水中の不純物を大量に吸い上げるので、より高性能なフィルターを通すのがおすすめです。フィルターは、取り出して流水ですすぎ洗いするだけなので、簡単にメンテナンスできます。

屋内での保管がおすすめ！

高圧洗浄機は本体から高圧ホースや給水ホースを取り外し、劣化を防ぐために屋内保管するのが基本です。日に当たる場所や雨に濡れる場所に長時間置いていると、ホースや部品の劣化が進み長く使い続けられなくなります。

水が内部に残っている場合は凍結の恐れがあるため、凍結しやすい場所の保管も故障の原因の1つです。家庭用の高圧洗浄機はコンパクトに収納できるタイプも取り揃えられています。

購入時には屋内保管を前提に、自分に適した商品を選ぶと長く使い続けられます。

高圧洗浄機を処分する方法

本章では、使わなくなった高圧洗浄機を適切に処分する方法を紹介します。アタッチメント交換だけで家のさまざまな場所を掃除できる高圧洗浄機は、家電の中でも人気の品です。

壊れた物はごみ出しルールを守って捨てなければなりませんが、まだ使えるけどいらなくなった物であれば、捨てる前に人に譲る・売却するなど再利用もできます。

方法①自治体の粗大ごみとして処分する

自治体の粗大ごみで高圧洗浄機を処分する方法は、戸別収集を利用する方法と指定のごみ処理場に自分で持ち込む方法があります。自治体の粗大ごみ収集は、ほかの処分方法に比べて費用が安くすむというメリットがあります。

収集は事前申込み制で、平日の日中に収集している自治体がほとんどです。日中忙しい人や土日しか休みがない人にとっては、デメリットとなります。

一度に収集できる個数・分別ルールなど、自治体ごとに違いますので確認をしてから処分しましょう。

自治体で戸別収集を利用する

自治体では、有料戸別収集を実施しています。収集受付方法は、地域によって多少違いはあるものの、ほとんどの自治体が電話やインターネットでの事前申込みで受付が可能です。

たとえば、東京都杉並区で実施している高圧洗浄機の戸別収集は、10kg以上で業務用でない品と決められています。まずは、粗大ごみ受付センターに電話かインターネット、FAXのいずれかで申し込みます。

収集日と手数料を教えてくれるので、手数料分の有料粗大ごみ処理券を購入し、品物に貼り収集日の朝8時に指定場所にごみ出しすれば完了です。

自治体のごみ処理施設に自分で持ち込む

車がある人は、自分で自治体指定のごみ処理施設に持ち込むことも可能です。たとえば、東京都杉並区では事前申込みをして、区民持ち込み場所に直接持ち込みができます。

施設への持ち込みは搬入の手間はかかりますが、杉並区の場合は持ち込み手数料が一律400円で済みます。戸別収集より処分費用が抑えられるというメリットがあるので、時間があれば持ち込みがおすすめです。

自治体によっては、事前申込みが必要ない地域もありますが、高圧洗浄機は地域によって扱いがさまざまなので、持ち込む前に電話確認しておくと安心です。

方法②小型の場合は使用済み小型家電として自治体で処分する

家庭用高圧洗浄機でコンパクトな品は、小型家電として自治体でリサイクル処分できます。小型家電リサイクルとは、電源コンセントや充電池、乾電池使用の家電製品を無料で回収し、再利用に回す制度です。

自治体では回収BOXや宅配を活用して小型家電回収に努めています。たとえば、埼玉県川口市で実施している小型家電回収は宅配便を利用した方法です。

40cm以上の品は粗大ごみとなり、小型家電の対象にはならないのでサイズの確認が必要です。

方法③フリマアプリ・ネットオークションに出品する

まだ使える品はフリマアプリ・ネットオークションに出品して売却すれば、お金に換えられます。フリマアプリやオークションのメリットは自分の希望する価格で出品できることです。

未使用で性能の高い品であれば、高価で売却できる場合があります。また、高圧洗浄機の場合、給水ホースやノズルなどパーツ出品できることもメリットです。デメリットは、売れるまでの保管場所が必要なことや梱包・配送手続きを自分で進めなければならないことです。

方法④友人・知人でほしい人を探す

友人や知人にほしい人がいたら、譲ってあげるのもよい方法です。高圧洗浄機は高価なイメージや、扱いが大変そうというイメージがあって、ほしいけど買わないという人が意外といます。

友人や知人に譲ることになれば、処分費用がかかることもありません。また、実際に使用していたあなたから話を聞くことで友人も安心して利用できるので、相手にも喜んでもらえます。

デメリットは大型洗浄機の場合に運ぶ手段が必要なことです。

方法⑤リサイクルショップに買取ってもらう

すぐにお金に換えたい人は、リサイクルショップに買取ってもらう方法があります。リサイクルショップのメリットは持ち込めば、すぐ査定してくれて、現金に換えてくれることです。

ただし、状態によっては値段がつかず持ち帰ることもあり得ます。買取は基本的に製造1～2年の品で状態の良いものが高価買取されやすいといわれています。

リサイクルショップを選ぶ際には、できるだけ工具買取に強い業者を選んで査定してもらうこともおすすめです。

方法⑥不用品回収業者に依頼する

できれば買取して欲しいけど、査定がつかなくてもすぐ処分したい人におすすめの方法は、不用品回収業者に依頼することです。不用品回収業者は、最短即日で回収にきてくれる業者です。

家庭にあるどのようなものでも回収にきてくれるので、高圧洗浄機のほかにも処分したい品があってもまとめて回収してくれます。回収に費用はかかりますが、買取サービスをしている業者であれば、高圧洗浄機の査定をして高価買取してくれます。

もし、買取りできなくても回収はしてくれるので、部屋がすっきり片付きます。

高圧洗浄機は中古でも人気がある！

高圧洗浄機は家庭用・業務用を問わず中古でも人気がある商品です。ネットでは一般中古品でも6,000~25,000円で買取されています。

本章では、まだ使える中古の高圧洗浄機を売却しやすい条件について紹介します。高価買取されているのは製造年数1~2年の品が中心です。

ただし、高圧洗浄機はほかの家庭電化製品と違い、古い年式でも丁寧に準備して査定してもらえば、意外と高く売却できる場合があります。

高圧洗浄機は中古でも売却しやすい

高圧洗浄機が良く売れる時期は年末とゴールデンウィーク前です。高圧洗浄機が一番活躍するのは、外壁の大掃除やレジャー前後の車掃除なので需要が増えます。

利用価値が高い分、高圧洗浄機は中古でも売却しやすい品ですが、高く売却されやすい条件はあります。まず、付属品はできる限り揃えましょう。

本体パーツだけでなく、説明書や保証書が整っていると、買取価格はアップします。ほこりや汚れがないようにきれいに掃除しておくことも大切です。

とくに人気の高圧洗浄機メーカーは？

人気メーカーの高圧洗浄機はとくに高価で売却しやすい品です。たとえば、ケルヒャーのK4プレミアムは30,000円台で買取されています。

人気メーカーは、アタッチメントの種類が豊富なこともあり、パーツでの買取や売却もしやすいです。未使用のノズルやパーツは捨てずに売却を検討すると、思わぬ副収入になる場合があります。

高圧洗浄機の処分にかかる費用は？

本章では、高圧洗浄機を処分する際にかかる具体的な費用について紹介します。家庭からでた不用品を処分したいときには、基本的に処分費用がかかります。

高圧洗浄機の処分費用の目安を表にしたのでご覧ください。処分費用の傾向としては、費用が安いほど手間がかかり、費用がかかるほど手間がかからずいつでも処分できるようになります。

たとえば、不用品回収業者の場合、費用は自治体よりかかりますが、自分の好きなタイミングで処分できて分別・搬出の手間がかかりません。

高圧洗浄機の処分ならエコ助っ人にお任せ！

ECO助っ人は買取サービス査定をしている不用品回収業者です。24時間365日受付でお客様のご都合にあわせていつでも回収に伺います。

家庭用・業務用の高圧洗浄機など不用品単品から、引越しや遺品整理などで溜まった大量のごみまで、最短即日お伺い可能です。料金は処分に必要な量にあわせたすべて込みこみの積み放題パックなので、追加で費用がかかることはありません。

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【まとめ】高圧洗浄機は自分にあった方法で処分しよう

本記事では高圧洗浄機の処分方法について紹介してきました。高圧洗浄機は中古でも人気が高い商品のひとつです。

製品の寿命は5~10年といわれていますが、丁寧にメンテナンスすれば長く使えますし、売却もしやすいことが高圧洗浄機の特徴といえます。ただし、高圧洗浄機は種類が多く、捨て方がわかりにくい品でもあります。

高圧洗浄機の処分に困ったらECO助っ人にいつでもご相談ください。