不要な灯油処分の方法とは？自分で処分か不用品回収業者どちらがいい？

最終更新日：2023/05/30

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間違ったやり方で処理すると、懲役5年など罰則を受ける灯油処分。

今この記事を読んでいる人は、

こんなことが気になっていると思います。
灯油はガソリンスタンドなどで手軽に買うことはできますが、非常に処理が難しいですよね。

かといって適当に処理することは大変危険です。
そのため、今回は、不要な灯油処分の方法やおすすめな回収業者を紹介します。

灯油処分に慣れてない人でも分かりやすいように丁寧に１つ１つ解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは今回の簡単な概要を確認しましょう。

この記事で分かることはこちら

是非、最後までご覧ください。

灯油を処分するタイミングの目安とは

灯油を処分するタイミングの目安はどのぐらいでしょうか？

季節の変わり目や、引っ越しのタイミングなどが考えられると思いますが、その他にも灯油の状態に応じて処分するべきタイミングがあります。

思わぬ事故を防ぐためにも、適切なタイミングで処分するようにしましょう。

以下では灯油を処分するタイミングの目安について３つのポイントをご紹介します。

今後灯油を使う予定がない

今後灯油を使う予定がない場合は、できるだけ早く処分することをおすすめします。

不必要に灯油を保管していると、思わぬ火災事故の原因にもなりかねません。

また、長く放置していると、いつの灯油かわからなくなってしまったり、悪臭の原因にもなりますので、その後の処分がさらに面倒になってしまいます。

「灯油を使う予定はないが、処理の方法がわからずそのままになってしまっている」という方は本記事を参考に、適切に不要な灯油をなるべく早く処分しましょう。

保管期間が過ぎている

灯油には保管期間の目安があります。通常、灯油の保管期間は1年から2年程度とされています。

保管期間を過ぎた灯油は劣化している可能性が高く、使用すると火災や機器の故障の危険性があります。

劣化した灯油は色が変わったり、悪臭を放つことがあります。

灯油は、また次のシーズンに使えるかもしれない、ととっておくことは避け、シーズンごとに使い切るか、余ってしまった分は正しく処分することが大切です。

灯油が劣化している

灯油は時間とともに劣化し、品質が低下します。

保管中の灯油は酸化や水分の影響を受け、不純物や沈殿物が生成される可能性があります。

灯油は劣化が起こると、燃焼効率が低下したり、燃料供給系統が詰まることがあります。

また灯油の劣化は見た目では分かりにくいため、臭いや色の変化にも注意が必要です。

灯油が劣化しているかどうか判断が難しい場合は、無理に使わず処分するようにしましょう。

劣化した灯油を使うことは思わぬ事故の原因にもなりかねません。

不要な灯油の処分方法5選

ここでは、不要な灯油処分の方法を5つ紹介します。

上記の３つの方法に絞りそれぞれ解説していきますね。

注意点や具体的な方法を書いているので、「自分で灯油処分できるの？」「灯油処分って難しい...」という皆さんも深く理解できると思います。

では、早速見ていきましょう。

処分方法①| ガソリンスタンドで回収してもらう

1つ目は、「ガソリンスタンドで回収してもらう」です。

こちらは以下の方におすすめになります。

ガソリンスタンドは、色んな危険物を取り扱っているのでとても安心できますね。

ガソリンスタンドの不要な灯油の回収は、無料な場合も多くあるので、値段を安く済ませたい方にはおすすめです。

しかし、自分が灯油を買ったガソリンスタンドでないと対応してくれないという可能性もあるので、一度お問い合わせするのが良いと思います。

そこの店舗で灯油を買っている場合は、買ったことを証明できるレシートを持参すると良いでしょう。

処分方法②| 不用品回収業者に依頼する

2つ目は、「不用品回収業者に依頼する」です。

こちらは以下の方におすすめになります。

電話一本で最短即日に不要品を引き取ってもらえるので、非常に便利です。

また、灯油以外にも要らないものがある方も灯油と一緒に引き取ってもらうことができます。

ガソリンスタンドよりも値段は少し高めですが、上記に書いた特徴が当てはまる人は是非、一度使ってみてはいかがでしょうか。

結構質問として「回収業者に来てもらって灯油一本だけ引き取ってもらうのは迷惑でしょ？」といったことがありますが、迷惑なことは一切ありません。

回収のトラックが近所を回っているケースが多いので、電話を受けてすぐ依頼元に行くだけです。

処分方法③| 知り合いに使ってもらう

3つ目は、「知り合いに使ってもらう」です。

こちらは以下の方におすすめになります。

近所との繋がりが多くある方は、無料で灯油を渡すことができるので非常におすすめです。

結構、灯油は値段が高いので喜んで貰ってくれる方も多いと思います。

また、知り合いに灯油を渡す時の注意点として以下のことに注意しましょう。

灯油は大変危険なものですので、必ず上記の3つのことを確認するようにしてください。

感謝の気持ちを伝えられて嬉しくない人はいないですよね。

処分方法④| 紙や布に染み込ませて捨てる

4つ目は、「紙や布に染み込ませて捨てる」です。

こちらは以下の方におすすめになります。

こちらは、自治体によって基準は異なりますが、目安として100cc以下の灯油の量であれば可能で、一番手っ取り早く無料でできるので良いですよね。

ただ、これをやる際は必ず自治体のホームページを見るかお問い合わせしてください。

灯油を紙などに染み込ませて燃えるゴミに捨てるのは、火災や事故の原因になるので、禁止している自治体もあります。

また、この方法をやる際には、灯油を染み込ませた紙や布をもう一度濡れた布などで包むと火災をより防ぐことができるので、実施してください。

とはいっても、やはり危険な要素が多くありますので、安心・安全な不用品回収業者に依頼することが一番です。

処分方法⑤| ストーブなどで使い切る

最後は、「ストーブなどで使い切る」です。

こちらは以下の方におすすめになります。

こちらの方法も灯油が少量の場合に限りますが、無料で不要な灯油を処分できるので、おすすめです。

実際、1リットル程度なら2時間くらいで使い切ることができますよ。

少量の灯油は、長雨や梅雨の時期に洗濯物を乾かすのにも最適ですし、寒さがぶり返すこともありますので、保管しておくのも良いと思います。

ただ、3ヶ月以上前の灯油は不用品業者に引き取ってもらう方が安心です。

また、一酸化中毒に気をつけるためにも、窓を開けてよく換気してくださいね。

以上が不要な灯油の処分方法です。是非、参考になればと思います。

古くなった灯油を処分する際の注意点

灯油をご自身で処分する際はどのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか？

灯油を処分するときは、作業場の環境や軍手の着用など、以下の３つの点を必ず守って作業するようにしましょう。

換気を必ず行う

古くなった灯油を処分する際には、換気を十分に行うことが重要です。

灯油は揮発性があり、換気の不十分な場所では引火や爆発の危険性があります。

屋外での処分が可能な場合は、風通しの良い場所で作業しましょう。

屋内で処分を行う場合は、窓を開けて換気を確保し、火気や引火性のある物との距離を保つようにしましょう。

移し替えなどの作業は火気のないところで行う

灯油を処分するための移し替えなどの作業は、火気のない場所で行うことが重要です。

火気によって灯油が引火する可能性がありますので、かならず安全な場所で作業を行いましょう。

ストーブなどの近くで作業をすることは大変危険です。

また、周囲に引火性の物質や器具がないことを確認し、慎重に取り扱いましょう。

運搬などの際は軍手を着用する

古くなった灯油を処分する際には、運搬などの作業において軍手の着用が必要です。

灯油は刺激が強いため、皮膚に接触すると炎症などを引き起こすことがあります。

また、灯油は燃えやすいため、万が一の事故に備えて軍手を着用することで手の保護を図りましょう。

安全に灯油の処分作業を行うためには、適切な保護具の使用が不可欠です。

灯油を処分する際にこぼしてしまった時の対処法

灯油を処分する際、万が一こぼしてしまったらどう対処すれば良いのでしょうか？

灯油は揮発性物質でもあるので、簡単に拭き取るだけではなく、こぼした箇所に応じて正しい対応をすることが大切です。

以下では、肌にこぼした場合、服やカーペットにこぼした場合、玄関やタイルにこぼした場合のそれぞれについて対処法をご紹介します。

肌にこぼした場合

灯油を肌にこぼしてしまった場合は、まず冷水で洗い流すことが大切です。

流水で十分に洗い、皮膚から灯油を除去しましょう。その後、中性洗剤を使って優しく洗います。

十分に洗い流せたら、最終的には保湿クリームや皮膚の保護をするクリームなどを塗ることがおすすめです。

なお、炎症やかぶれなどの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談しましょう。

服やカーペットにこぼした場合

灯油が服やカーペットにこぼれてしまった場合は、まず火災を防ぐため、周囲の引火物を遠ざけましょう。

安全を確認したら、湿った布やペーパータオルでできるだけ多くの灯油を吸い取ります。

灯油を吸い取ったあと、中性洗剤を薄めた水で優しく洗い、水で洗い流します。

漂白剤や強力な洗剤は、使用しないように注意しましょう。

最終的には陰干しして乾かし、専門業者に相談することも検討するようにしましょう。

玄関やタイルにこぼした場合

灯油が玄関やタイルにこぼれた場合は、まず火災を防ぐため、周囲の引火物を遠ざけましょう。

次に、吸収性のある材料（砂や養生テープなど）を使って灯油を吸い取ります。

こぼしてしまった灯油の吸収が十分でない場合は、専門の吸油剤を使用することも検討しましょう。

その後、中性洗剤を使って拭き取り、水で洗い流します。充分に乾燥させ、換気を行って臭いを取り除くことも重要です。

灯油処分するときのNG行為4選

ここでは、灯油を処分するときに注意してほしい4つのことを紹介します。

上記の4つに絞りそれぞれ解説していきますね。

意外と”これダメだったの？”というようなNG行為もあるので気をつけてください。

NG行為①| 凝固剤で固めない

１つ目は、「凝固剤で固めない」です。

そもそも、凝固剤とは温まった食用油で薬剤が溶けて固められるものですので、常温の灯油を入れても薬剤が溶けることはありません。

そして、後述しますが、火災や事故の原因になるので、灯油を温めないでください。

NG行為②| 下水に流さない

２つ目は、「下水に流さない」です。

灯油も下水に流すと、下水管で爆発する可能性や浄水できなかったりします。

これらが発生して行政の対応が必要になると、賠償責任などの費用が請求されることもあるので、やらない方が良いです。

また、下水に灯油を流すことは生物にも悪影響になります。

NG行為③| 土に埋めない

3つ目は、「土に埋めない」です。

よく「少しの灯油なら土に埋めても良い」や「灯油は土で分解される」といったようなことを耳にしますが、これは絶対NG行為ですよ。

灯油は土で分解されず、土壌汚染の原因や植物が生えてこなくなったりするので、気を付けてください。

NG行為④| 燃やして捨てない

最後は、「燃やして捨てない」です。

灯油の引火点は37〜65°で非常に燃えやすい性質があるので、燃やすことは絶対にしてはいけません。

火災や事故の原因に繋がります。

以上が不要な灯油を処理する際に注意することです。

灯油を入れるポリタンクや灯油缶の処分方法

灯油を処分した後、残ったポリタンクや灯油缶の処分も、悩ましいですよね。

しっかり使い切っても、付着した灯油が残っている場合がありますので、正しく処分するようにしましょう。

以下ではポリタンク、灯油缶それぞれの処分方法をご紹介します。

お住まいの地域ごとにルールが異なりますので、必ず地域のルールを確認するようにしましょう。

ポリタンクの処分方法

ポリタンクの処分方法は、まず中身を使い切り、完全に空にすることが重要です。

その後、ポリタンクの表面を水や中性洗剤で洗浄し、十分に乾燥させます。

処分する際には、地域のルールやガイドラインに従って適切な方法を選びましょう。

一般的には、プラスチック製容器としてリサイクル可能な場合があります。

リサイクル回収のシステムが整っている場合は、指定された収集方法に従って処分することが望ましいでしょう。

灯油缶の処分方法

灯油缶の処分方法は、まず残った灯油を使い切り、完全に空にすることが重要です。

灯油缶は、地域のルールに従ってリサイクルすることがおすすめです。

一般的には、金属製の灯油缶は金属リサイクルの対象となります。

ただし、処分方法は地域によって異なる場合がありますので、地域の指示に従って専門の処理施設やリサイクルセンターに持ち込むことが必要です。

また、灯油缶を処分する前に、表面の残留物や臭いをきちんと取り除くことも大切です。

灯油の不用品回収依頼をする時のポイント

ここでは、不要な灯油を不用品回収業者に依頼するポイントを紹介します。

不用品業者の中にも、悪徳業者が多いのも事実です。

そんな、悪徳業者を選ばないためのポイントは、

上記の４つになります。

事前にHPを確認して、業務許可をとっているのかや見積もりは可能であるのかなどその業者は法律的に安心できるのかをしっかり見極めましょう。

また、相場を確認しておくことも大切です。

悪徳業者の場合だと料金体制が不明瞭な場合も多く、自宅に無理やり乗り込んで高額請求して来る場合もあるので、以下の相場を目安に考えて業者選びの際に参考にしてください。

HP上で確認する際には、記載されている値段が税込みなのかそれとも税抜きなのかを確認することでトラブルを事前に防ぐことができます。

さらに、損害賠償保険に加入しているのかを依頼したい業者のHPで確認することが良いですね。不用品回収で床やカーテンが汚れた際に、費用を補償してくれる方が良いはずです。

この他にも、灯油以外も不用品業者に回収してもらえないかを確認することが大切です。

積み放題プランといったのがある会社もあるので、結構お得になりますよ。

おすすめできる灯油の不用品回収業者を紹介!

不要な灯油の回収に対応する不用品回収業者は多くあります。

そのため、「どの業者が良いのか分からない」このような方も多いはずです。

そんな方におすすめできる不用品回収業者、それは「エコ助っ人」になります。

エコ助っ人には３つの特徴があります。

365日24時間いつでも不用品の回収依頼を受けていますので、「今ものを捨てたい」と思った時に連絡して頂けます。

関東や関西を中心に幅広いエリアからの依頼に対応しており、電話一本で見積もりを依頼することができるので、とても簡単です。

料金体系も非常に明瞭で、不用品ごとに定額パックプランとなっているため、初めて不用品回収業者も利用する方でも料金で迷うことはありません。

出張見積もりに関しては、無料でやって頂けるので、見積もり後にキャンセルしてもキャンセル料金は一切請求されることはありません。

なので迷っている方は一度、お問い合わせしてみてください。

おすすめできる灯油の不用品回収業者3選

ここでは、エコ助っ人の他におすすめできる灯油の不用品回収業者を３社紹介します。

上記の３つの業者に絞りそれぞれ特徴を解説していきますね。

おすすめポイントや評判まで詳しく書いているので、不用品業者選びの際に参考にしてみてください。

業界最速＋最安値なら「ワンナップLIFE」

１つ目は、「ワンナップLIFE」です。

ワンアップLIFEには以下の強みがあります。

営業時間は、8時〜24時までで年中無休です。

対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県となっており、軽トラック載せ放題プランは16,280円〜になっています。

口コミでも、「他の業者は高くついたけど、ワンナップLIFEはお手頃価格で処分できたから大満足だった」とあるのでおすすめできますね。

LINEで見積もりができて、最短25分の対応、見積もり後のキャンセル可能ですので迷っているならまず連絡するのが良いでしょう。

評判が高く信頼できる「粗大ゴミ回収本舗」

２つ目は、「粗大ゴミ回収本舗」です。

粗大ゴミ回収本舗には以下の強みがあります。

営業時間は、8時〜24時までで年中無休です。

対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県となっており、軽トラック積み放題プランは14,800円〜になっています。

口コミでも、「ちょっとした片付けの回収でも丁寧に対応してくれた」などの会社の理念がしっかりとしていることが分かります。

是非、一度見積もりを出してはいかがでしょうか。

プロ集団なら「なんでも回収団」

最後に紹介するのは、「なんでも回収団」です。

なんでも回収団には以下の強みがあります。

営業時間は、8時から〜24時までで年中無休です。

対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県となっており、軽トラック積み放題プランは13,800円〜になっています。

口コミでも、「作業前に現場で見積もりを作成して、最も適したプランを提案してくれた」とあるので、おすすめです。

最短25分の対応で、見積もり後のキャンセルも可能ですので、一回お問い合わせして見てください。

以上が、おすすめできる灯油の不用品回収業者です。

灯油処分に関するよくある質問

灯油の処分方法まとめ

今回は、不要な灯油の処分方法とおすすめできる不用品回収業者を紹介しました。

この記事のポイントはこのような感じです。

これらのポイントを詳しく説明しました。
いかがだったでしょうか。

間違った方法で灯油を処理すると処罰を受けることもあるので、気を付けてください。

一番安心・安全なのは不用品回収業者に依頼することなので、今回の記事を参考に業者選びをして見てください。

最後までご覧頂き、有難うございました。