神棚の処分方法や処分するタイミングの目安は？神棚以外の神具の処分方法も併せて解説

最終更新日：2023/08/31

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ご自宅や職場などに設置している神棚を処分するタイミングを知っていますか？自宅の新築やリフォーム、引っ越しなどで神棚を処分する必要がある時には、神棚の捨て方に悩むこともあるかもしれません。

神棚は神さまの宿る神聖な場所といわれているため、処分するときには正しい手順をふむ必要があります。本記事では、神棚の正しい処分方法や処分するタイミング、処分する際の注意点などを詳しく解説するので、神棚を処分する場合の参考にしてください。

神棚を処分するタイミングの目安は？

そもそも神棚は神さまに家内安全や繁栄を願う場所として住宅や会社などで設置される神聖なものです。そのため神棚は神さまのために居心地の良い場所でなければいけないことはご存知のかたも多いでしょう。

今設置している神棚が購入してから5年以上経過している場合は、日焼けをしてしまったり、毎日掃除していても汚れがついている可能性もあります。やはり汚れや、経年劣化をした神棚は神さまにとって居心地の悪い場所になってしまうので5年を目安に買い替えてみましょう。

そして、新築や増築したときも、新しく買い替えるタイミングですので決して古い神棚を再利用せず、神さまのお家である神棚も新しく購入しましょう。

神棚を処分する前のチェックポイント

神棚を処分するタイミングがわかりましたが、神棚は簡単な気持ちで処分してはいけないものといわれています。そのため神棚の処分は次に紹介するチェックポイントを確認し、必ず神さまに感謝の気持ちをもって処分しましょう。

大前提として、神棚は決して乱雑に扱ってはいけませんので取り扱いには十分注意してください。

魂入れがされているかどうかを必ず確認する

先にも述べましたが、神棚は神さまに感謝の気持ちと家内安全や繁栄を願うための神聖な場所として設置されています。しかし必ず神棚を設置しなければいけないという決まりはなく、実際のところ神棚がない家もあります。

また、神棚は設置する際に神主さんに魂入れという儀式を行なってもらう場合もあります。なお、神棚に魂入れをしている場合は、必ず処分前に魂抜きのお焚き上げをする必要があります。

神棚の処分を検討しはじめたら、必ず魂入れを行なっているのかどうかを確認するようにしましょう。

処分する前に今一度綺麗に掃除しておく

今までの感謝の気持ちを神さまに示すためにも、処分する前に心をこめて神棚をきれいに掃除することが大切です。

なお、掃除をおこなう際は必ず口をマスクや和紙などで覆い、以下に紹介する手順を参考に掃除してください。

神棚の処分方法５選

神棚を処分する際は必ず魂出しの供養をするか、きれいに掃除しなければいけません。魂抜きや、お掃除といった神棚を処分する前の正しい事前準備を終えたら、ついに神棚を処分することができます。

つぎに神棚の正しい処分方法を5つ詳しくご紹介しますので参考にして、適切な処分方法を理解しましょう。

①神社に処分（お焚き上げ）を依頼する

魂入れをしていた神棚はそもそもごみとして処分することは罰当たりな行為かもしれません。

そのため、魂入れをした神棚は、必ず神社でお焚き上げの予約をしてから供養し、処分してもらいましょう。しかし全ての神社で神棚のお焚き上げができるわけではありませんので、最寄りの神社などに必ず確認してください。

お焚き上げで処分する際は必ず祈祷料として処分費用がかかりますので感謝の気持ちを持ち納めるようにましょう。

②「どんど焼き」にもっていく

そもそもどんど焼きとは、だるまや正月飾りなど、新年を迎えるために用意した縁起物の魂を、天に返すためにおこなわれる儀式で、毎年1月15日あたりに全国で行われている行事のひとつです。どんど焼きでは神棚の処分もできますが、神棚のおおきさによっては燃やすことができないケースもあります。

一般家庭にあるような神棚のサイズであれば大体の神社で燃やすことができますが、念の為に市区町村の自治体や、どんど焼きが行われる神社などに確認しておくと安心です。なお、神棚といっしょに祀っている神具は陶器や金属でできており、燃えないためどんど焼きで処分しないよう注意してください。

③神棚・仏具販売店に引き取ってもらう

実は神棚は、神棚・仏具販売店で引き取ってもらえる場合もあります。しかし神棚のサイズなどにより、販売店ごとに引取料が異なるので、神棚・仏具販売店で引き取ってもらう場合は、事前に料金を確認するようにしましょう。

事前に、見積もりをお願いすることで詳しく費用を確認できるので必ず見積もりを取るようにしてください。神棚・仏具販売店によっては、神棚のサイズなどで引き取りできないこともありますので注意しましょう。

④粗大ごみとして処分する

神棚は粗大ゴミとして自治体で処分できますが、残念ながら魂出しの供養はしてもらえません。そのため粗大ゴミとして出すことに躊躇してしまう人も多いことでしょう。

しかし自治体によっては小さい神棚であれば解体することなく、可燃ごみとして処分できます。もし粗大ゴミとして出す場合は自治体に粗大ゴミ収集予約をし、手数料に応じた粗大ゴミシールを貼り付け処分しましょう。

⑤自分で解体して可燃ごみに出す

神棚の木の部分は、燃える可燃ごみになります。自治体によっては、ゴミ袋に入るサイズの木材であれば可燃ごみとして捨てることができます。

神棚を解体するのには、ノコギリなどの基本的な工具があれば簡単に解体することが可能なので可燃ごみで処分したい方にはおすすめです。しかし、神棚を可燃ごみとして捨てることに抵抗を感じる方は多いです。

⑥不用品回収業者に処分を依頼する

神棚はサイズ関係なくとても重たく、お年寄りや女性には神棚を処分する作業はとても大変ですので、不用品回収業者に処分をお願いしてみてはいかがでしょうか。また、不用品回収業者は、神棚だけでなく不要になった神具なども含め、神棚一式を回収してくれるので便利です。

そして不用品回収業者に依頼することで、高いところに設置している神棚を取り外すなどの危険な作業がなくなるので、思わぬ事故や怪我をしなくて済みます。

神棚の処分にかかる費用相場

神棚は処分する方法によって、費用が大きく異なります。４つの処分方法についての費用相場を紹介するので、実際にあなたが神棚を処分しようと検討する際の参考にしてください。

神社や神棚・仏具販売店では、神棚をお焚き上げをするための祈祷料をおさめることで処分できます。ご祈祷料は神社や神棚のおおきさによって異なりますが、おおむね6,000円〜2,0000円程度です。

そして自治体で粗大ゴミとして神棚を処分する場合は、処分する費用としては一番リーズナブルといえますが、粗大ゴミとして取り扱われるため、お焚き上げなどの適切な供養や儀式はしてもらえないので注意が必要です。

不用品回収業者にお願いする場合は、業者によってお焚き上げなどの適切な儀式をしてから処分してくれるので確認してみましょう。

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するメリット

神棚の処分を不用品回収業者に依頼する場合、メリットはどんなものがあるのでしょうか。神様とつながる神聖な場所である神棚を処分するからには、絶対に後悔はしたくはありません。

下記では、神棚を不用品回収業者に処分してもらうメリット3つを詳しくご紹介します。

自分の都合に合わせて処分できる

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するメリット1つ目は、自分の都合に合わせて処分できることです。不用品回収業者では、回収日程を自分の都合で設定することができるようになっています。

お仕事や育児、介護、さまざまな理由から忙しい人でも、自分の都合に合わせて依頼することが可能であるということはメリットです。即日対応可能な業者に依頼すると、すぐに回収処分を行ってくれます。

自分で作業することなく全て業者にお任せできる

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するメリット2つ目は、自分で作業することなく全て業者にお任せできることです。不用品回収業者では、専属のスタッフが全ての作業を行ってくれるので、立ち会いをしているだけで処分することができます。

また、業者によっては不用品回収時に立ち会いが不要なサービスを行なっている場合もあります。神棚の処分に必要な作業を、自分で行う場合、怪我や事故などの危険があります。

処分までの手間や時間を確保しなくて済むのは、不用品回収業者を利用するメリットと言えるでしょう。誰しも、面倒臭いことは極力行いたくはありませんよね。

神棚以外の不用品もまとめて処分できる

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するメリット3つ目は、神棚以外の不用品もまとめて処分できることです。不用品回収業者では、神棚の単品での処分より、多くの不用品をまとめて処分する方がお得になるプランを用意しています。

神棚以外にも不用品がある場合は、少しでもお得に不用品を処分することができることから、利用するメリットと言えるのではないでしょうか。

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するデメリット

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するデメリットは何があるのでしょうか。人によっては不用品回収業者で、神棚を処分することをデメリットに感じる人もいるでしょう。

メリットのつぎに、不用品回収業者に依頼して神棚を処分するデメリットを3つご紹介します。

処分費用が高くなる場合がある

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するデメリット1つ目は、処分費用が高くなる場合があることです。不用品回収業者は、不用品の単品回収は費用が割高になりがちです。

場合によっては、神棚だけでなく他の不用品もまとめて処分しなければ、お得に処分することができません。もしも神棚だけを処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することがデメリットになる可能性があります。

割高で処分して損しないように、注意してください。逆に、処分したいものが多い人は神棚処分と併せてまとめて処分ができる不用品回収業者の利用をおすすめします。

業者の選定に時間がかかる可能性がある

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するデメリット2つ目は、業者の選定に時間がかかる可能性があることです。不用品回収業者は全国各地で事業をおこなっており、なかには悪徳業者も多く存在しています。

そのため、初めて不用品回収業者を利用する場合、業者選定には料金相場の確認や、会社の情報を確認したりと時間がかかってしまいがちです。業者の選定が面倒で、しっかり検討しないことで悪徳業者に依頼してしまい、トラブルに発展してしまうケースが多発しています。

悪徳業者とトラブルになる可能性がある

神棚の処分を不用品回収業者に依頼するデメリット3つ目は、悪徳業者とトラブルになる可能性があることです。悪徳業者とは、不用品を無料で回収と宣伝していたり、会社情報を提示していない業者のことを指します。

悪徳業者に依頼してしまうことで、金銭トラブルや回収トラブルにあう可能性があるため、とても危険です。無料を謳っている業者の利用については、全国の自治体で注意喚起しているので、決して依頼しないようにしてください。

不用品回収業者を選定する時のポイント

不用品買取業者を選定する時のポイントをいくつかご紹介します。不用品回収業者の選定作業とは、とても手間や時間がかかってしまう大変な作業です。

しかし選定するときのポイントを押さえておくことで、自分に合った不用品回収業者を選定できるだけでなく、悪徳業者とのトラブル回避になります。面倒だからと業者の選定をせず、悪徳業者に依頼してしまってからでは手遅れです。

ぜひ次に紹介するポイントを参考にして、不用品を少しでもお得に処分するようにしましょう。

複数社から見積もりを取得し比較する

不用品買取業者を選定する時のポイント1つ目は、複数社から見積もりを取得し比較することです。不用品回収業者は、全国各地にたくさん存在しています。

見積書には不用品を処分するための費用、オプションの有無など詳細が明記されています。相場の料金設定であるのか、自分の用途に合った業者なのかを見積書で確認しましょう。

そのため、複数社から見積もりを取得するようにしてください。無料見積もりを実施している業者のうち、3社から見積もり依頼をしましょう。

回収してもらいたい不用品の量に対して料金プランは適切か

不用品買取業者を選定する時のポイント2つ目は、回収してもらいたい不用品の量に対して料金プランは適正か確認することです。不用品回収業者は、一律の料金プランではありません。

そして業者によって独自の処分方法を導入しているため、料金設定が異なります。不用品の量に対して料金設定が適正であるかを判断するには、不用品回収業者の料金相場を確認するようにしてください。

もしも料金相場よりかけ離れている場合は、悪徳業者であると思って依頼しないようにしましょう。

オプション料金の有無をチェック

不用品買取業者を選定する時のポイント3つ目は、オプション料金の有無をチェックすることです。オプションとは、不用品を回収するにあたっての交通費、梱包作業、買取、作業時間料、運搬費など業者ごとに設定されています。

オプションをまとめてセットにしている業者を選ぶか、必要のないものはオプションから外すことのできる業者を選定することで処分費用をお得にすることができます。オプションが見積書に明記されていない場合は、必ず業者に確認するようにしてください。

実績や評判をチェック

不用品買取業者を選定する時のポイント4つ目は、実績や評価をチェックすることです。不用品回収業者のホームページでは、実際に利用した方の作業実績や評判、口コミが掲載されています。

実績や評判、口コミがない業者や著しく評価が低い業者は、なんだか怪しいため信用して依頼することができませんよね。実績や評価を確認することで、悪徳業者を見抜くことができるだけでなく、自分に合ったプランなどを確認することができるでしょう。

神棚以外の神具の処分方法

神棚の処分方法や処分費用について詳しく解説しました。では、神棚以外の神具はどのように処分することができるのでしょうか？

神具を設置する場合、併せてお神札を納め、神さまにお供えするための神具も必要となります。

神具は陶器や金属製でできた神さまのための神聖なものなので神棚同様に正しく処分しなければいけません。

次にお札やお守りをはじめ、神棚と一緒に神さまを祀るための神具一式の処分方法を詳しくご説明しますので、参考にして処分してください。

お札・お守り

お札やお守りには神さまが宿っているので、ごみとして処分することは罰当たりといわれています。できれば、お札やお守りは神社やどんど焼きに持っていき、処分するようにしましょう。

基本はお札やお守りを受け取った神社に返すことが良いとされています。しかし、旅行先の神社などで購入したお札やお守りや、いただきもののお札やお守りなど、購入した神社がわからないこともあるでしょう。

お札やお守りは、購入先の神社がわからずなかなか返すことができない場合は、どこの神社に返しても問題ありません。

榊

榊は神さまに供えたものなので、神気が宿ったとても縁起の良いとされています。そのため榊をそのままの状態で長時間放置しないようにしてください。

榊の処分方法は塩で清めてから白い紙に包んで可燃ごみで処分するか、神社でお焚き上げしてもらう方法があります。どちらの方法で処分する際も神さまに感謝の気持ちを伝えてから処分するようにしましょう。

神鏡

神鏡には御魂が宿ると言われていますので、神社やどんど焼きでお焚き上げしてもらいましょう。神社では神鏡の持ち込みを特例で認めている神社が多いです。

しかし中には持ち込み禁止の神社もありますので、事前に神社に確認するようにしてください。持ち込み禁止であっても木製部分は持ち込み可能な神社が多いので、神鏡を解体して持ち込みましょう。

鏡部分は塩で清め白い紙に包んでから不燃ごみとして自治体で処分するとよいでしょう。どんど焼きで処分する際も解体することで処分できます。

お供え物

神さまにお供えしたものは撤下神饌（てっかしんせん）と言われとても縁起の良いものです。そして、神さまにお供えしたものは美味しくいただくことで神様の力をもらえると言われていますので、米や塩や酒は長時間放置せず、傷まないうちにおさがりをいただきましょう。

しかし、玄関や窓など邪気を祓うために置いた盛り塩は絶対に口にせず、捨ててください。

お供えに用いる陶器・金属類

神さまにお供えする陶器や金属は神社やどんど焼きでは焚き上げや供養することができません。しかし、神具の陶器や金属は自治体の不燃ごみとして処分することが可能です。

神具の陶器や金属は、感謝の気持ちを持って塩でお清めをしてから白い紙に包んでから不燃ごみとして処分しましょう。陶器や金属は自治体だけでなく、不用品回収業者でも処分することができます。

神棚を処分するならECO助っ人

ここでは、神棚の処分におすすめな不用品回収業者であるECO助っ人について紹介します。

ECO助っ人の魅力

ECO助っ人では、神棚をはじめ家具家電などさまざまな不用品や粗大ゴミの処分を365日24時間対応可能です。「WEBキャンペーン」を実施しているのでWEBからの申し込みで費用をお得にすることができます。

電話からの依頼でも「WEBを見た」と伝えることで、WEB割が適用になるので、キャンペーンを使ってお得に不用品や神棚を処分しましょう。そしてECO助っ人では不用品の買取りも可能なので、見積書を依頼する際に相談するようにしてください。

不安な人はオペレーターへの相談も無料ですので気軽に問い合わせてみてください。ECO助っ人のホームページでは作業実績も掲載されているので確認し、納得したうえで依頼するとよいでしょう。

【まとめ】神棚は感謝の気持ちを込めて正しく処分しよう

神棚をあらゆる方法で処分する際は、必ず感謝の気持ちを持って処分するようにしましょう。神棚は神さまが宿った神聖な場所ですので、決して雑に扱ったりしないようにしてください。

そのため、神棚を処分する前は必ず丁寧に掃除してきれいにしてから行うようにすることで神さまに感謝の気持ちを伝えましょう。不用品回収業者に依頼する際も必ず感謝の気持ちで立ち会い、処分してもらうようにしてください。