五月人形の処分方法9選!おすすめの不用品回収業者も紹介
不要となった五月人形を処分する際、どのように扱うべきか悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。
供養は必要?適切な処分方法は?など他の不用品とは気になる点が異なります。
本記事では、五月人形の供養から複数の処分方法と費用にいたるまでを詳しく解説しております。
ぜひ最後まで読んでお役立てください。
目次
五月人形はいつまで飾る?
明確にいつまで飾るという決まりはありませんが、一般的に5月の中旬ごろに片づける家庭が多い傾向です。
とはいえ端午の節句(こどもの日)を過ぎてすぐ、早めに片づけても問題はありません。
本来、五月人形は子供の節句を家族みんなでお祝いするために飾るお品です。
端午の節句を終えれば五月人形のその年の役目は終わりとなるためです。
しかし、遅くなる場合には5月下旬までに片づけたほうがよいでしょう。
五月人形は湿気に弱いので、梅雨が始まる前には片づけておくことをおすすめします。
五月人形は子どもが何歳になるまで飾る?
男の子が産まれると、五月人形を購入し、端午の節句(こどもの日)に飾るご家庭も多いでしょう。
実際、子どもが何歳になるまで飾り続ける必要があるのか、気になるのではないでしょうか。
結論から述べると、五月人形は「子どもが○○歳になるまで飾らなくてはいけない」といったルールやしきたりは特にありません。
そもそも五月人形は、子どもの健やかな成長を願ったり、子どもに降りかかる災いなどの身代わりとなり、安全に育ってほしいという想いから飾るものと言われています。
親の子どもへの愛情は、子どもの年齢により期限があるものではないので、五月人形は子どもが○○歳になるまでは飾る必要があるといったルールはないのです。
ただし、子どもが自立し一人暮らしなどをはじめた後に、五月人形を飾り続けることに違和感を感じられるかたもいらっしゃると思います。
五月人形を飾るのを辞めるひとつの目安としては、成人式を迎えた、子どもが20歳の誕生日を迎えたなど、「子どもが自立した」と感じられる節目を目安にすると良いでしょう。
五月人形を処分するタイミング
子どもの成長を願い、毎年飾ってきた五月人形・・・五月人形といっても鎧飾りや、兜飾りなど複数の種類もあり、どのタイミングで処分してよいかわからない、悩ましいかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
五月人形の適切な処分のタイミングを解説します。
五月人形を飾らなくなったら
子どもが自立しても、家を出て一人暮らしをしていても、毎年五月人形を飾るご家庭もあるため、飾りつづけたい人は無理に処分する必要はないでしょう。
五月人形を飾ることをやめようと決めたタイミングで、処分を検討してみてください。
飾ることをやめた五月人形は、収納の奥に眠ってしまい場所もとってしまいがちなので、処分する良いタイミングです。
引っ越しのタイミングに合わせて
たとえば新しい家に引っ越しする際、どうしても飾るスペースが限られるといった場合は、一度五月人形を処分することを検討しても良いでしょう。
引っ越す必要があるときは、ほとんどの人が家の断捨離を並行しつつ引っ越し準備を行うのではないでしょうか。
引っ越しを機に五月人形を処分したいと思った方は、引っ越しのタイミングで処分しても良いでしょう。
子どもの独り立ちなどの節目で
五月人形を飾らなくなるのは、子どもが成人を迎えたなど自立したタイミングが一般的です。
したがって子どもが独り立ちした節目以降に処分することを検討すると良いと言われています。
五月人形を処分する前に供養した方がよい?
子供が大きくなると五月人形を飾ることもなくなり、処分を検討するタイミングがおとずれます。
その際に気になるのが、五月人形の供養ではないでしょうか。
五月人形を端午の節句に飾る意味合いとして「子供の成長と健康」を祈願することにあります。
病気やケガなどの災いから大切な子供の身代わりとなり、厄払いとしての役目を果たしてくれています。
大役を果たしてくれた五月人形を、ただ捨てるというのは忍びないことです。
処分の際には、感謝の気持ちを込めて供養を行うようにしましょう。
五月人形を供養する方法は2つある
五月人形を供養するとしても、どのようにすれば良いのか分からないという方も多いかと思います。
供養をする方法は2つあり、どちらでもかまいません。
五月人形の供養で大切なことは、役目を果たしてくれたことへの感謝の気持ちです。
ご自身の考えに合った方法で、感謝の気持ちを送りましょう。
プロに供養してもらう
五月人形を供養する際に、もっとも一般的な方法としてはプロに依頼することです。
- 神社
- 日本人形協会
- 遺品整理業者
上記のいずれかに、依頼を申し込めば五月人形の供養を行ってくれます。
費用はそれぞれで異なりますので、後ほど別の章で詳しく解説していきます。
ただし、神社や遺品整理業者によっては人形供養を行っていない場合もあるので、事前に確認をしましょう。
自分で供養する
五月人形の供養は、自分で行うこともできます。
特別むずかしいことをする必要はありませんが、大切なのは感謝の想いを伝える気持ちです。
具体的なやりかたとしては、五月人形の顔をきれいに拭き髪を束ねます。
身なりを整え終わったら、白い和紙や布に五月人形を乗せお清めの塩を振りましょう。
そして、最後に敷いていた和紙や布で五月人形をくるみます。
子供の成長を見守ってくれた五月人形ですので、丁寧にお見送りをしましょう。
五月人形の処分方法9選
五月人形を処分はめったにある事ではないため、処分の際には方法に悩んでしまいます。
ここでは、おすすめする9つの処分方法について解説していきます。
状況やタイミングなどによっても、適した処分方法は異なるかと思います。
以下を参考に、ご自身にあった処分方法を見つけて活用してください。
- 処分方法①自治体のゴミに処分する
- 処分方法②お寺や神社で人形供養する
- 処分方法③一般社団法人日本人形協会の供養代行サービスを利用する
- 処分方法④フリマアプリで売却する
- 処分方法⑤リサイクルショップに引き取ってもらう
- 処分方法⑥親戚や知人に譲る
- 処分方法⑦保育園や幼稚園などの施設に寄付する
- 処分方法⑧不用品回収業者に依頼する
- 処分方法⑨人形供養祭で処分する
処分方法①自治体のゴミに処分する
一般的な処分方法としては、自治体にゴミとして回収してもらうことです。
一般ごみとして出せば、費用をかけずに処分することができます。
ただし、五月人形は金属なども含んでいることが多いので、パーツごとに可燃ゴミと不燃ゴミに分ける必要があります。
人形の解体には抵抗がある方や、サイズが大きい場合には粗大ゴミとして出しましょう。
費用は必要ですが、決められた日時と場所にそのまま出すだけで済みます。
処分方法②お寺や神社で人形供養する
すでに冒頭でも触れていますが、お寺や神社へ人形供養の依頼です。
すべてのお寺や神社で人形供養を行っているわけではありませんが、インターネットからすぐに見つけることが可能です。
お寺や神社に直接五月人形を持ち込む場合には、日時や曜日などが決められていることがあります。
郵送で受け付けてくれるところもありますが、対象となる条件や費用も異なるので、事前に詳細を確認をしましょう。
処分方法③一般社団法人日本人形協会の供養代行サービスを利用する
日本人形協会では、日本郵政と提携し供養代行サービスを行っています。
不要となった五月人形をゆうパックで郵送すれば、毎年10月に東京大神宮で開催される「人形感謝際」にて供養してもらえます。
ただし、受付には大きさや重さなどの条件があります。
条件などの詳細に関しては、公式ホームページから確認が可能です。
五月人形など人形類の処分には、とても助かるサービスです。
処分方法④フリマアプリで売却する
フリマアプリで必要とする人に五月人形を売却することも可能です。
フリマアプリは季節ものが売れやすいので、五月五日より前のタイミングで出品すれば買い手も付きやすいでしょう。
ただし、写真の撮り方に工夫をしたり、価格設定や梱包作業など多くの準備を要します。
また、あまり価格を安くすると送料で損をすることもあるので注意が必要です。
出品には、しっかりと計画を立てておくことをおすすめします。
処分方法⑤リサイクルショップに引き取ってもらう
リサイクルショップに引き取ってもらう方法もあります。
有名作家が作成した人形や、人気ブランドの五月人形であれば高額で買い取ってもらえる可能性があります。
しかし、一般的な五月人形となると査定が厳しくなることが実状です。
場合によっては、無料での引き取りや引き取りを断られるケースも珍しくありません。
リサイクルショップの利用をお考えの際は、まず問い合わせてみることをおすすめします。
処分方法⑥親戚や知人に譲る
もし身近に五月人形の購入を考えている人がいれば、声をかけてみるのもよいでしょう。
五月人形は購入するとなると、安くても数万円はかかります。
話がまとまれば、お互いにとってありがたいことです。
しかし、五月人形の「本人に代わり厄を受ける」という意味から、譲り受けることを好ましくないと考える人も多くいます。
声をかける際には、そのような考えがあることも念頭においておきましょう。
処分方法⑦保育園や幼稚園などの施設に寄付する
保育園や幼稚園などでは、五月人形など節句人形の寄付を募集していることがあります。
ただし、常に寄付の募集をしているわけではなく、期間的なことが多い傾向です。
募集とのタイミングが合えば、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
また、保育園と幼稚園以外にも、児童養護施設やNPO団体などでも寄付を募っていることがあります。
寄付の募集情報はインターネットからも確認が可能です。
処分方法⑧不用品回収業者に依頼する
もっとも手軽に処分をお考えであれば、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
業者によって料金などはさまざまですが、依頼をすればすべてお任せできるので非常に便利です。
不用品回収業者はどんなものでも回収してもらえることが多いので、分別などをする必要もありません。
また、日程の面で融通が利くので、なるべく早く五月人形を処分したいという方にもおすすめの方法です。
処分方法⑨人形供養祭で処分する
不要になった五月人形は人形供養祭でも処分できます。人形供養祭はおもに神社などで執り行われる神事です。
人形供養祭とは、今まで大切にしてきたお人形に、最後に感謝の気持ちをこめて供養しお別れする儀式です。
なお、人形供養祭では、ぬいぐるみだけでなく、雛人形や、五月人形、縁起物などを供養し処分することが可能です。
特に、和歌山県にある淡嶋神社で毎年行われる人形供養の神事である「雛流し」は全国的にもとても有名です。
飾らなくなった五月人形は他人や子どもに譲っても大丈夫?
飾る必要のなくなった五月人形は、いざ処分しようと考えたときに、思い入れもあり処分するのにためらう人もいるでしょう。
しかし、五月人形は他人や子どもに譲ることはあまりおすすめされていません。
なぜなら、五月人形に込められた「子どもの災いの身代わりになってもらい、子どもの健やかな成長を願う」という五月人形の役目を考えると、五月人形を他人や自分の子どもに譲るという行為は「身代わりとなり受けた厄を、譲る相手に厄を引き継ぐ」という意味があります。
五月人形の役目から、自分の子どもだけでなく、次男や、三男、他人に譲ることはあまりよくないとされています。
五月人形の処分にかかる費用の相場
下記は、各処分方法による五月人形を処分する際にかかる費用の相場です。
五月人形は不用品の中でも扱いが特殊になるので、それなりの費用がかかってしまいます。
また、五月人形は人形本体だけでなく、ケースなどの付属品が付いていることが多くあります。
場合によっては付属品を別で処分しなければいけなくなるので、費用と手間が増えることも考えられます。
五月人形の処分方法は、総合的に見て選定することをおすすめします。
自治体のゴミに出す | 約500円(税込)〜1,200円(税込)程度 ※地域により異なります。 |
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一般社団法人日本人形協会の供養代行サービス | 全国一律で1箱あたり5,000円(税込) |
お寺や神社で人形供養する | 約3,000円(税込)〜10,000円(税込)程度 |
不用品回収業者に依頼する | 約4,000円(税込)〜13,000円(税込)程度 ※単品回収相場 |
五月人形の付属品の処分方法
五月人形は大切にガラスケースに守られていることも多く、いざ五月人形の処分を検討したときに付属品の処分に悩む方もいるかもしれません。
五月人形以外の付属品の処分方法について解説しますので、適切な処分方法を理解しましょう。
ガラスケース
五月人形の入っているガラスケースは一般的には、自治体の粗大ゴミとして処分することができます。
しかし、ガラスケースのサイズによって何ゴミになるのかは自治体でも異なりますので、自治体で処分したい場合は、役所に問い合わせしたり、自治体のホームページで確認した上で適切に処分するようにしてください。
破魔弓・破魔矢
破魔弓や破魔矢は、最寄りの神社で供養してもらい処分することが可能です。
五月人形の供養を行なってもらうときに併せて供養してもらうことで安心して処分できます。
しかし、破魔弓や破魔矢は自治体で粗大ゴミや可燃ごみとして処分することも可能です。
金属部分などがついているケースが多いので、自治体の分別方法に従い、適切に分別した上でごみとして処分しましょう。
エコ助っ人スタッフ
五月人形の処分で不用品回収業者を利用するメリット
- メリット①手間をかけずに処分できる
- メリット②今すぐ処分できる
- メリット③五月人形の他にも処分したい物がある
メリット①手間をかけずに処分できる
不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれるので、五月人形を指定された場所へ運搬するなどの必要はありません。
また、希望であればお部屋からの運び出しもお任せすることができるので、事前の準備などもいりません。
回収の依頼さえすれば、手間をかけるようなことは一切なくすべてを行ってくれます。
五月人形などの手間のかかる不用品の処分には、不用品回収業者の利用が最適といえるでしょう。
メリット②今すぐ処分できる
不用品を処分する際のほとんどは、日時などが決められており何かと時間がかかってしまいます。
しかし、不用品回収業者は日にちや時間帯の指定ができるので、都合のいいタイミングで不用品の処分ができます。
今すぐ処分したいという方や、お仕事などで平日は忙しい方にとっても依頼しやすいメリットがあります。
エコ助っ人スタッフ
メリット③五月人形の他にも処分したい物がある
不用品回収業者に回収をしてもらう際に、他にも不用品があれば一緒に処分することができます。
不用品回収業者は、ご自宅にあるようなものであれば基本的になんでも回収が可能です。
五月人形を片付けるタイミングで他に不要になったものを一度で片付けてみてはいかがでしょうか。
エコ助っ人スタッフ
五月人形の処分で不用品回収業者を利用するデメリット
不用品回収業者を利用することで非常に多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
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五月人形の処分方法をいくつか解説してきましたが、他の方法と比較すると処分費用が割高になります。
とはいえ、五月人形に限らず不用品の処分にはかならず手間や費用が必要になります。
業者の料金設定にもよりますが、手間の部分をすべて請け負ってもらうことを思えば、納得のいく範囲とも考えられます。
デメリット①自分での供養が必要
五月人形はお子さんの健やかな成長や、無病息災を願いお守りとして役目を果たしてきました。
そのため、五月人形を不用品回収業者で処分する場合は、自身で感謝の気持ちを込めて供養する必要があります。
最近の不用品回収業者はサービスも豊富で、業者によっては、ぬいぐるみや人形供養も取り扱っている業者もありますので、自分で供養することが面倒な場合は、人形供養のサービスも併用できる不用品回収業者を探すとよいでしょう。
デメリット②悪徳業者だと回収した人形を不法投棄されるリスクも
あなたの依頼した不用品回収業者が、事業を行うために必要な許可を取得していないような悪徳業者の場合、ごみ処理施設と提携していないなど、回収した不用品を適切に処理することができない業者もいます。
悪徳業者の場合、費用をもらって回収した五月人形をそのまま不法投棄してしまうケースもあります。
業者に依頼した後に不法投棄された場合でも、元の持ち主も責任を問われることになり、場合によっては罰則を受ける可能性もあるため注意が必要です。
五月人形の処分を検討したとき、必ず業者の会社情報や必要な事業許可証を取得しているか確認してください。
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そのため、五月人形のように処分方法が特殊なものや、自治体では回収できない種類の不用品などであっても問題ありません。
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【まとめ】五月人形の処分方法9選
処分には何かと困る五月人形ですが、いくつかの処分方法があることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、どれも多くの手間や費用が必要となります。
手間をかけず簡単に五月人形を処分するのであれば、不用品回収業者の利用がベストです。
数多くの業者が存在しますが『ECO助っ人』であれば、業界最安値の低料金で依頼することができます。
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五月人形の処分にお困りの際には、最適な選択肢といえるでしょう。