電気ケトルの捨て方5選|自治体や自治体以外での処分方法を紹介
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電気ケトルは家電の中でも処分の仕方がわかりにくい品のひとつです。電気ケトルはサイズがさまざまで住んでいる自治体によって処分する際の分別方法が変わるからです。
電気ケトルを処分したい場合は、住んでいる自治体のルールに従って処分する方法と、自治体以外で処分する方法があります。電気ケトルの状態や、ご自身の状況によって適した捨て方は異なりますので、電気ケトルの処分方法を確認していきましょう。
目次
捨てる前にチェック!電気ケトルの基本知識
電気ケトルは日常生活で欠かせないアイテムです。本章では、電気ケトルの選び方から故障の原因、寿命や捨てるタイミングまで紹介します。
電気ケトルはいくらぐらい?
電気ケトルの価格は、機能やデザインによって幅広く変動します。シンプルなモデルは約2,000円から、温度調節機能やデザイン性に優れた高級モデルは20,000円以上になることもあります。
日常的な使用には中価格帯の5,000~10,000円程度のケトルが適しています。耐久性や使いやすさを考えると、この価格帯が最もコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
購入時には、自分のニーズに合った機能を備えたケトルを選ぶことが重要です。
電気ケトルの人気メーカー
電気ケトルを選ぶ際には、信頼できるメーカーから選ぶことが重要です。日本では、象印やタイガー魔法瓶、パナソニックなどのブランドの人気が高いです。
人気ブランドのメーカーは、長年にわたり品質と性能で消費者の信頼を得ており、機能性だけでなくデザインにおいても優れた製品を提供しています。また、デロンギやキッチンエイドなどの海外ブランドも、スタイリッシュなデザインと高機能で注目されています。
自分のライフスタイルやキッチンのインテリアに合わせて、最適な電気ケトルを選びましょう。
故障の原因について
電気ケトルの故障は、不適切な使用方法やメンテナンス不足によって起こります。たとえば、水以外の液体を沸騰させる・本体を丸洗いする・電源プレートを濡らす・火気の近くで使用するといった行為は、故障の原因となるでしょう。
また、空焚き防止機能が働かない場合や、内部に金属片やゴミが付着している場合も故障のリスクがあります。定期的な内部の洗浄や、使用後は水を抜いておくことで、故障を防ぎ寿命を延ばせます。
電気ケトルの寿命や捨てるタイミング
電気ケトルの寿命は一般的に3~5年程度とされています。捨てるタイミングは、故障や性能の低下が顕著になった時です。
たとえば、沸騰に時間がかかるようになったり、水漏れが発生したりすることがあります。異音がする・異臭がする・水垢がとれないといった症状も、新しいケトルへの交換を考えるべきサインです。
廃棄する際には、地域のリサイクル法規に従い、適切な方法で処分してください。
電気ケトルを住んでいる自治体で捨てる方法
電気ケトルを自治体で処分するには、地域ごとに不燃ゴミや粗大ゴミ、小型家電リサイクル法に基づいて回収する方法があります。自治体によって仕分けの基準が違いますので、電気ケトルを捨てる際にはお住まいの地域の処分方法を確認して正しく処分しましょう。
それでは、自治体での基本的な処分の流れを名古屋市を例にあげて紹介していきます。
- 自治体の不燃ゴミとして処分する
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 小型家電リサイクルボックスに入れて処分する
電気ケトルを自治体の不燃ゴミとして処分する
電気ケトルの処分方法は自治体により扱いがさまざまですが、基本的にはコンセントを使う電気製品に分類されます。たとえば名古屋市ではアイロンなどコンセントを使う小型電気製品は不燃ゴミに出せることになっています。
自治体の不燃ゴミ用指定袋がありますので、指定袋を購入し月1回の収集日に出しましょう。30センチ角を超える品物は粗大ゴミの扱いになるので不燃ゴミでは出せません。
大きめの電気ケトルを処分する際にはサイズを確認してからゴミに出しましょう。
電気ケトルを自治体の粗大ゴミとして処分する
サイズの大きい電気ケトルは粗大ゴミになります。たとえば、名古屋市では30センチ角を超える品物は、傘・食器・調理器具・清掃用具など一部例外を除き粗大ゴミになります。
粗大ゴミは通常の可燃ゴミの処分などと異なり、事前予約制の自治体がほとんどです。ご自身が住んでいる自治体のルールに従って粗大ゴミとして処分しましょう。
電気ケトルを自治体の粗大ゴミ戸別収集を利用して処分する
実際に粗大ゴミを出す際の基本的な流れを名古屋市を例にあげて紹介します。名古屋市の粗大ゴミは事前予約をして戸別収集にきてもらうことが可能です。
指定袋は必要ありませんが、手数料納付券を購入して粗大ゴミに貼っておくことになっています。それでは、粗大ゴミ戸別収集の手順を確認していきましょう。
申し込みから収集までは期間がかかります。とくに年末年始や休日明けは大変混雑しますので早めの予約をおすすめします。
電気ケトルを自治体の指定ごみ処理施設に自分で持ち込み処分する
自治体の粗大ゴミ処分方法は、戸別収集以外に指定のごみ処理場に自分で持ち込みできる地域もあります。車をお持ちの方であれば他の不用品と一緒に電気ケトルを持ち込むことも可能です。
たとえば名古屋市では、「大江破砕工場」に自分で直接搬入することができます。搬入前に区の環境事務所で受付をして搬入後に出したごみ分の料金を支払うシステムなので、車をお持ちの方は電気ケトルや家庭ででたゴミを運ぶこともできますね。
自治体によってはゴミの種類で搬入先が違うことがあるので、車に積荷する際にあらかじめゴミを分別しておくと荷下ろしがスムーズです。
電気ケトルを小型家電リサイクルボックスに入れて処分する
電気ケトルは小型家電リサイクル法の対象品目としてリサイクルしている自治体もあります。小型家電リサイクル法は電気・電池で動く製品に含まれる資源の再利用を目的とした法律で、自治体によって回収する品目が異なる点が特徴です。
たとえば名古屋市では、区役所や総合スーパーに回収ボックスを設置し小型家電の回収をしています。回収できるサイズは決められているので電気ケトルの大きさによっては回収できませんが、ケーブルなどの付属品は回収ボックスで処分できます。
自治体以外で電気ケトルを処分する方法
自治体での処分はとくに粗大ゴミの場合は、事前予約が必要であったり、処理手数料券の購入が必要であったりと、意外と手間がかかります。本章では、住んでいる自治体以外で電気ケトルを処分する方法について紹介していきます。
処分方法ごとに、おすすめのケースも紹介するので参考にしていただき、ご自身に最適な電気ケトルの処分方法を検討してみてください。
- 友人や知人などに譲る
- フリマサイトやオークションに出品する
- リサイクルショップで引き取ってもらう
- 不用品回収業者を利用する
電気ケトルを友人や知人などに譲る
- 未使用の電気ケトルを処分したい
- 買い替えを検討している
電気ケトルは、小さいものから大きめのものまでサイズがさまざまあります。たとえば小さな電気ケトルは1人暮らしであれば便利ですが、家族構成が変わり大人数になると不便に感じることもありますよね。
あまり使わなかったケトルや買い替えて不要になったケトルは、友人や知人で欲しい人に譲れば処分費用もかからず相手にも喜んでもらえます。ただし、友人だからと押し付けるようなことはせずきれいな状態にしてから渡すようにしましょう。
エコ助っ人スタッフ
電気ケトルをフリマサイトやオークションに出品する
- 高く売却したい
- すぐ処分しなくてもよい
電気ケトルを売却したい人はフリマサイトやオークションに出品する方法があります。フリマサイトやオークションはスマホひとつで簡単に出品できて、人気のメーカーや、年式やデザイン次第では高値で売れる可能性もあります。
ただし、出品してもすぐに売れなかったり、入金まで時間がかかったりすることもありますので、すぐに処分したい人には向きません。さらに梱包や配送の手配などもすべて自分でおこなう必要があるため、時間と手間を惜しまずできる人向きの処分方法です。
電気ケトルをリサイクルショップで引き取ってもらう
- すぐに売却したい
- 平日忙しくて自治体で処分する時間がない
すぐに売却したい人は、リサイクルショップに持ち込めばその場で査定してもらい現金に換えられます。平日忙しくて自治体のゴミで出せない人でも、土日営業しているリサイクルショップなら利用しやすいのもメリットです。
しなしながら、使えない壊れたケトルや傷が目立つケトル、部品が足りないケトルは査定をお願いしても買取り対象にならないことがあります。買取不可の場合は持ち帰らなければならないこともありますので、心配であれば買取り対象になるかまずはリサイクルショップに問い合わせてみてもよいでしょう。
エコ助っ人スタッフ
電気ケトルを不用品回収業者を利用して処分する
- 他にも処分したい不用品がある
- 手間をかけずにすぐに処分したい
電気ケトル以外にも処分したい不用品がある人は、不用品回収業者にきてもらうとまとめて回収してくれるので大変便利です。不用品1点からエリアによっては即日回収もありますので手間なくその日のうちにケトルの処分ができますよ。
不用品回収業者の回収は費用がかかりますが、買取りサービスをしている業者であれば買取り分安くなるのでお得です。ケトルの買取り査定をしてくれて値がつかなくてもそのまま回収してくれるので便利ですね。
エコ助っ人スタッフ
電気ケトルを売却したり譲渡したりする場合の注意点
電気ケトルの売却や譲渡を考えているのであれば、ケトルはできるだけきれいな状態にしておきましょう。次の注意点を押さえて事前に準備しておくと売却や譲渡する時に慌てないで済みますし、査定額も高くなるかもしれません。
- 電気ケトルを掃除しきれいにしておく
- 電気ケトルの付属品を揃えておく
- 製造年数を確認する
- 動作確認をしておく
電気ケトルを掃除しきれいにしておく
売却したり譲る時には電気ケトルをきれいに掃除してから渡しましょう。ケトル内の汚れは水垢なので柔らかいスポンジで擦れば落ちます。
水垢は人体に影響するものではありませんが、お湯に臭いがついたり飲み物の風味を損ない、売却する時も査定に影響してしまいます。ケトル内の汚れが落ちない時は専用洗剤を利用するとよいですが、洗剤がない時はクエン酸と水がおすすめです。
ケトルに水を入れクエン酸を大さじ1〜2杯入れて沸騰させ、2時間ほど放置してから水ですすぐときれいになります。
電気ケトルの付属品を揃えておく
電気ケトルの付属品はできるだけ揃えておきましょう。リサイクルショップなどでの売却では、電源プレートがないと売却できないこともあります。
取り扱い説明書や空き箱も取っておけば査定が高くなりやすいので、売却を前提とするのであれば、購入した時点できれいに保管しておくとよいでしょう。内ぶたのパッキンは消耗品なので汚れやギズでボロボロになりますが、人に譲るのであれば取り替えてあげると喜ばれます。
製造年数を確認する
電気ケトルを売却または譲渡する際には、製造年数の確認が重要です。製造年数は、製品の寿命や性能に直接関わるため、購入者にとって重要な情報となります。
多くの電気ケトルには製造年月日が記載されています。製造から5年以上経過しているケトルは、性能が低下している可能性があるため、製造年数を正直に伝えることが望ましいです。
また、保証期間内かどうかも確認し、売却情報に含めると良いでしょう。
動作確認をしておく
動作確認をしておくことは、購入者が機能する製品を受け取ることを保証するために非常に重要です。動作確認では、ケトルが正しく水を沸かすかどうかをテストし、スイッチや温度調節機能が適切に機能しているかを確認します。
また、異音がないかや、電源コードに損傷がないかもチェックしましょう。動作のチェックをおこなうことで、売却または譲渡時に問題が発生するリスクを減らすことが可能です。
動作確認は、電気ケトルの価値を維持し、購入者に安心を提供するための重要なステップです。
電気ケトルを捨てる際にかかる費用の相場はどれぐらい?
電気ケトルの処分には費用がかかります。チラシなどで不用品の無料回収を謳う業者がいますが、依頼後に予想外の高額請求をしてくるような悪質な業者も存在しますのでご注意ください。
電気ケトルの処分にかかる金額は処分する方法によってさまざまですが、処分費用が安い分処分に手間がかかり、費用が高いと処分する手間と時間が省ける傾向があります。すぐに処分したい、ついでに他の品物も処分したいなど、自分の都合に合わせて上手に使い分けられると不用品の処分がはかどります。
自治体の不燃ゴミとして処分する | 100~400円(税込)/指定ゴミ袋代 |
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自治体の粗大ゴミとして処分する | 250〜750円/手数料 |
フリマサイトやオークションに出品する | 900〜2,000円/販売手数料・配送料・振込手数料 |
リサイクルショップに引き取ってもらう | 無料(拒否される場合もあり) |
不用品回収業者を利用する | 500〜1,000円/単品(買取りあり) |
エコ助っ人スタッフ
電気ケトルを手軽に捨てるときは不用品回収業者の利用がおすすめ
電気ケトルを手軽に処分したければ、不用品1点から回収にきてくれる不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者は電気ケトルのサイズや素材にかかわらず、最短即日の回収・買取り可能なので電話一本ですぐに処分できます。
エコ助っ人スタッフ
電気ケトルを捨てたいときは「ECO助っ人」へおまかせ!
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おすすめポイント | 不用品1点から大量のゴミまで回収可能な不用品回収業者 |
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料金 | 5,000円(税込)/SSパック~ |
対応速度 | 最短即日対応 |
回収可能な不用品 | 家具・家電・日用品など |
買取制度 | 高価買取あり |
電話番号 | 0120-555-749 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp/ |
安心して電気ケトルの処分を依頼できる業者を選ぶコツ
電気ケトルの処分を検討する際、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。適切な処分方法を知り、環境にやさしい選択をするためのポイントを押さえ、安心して任せられる業者選びのコツをご紹介します。
電気ケトルなどの小型家電の回収実績が豊富な業者
小型家電の処分をおこなう際、回収実績が豊富な業者を選ぶことが肝心です。電気ケトルをはじめとする小型家電は、適切な知識と技術を持つ業者によって、リサイクルや適正な廃棄をしなければいけません。
そのため、実績と信頼性を確認し、環境保護にも配慮したサービスを提供する業者を選ぶことが重要です。回収実績が豊富な業者を選ぶことにより、安全かつ環境にやさしい処分が可能となります。
必要な営業許可を持つ業者
営業許可を持つ業者の選択は、電気ケトルの処分において不可欠です。必要な営業許可とは、廃棄物処理法に基づく許可であり、業者が法的な基準を満たしていることが保証されます。
許可を持つ業者は、適正な処理とリサイクルをおこなう体制が整っており、消費者は安心して処分を依頼できるでしょう。許可を持つことは、業者が環境保護に対する責任を認識し、持続可能な社会への貢献を意識している証でもあります。
問い合わせや見積もり対応が親切・丁寧な業者
問い合わせや見積もりの対応が親切で丁寧な業者を選ぶことは、電気ケトルの処分をスムーズに進める上で大切です。親切・丁寧な対応をする業者は、顧客の疑問や不安を解消し、信頼して処分を任せられます。
見積もりの明確さや対応の速さは、良い業者の証でもあり、サービスの質を判断する基準にもなります。顧客サービスを重視する業者を選ぶことで、安心して任せられるパートナーを見つけられるでしょう。
2〜3社の業者に見積もり依頼し比較する
電気ケトルの処分を検討する際は、2〜3社の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが賢明です。複数の業者から見積もりを取ることで、サービス内容や料金の違いを明確に理解し、最も条件に合った業者を選べるようになります。
競合する見積もりを比較することで、より適正な価格でのサービスを受けることが可能です。また、複数の業者を比較することで、コストパフォーマンスだけでなく、サービスの質も考慮した上で最適な業者選びも可能となります。
自分に適した方法で電気ケトルを捨てよう
電気ケトルはサイズ・素材によって捨て方が異なる品物です。自治体ごとに収集方法がありますのでお住まいの地域のルールに従って正しく捨てましょう。
状態がよければ売却も可能ですし、売却や譲渡はゴミ減量にもなり社会貢献につながります。電気ケトルをはじめ、不用品を処分したいタイミングはそれぞれですので、紹介した処分方法を参考に自分に適した方法で処分してください。