ダブルベッド処分方法7選!処分する際の注意点やメリットも解説
ダブルベッドの買い替えを検討するうえで、悩みのタネとなるのが使わなくなったダブルベッドの処分方法です。ダブルベッドを処分する機会はあまり多くないため、処分方法を知っている人はあまり多くないでしょう。
ダブルベッドに限らず、適切に処分しないと思わぬトラブルが発生する恐れがあります。正しい処分方法を理解し、自分に最も適した方法でダブルベッドを処分しましょう。
- ダブルベッドの処分方法
- ダブルベッドを処分する際の注意点やメリット
- ダブルベッドの処分にかかる費用相場
目次
ダブルベッドの寿命はどれくらい?
ダブルベッドの寿命は使っている部屋の環境や使い方、そしてベッドフレームの材質によって大きく左右されますが、一般的にダブルベッドのフレームの寿命は8~15年ほどと言われています。使用されている材質のなかで、最も平均寿命が長いのは木製のベッドフレームで、適切な使い方をすれば10年以上は使い続けられます。
スチールやアイアンのフレームは木製に比べると寿命が短くなり、平均で5~8年、長くても10年経過すれば買い替えを検討したほうがよいでしょう。木製のフレームでもダブルベッドやロフトベッドは若干寿命が短くなります。
ダブルベッドの処分方法7選
ダブルベッドの処分方法は大きく分けて自治体に依頼する方法と民間の業者に依頼する方法とに分けられます。自治体で処分する場合、住んでいる地域によってダブルベットはごみの分別種類が異なる場合もあるのでよく確認しましょう。
ダブルベッドの具体的な処分方法は以下の7つです。それぞれ特徴があるので、すべての処分方法の特徴を把握しておいたほうがよいでしょう。
- 解体後一般ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 自治体のごみ処理施設に持ち込む
- 必要とする友人や知人に譲る
- 買い替える場合は購入店に処分を依頼する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
解体後自治体の一般ごみとして処分する
自治体によっては、元々は粗大ごみに該当する大きさであっても、一定以下の大きさにできれば一般ごみとして処分できるところがあります。解体が可能であれば、解体して一般ごみとして処分するのが一番です。
解体して一般ごみとして出せば処分費用を支払う必要はないですし、一般ごみは定期的に回収してくれるので、手早く処分できます。ただし、一般の人がダブルベッドを解体するのはかなり大変なので、十分な準備をしてから解体作業を行いましょう。
自治体の粗大ごみとして処分する
ダブルベッドを自治体でそのまま処分する場合は粗大ごみ扱いとなります。住んでいる自治体の粗大ごみの処分方法を確認し、適切な方法で処分しましょう。
多くの自治体では粗大ごみを事前予約制の戸別収集で処分できます。戸別収集でダブルベッドを回収して貰う場合は有料となるので、別途粗大ごみ処理券を購入し、ダブルベッドに貼り付けて指定した回収日の朝に収集場所に出しましょう。
マットレスにスプリングが入っているダブルベッドの場合、料金が割高になったり回収事態を断られたりする場合もあるので、予約の際に必ず確認してください。
自治体のごみ処理施設に持ち込む
自治体によっては、家庭ごみをごみ処理場に持ち込めるところもあります。自治体の回収場所に持ち込むと手数料が戸別収集より安くなることも多いですし、自治体によっては無料で処分も可能です。
事前予約が必要な場合もありますが、処分したいときに処分できるのも戸別収集にはないメリットといえるでしょう。ただしダブルベッドは大きいので、普通車ではほぼ持ち込めません。
小さく解体する、小型のトラックを借りるなど事前準備が必要になります。
必要とする友人や知人に譲る
知人・友人でダブルベッドが欲しいという人がいるならば、譲ることで不要なダブルベッドを処分できます。寝具は、生活するうえで必要なものであり、ダブルベッドを買うとなるとそれなりの出費になるので、ただでもらえるなら欲しいという人も多いでしょう。
ただし、友人・知人に譲る場合はなんらかの形で相手宅に運搬しなければなりません。そして、身の回りで中古でもダブルベッドが欲しい人がいないならば、譲る方法は選択肢から消えることになります。
買い替える場合は購入店に処分を依頼する
ダブルベッドを処分する場合、かなりの確率で買い替えを検討することになるでしょう。購入店によっては古いダブルベットの回収と処分を依頼できます。
古いベッドを買い替えの際に回収してもらえるならば、ダブルベッドの処分について頭を悩ませることもなくなります。ただし、買い替えによるダブルベッドの処分では、回収費用が必要になるので、回収費用は必ず確認しましょう。
買い替える場合に処分を依頼できる店舗
買い替えの際に引き取り処分してもらえるかは事前に確認するか、購入の前に質問するとよいでしょう。本章では買い替えの際に引き取りを依頼できる家具販売店の一例として、ニトリ・無印良品・大塚家具を取り上げ、条件と費用を表にまとめました。
店舗名 | 引き取り条件 | 料金 |
---|---|---|
ニトリ | 購入品と同じ種類の家具かつ同じ数 | 4,400円 |
無印良品 | 引き取り可能な家具を購入時、同じ種類の家具かつ同じ数 | 無料 |
大塚家具 | 購入した家具と同じ種類かつ同じ数 | 家具により異なる |
リサイクルショップに買い取ってもらう
処分予定のダブルベッドに傷や破損などがない、または購入してほどなく処分しなければならなくなったなど、綺麗な状態であれば、リサイクルショップで売却するのもひとつの手です。リサイクルショップで処分することの最大のメリットは、ダブルベッドを処分してお金に換えられる点です。
リサイクルショップのなかには出張買い取りしているところもあるので、わざわざ店舗に持ち込む必要もありません。近年は家具や家電などをリサイクルショップで購入する人も増えており、ダブルベッドは一定の需要があります。
ただし買い取ってくれるかは査定してもらわなければわかりません。
不用品回収業者に依頼する
とにかく手軽にダブルベッドを処分したいと思っている人や、引っ越し直前など早急に処分しなければならない場合は、不用品回収業者に処分を依頼しましょう。不用品回収業者は家庭で出る不用品をほぼすべて回収してくれます。
また、たいていは依頼して翌日、業者によっては当日に訪問して不用品を引き取ってくれるのも大きなメリットです。さらにほとんどの業者が室内の不用品を持ち出してくれるので、自治体の戸別収集のように玄関先まで持ち出す必要もありません。
ただし便利な分、今まで紹介した処分方法のなかで処分費用は最も高額になります。
ダブルベッドを処分する際の注意点
ダブルベッドを処分する方法はさまざまですが、処分を依頼する相手によっては注意しなければならないこともあります。本章では自治体に処分を依頼する際の注意点を3つ紹介します。
自治体でダブルベッドを処分する予定の人は必ず紹介した3つの注意点をよく確認しましょう。
- 自治体で処分する場合は事前に処分方法の確認をする
- ダブルベッドの解体は慎重に行う
- 自治体ではマットレスとフレームは別々に処分することが多い
自治体で処分する場合は事前に処分方法の確認をする
自治体を利用してダブルベッドを処分する場合、自治体によって処分方法が異なるときがあります。ほとんどの自治体ではダブルベッドは粗大ごみ扱いなので、事前予約をして戸別収集で引き取ってもらうか、処理施設などに自分で持ち込むことで処分できます。
ただしスプリング付きマットレスのダブルベッドは「適正処理困難物」に該当するため、一部自治体では引き取ってもらえません。たとえば大阪府富田林市ではスプリングマットレスを収集できないものと記載していました。
また、奈良県奈良市でも自治体では収集しておらず、販売店か市が指定する一般廃棄物処分業許可業者に引き取ってもらうよう記載しています。
ダブルベッドの解体は慎重に行う
- 電気ノコギリ
- 電動ドライバー
- 台車
ダブルベッドは解体すれば燃えるごみなど一般ごみとして捨てられる自治体もあります。一般ごみとして捨てられれば予約も不要ですし処分の際の手数料も不要といいことづくめです。
ところが一般の人がダブルベッドを解体しようとすると、とてつもない時間と労力が必要になります。巨大なダブルベッドをごみ袋に入る大きさに解体しなければならないので早くて半日、ダブルベッドの形状によっては1日がかりになるでしょう。
また、あると便利な道具をピックアップしましたが、電動ノコギリや電動ドリルがある家のほうが少ないのではないでしょうか。これらの工具を買えば、処分の際に発生する手数料以上の出費になります。
何より電動ノコギリは正しく扱わなければ大怪我につながる点も考慮しなければなりません。解体することのメリットとデメリットをよく考えてから決めることをおすすめします。
自治体ではマットレスとフレームは別々に処分
ベッドは大きくフレーム部分とマットレス部分に分けられます。フレームの材質は木材や金属ですが、マットレスはウレタンやコイル、そしてスプリングが入っているなど、フレームとは異なる材料でできています。
そのため、自治体では基本的にマットレスとフレームは別々に処分しなければなりません。戸別収集のときも、一緒に出してしまってよいのか、フレームとマットレスは分けたほうがよいのか、必ず確認しましょう。
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回収する際は屋内からダブルベッドを持ち出しますので、お客さまがわざわざ屋外に持ち出す必要もありません。また、回収だけではなく買い取りも実施しているので、ダブルベッドが美品ならば、高額で買い取りいたします。
ダブルベッドの処分に不用品回収業者を利用するメリットとは?
ダブルベッドを処分する際、不用品回収業者に依頼すると他の処分方法と比べてかなりの出費になります。しかし、出費がある分ほかの方法にはないさまざまなメリットがあります。
不用品回収業者を利用することによるメリットが、手数料を支払うだけの価値があるかを考慮すると、適切な判断が可能です。
- 面倒な解体などが必要ない
- 大きく重いダブルベッドの搬出・運搬作業がない
- いつでも処分できる
- ダブルベッド以外の不用品も一緒に処分できる
面倒な解体などが必要ない
ダブルベッドを自治体で処分する場合は、解体して一般ごみとして処分するか、粗大ごみとして戸別収集で引き取ってもらうかの2択です。一般ごみとして処分するなら、ごみ袋に入る大きさまで分解しなければなりませんが、不用品回収業者に回収を依頼すると、そのままの状態で引き取ってくれます。
ダブルベッドの解体は時間がかかりますし、電動ノコギリなどを使わなければならないため、危険も伴います。解体しなくてよいという点だけでも大きなメリットといえるでしょう。
大きく重いダブルベッドの搬出・運搬作業がない
自治体で戸別収集にすれば解体せずにダブルベッドを処分できますが、自治体の戸別収集は屋外(ほとんどが玄関前)に出さなければなりません。ダブルベッドは大きいうえにかなりの重量のため、たとえ玄関先までと言えども運び出すのは一苦労です。
自治体などが運営するごみ処理場への持ち込みでもダブルベッドを処分できますが、ダブルベッドをごみ処理場へ運ぶにはトラックくらいの大きな車が必要になります。不用品回収業者は屋内にある不用品をそのまま搬出してくれるので、ダブルベッドを運ぶ必要も、屋外に出す必要もありません。
いつでも処分できる
自治体で処分する方法にはすべて時間の制約があります。戸別収集は予約ができるとは言え、戸別収集に迎える日しか予約できません。
また、ごみ処理場への処分も処理場が運営しているときしか持ち込めませんし、持ち込むことそのものが大変です。最も頻度が高い一般ごみも回収してくれるのは週1回ないし2回しか回収してもらえません。
不用品回収業者は365日休みなく営業しているところがほとんどなので、都合のよい日に依頼できます。また、業者によっては深夜や早朝をはじめ、24時間営業しているところもあります。
ダブルベッド以外の不用品も一緒に処分できる
不用品回収業者が改修してくれるのはダブルベッドだけではありません。テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機といった家電4品目や古くなったバイク、廃油など自治体では処分を受け付けてくれないような不用品もまとめて回収してくれます。
また、処分だけではなく買い取りに応じている業者も多いので、状態がよいダブルベッドならば、処分ではなく売却することで換金できるのも大きなメリットです。
ダブルベッドの処分にかかる費用相場
ダブルベッドを処分するための方法は複数ありますが、処分する方法によって処分費用が大きく変わります。どの方法で処分するのがよいか迷っているならば、処分費用で比較してダブルベッドの処分方法を決めるのもよいでしょう。
処分方法ごとのおおよその費用相場は以下のとおりです。ただし表の金額はあくまでも平均値であり、処分する自治体や業者の設定額によって多少変動します。
処分方法 | 料金 |
---|---|
自治体の一般ごみとして処分 | 無料 |
自治体の粗大ごみとして処分 | 800円~ |
自治体のごみ処理施設に持ち込む | 800円~ |
買い替え時に処分を依頼する | 2,000円~ |
不用品回収業者に依頼する | 5,000円~ |
【まとめ】ダブルベッドは自分に合った方法で処分しよう
ダブルベッドはかなり大きいため処分方法に困ってしまいますが、ほとんどの自治体が粗大ごみとして回収してくれます。ただし、ダブルベッドはフレームとマットレスで材質が異なるので、まとめて処分してよいのか、別々で処分したほうがよいのか、まとめて回収してもらえるのかは事前に確認しましょう。
自治体以外の処分方法には、不用品回収業者に依頼する方法とリサイクルショップで売却する方法とがあります。ダブルベッドの処分方法をあらかじめ確認し、自分にとって最適な方法で処分しましょう。