キャビネット処分方法9選|状態別に適切な処分方法を解説します!
キャビネットはヨーロッパが発祥と言われ400年以上使われてきている伝統的な家具です。現代でも収納力の高さが人気で主にオフィスや家庭での服や食器、備品などの収納に使われています。
キャビネットはおしゃれで便利なのですが、大きいため捨て方に悩む家具のひとつです。使わなくなったキャビネットの処分方法を紹介します。
目次
キャビネットを捨てる前に種類や素材をチェック!
キャビネットは素材やサイズなど種類が豊富なので捨て方も様々です。自分の処分したいキャビネットがどんな素材でできているのかまずはチェックしてみましょう。
キャビネットの種類や素材についてお伝えします。
- オフィス仕様のキャビネット
- 家庭用の木製キャビネット
- 家庭用のステンレス製のキャビネット
オフィス仕様のキャビネット
オフィス用のキャビネットは、大量の書類の保管・整理や仕事をスムーズに進めるために設計されています。用途が限定されている品が多く、書類保管用やシステム収納庫に特化しています。
形状は、扉のない開放型や両開き・引き違い戸、プラスチック製トレーが連なっている引出し型、ロッカーなどありオフィスに合わせて組み合わせ利用します。素材はスチール製が一般的です。
家庭用の木製キャビネット
木製キャビネットは木のぬくもりを活かした家具です。家庭で使われる木製キャビネットは、サイズが様々でベーシックな品からデザイン性が高い品まで幅広く、リビングや寝室、キッチンで使われます。
木製のもつ自然を感じる木目や肌触りの良さは、無機質な部屋を温かみのある空間にしてくれて、他の家具の雰囲気を損なうこともありません。湿度差が大きい場所では稀に木の反りが出たり隙間ができる可能性があります。
家庭用のステンレス製のキャビネット
ステンレス製のキャビネットは、耐腐食の性質を持っているので錆びにくく強い耐久性があります。本棚など屋内での収納のほか、庭やベランダの屋外収納用としても人気があります。
組み合せの自由度が高く、比較的お手頃価格の品が多いので利用しやすいです。強度や転倒予防のため重量があり頑丈にできていて、人手がないと運び出しができなかったり解体が難しいので普通ごみでは出せません。
まだ使えるキャビネットを処分する方法
キャビネットは汚れや小さな傷があってもきれいにすれば長く使える品です。まだ使えるけど不用になってしまったキャビネットを処分したいときには捨てるだけでなく、買取りしてもらう、使いたい人に譲ってあげる方法があります。
- 家具専門の買取業者に依頼する
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリやオークションに出品する
- 友人や知人に譲る
- ジモティーでほしい人を探す
家具専門の買取業者に依頼する
家具専門の買取業者に依頼すると使わなくなったキャビネットを買取りしてくれます。一般的な買取り業者と比べるとより専門的な査定をしてくれるので有名メーカーやデザイナーズキャビネット、北欧家具は高値で買取りしてもらえることがあります。
昭和レトロ感のある家具も人気なので、親族から続けて使っていた古いキャビネットも相談査定してもらえば買取りされるかもしれません。
リサイクルショップに持ち込む
キャビネットをリサイクルショップに持ち込めばその場で査定・買取りしてくれます。すぐにお金に換えたい人に向いている方法です。
リサイクルショップは品物の取り扱いが多いので色々な品をすぐ買取りしてくれますが、思ったほど高く買い取ってもらえなかったということもおこります。
エコ助っ人スタッフ
フリマアプリやオークションに出品する
フリマアプリやオークションサイトに出品すれば自分で値段をつけられるので高価で売却できる可能性があります。キャビネットは自己負担する配送料が高くなるなど手数料がかかるので少しでもお金に換えたいのであれば、値段設定は慎重にするとよいでしょう。
出品して売却先が見つかるまでは処分できないので保管場所が必要です。配送や梱包の手間があるので時間と場所に余裕のある人に向いている方法です。
友人や知人に譲る
友人や知人にキャビネットを探している人がいれば譲ってあげるのもよい方法です。キャビネットは大型なので処分しようとすると費用がかかったり、運ぶ手間がかかります。
友人や知人であれば処分費用はかからないですし、一緒に運べば手間もかかりません。不用になった品を処分できるだけでなく、相手にも喜んでもらえるので友人との絆も深まるかもしれません。
ただし、友人だからといって押し付けるようなことはしないで、相手に失礼のないようきれいに掃除してから譲りましょう。
ジモティーでほしい人を探す
ジモティーは、いらなくなった品を処分したい人と欲しい人をつなぐ地元密着型のサイトです。比較的近所の人に譲ることができて、都合を合わせれば直接取りに来てもらうこともできるので配送の費用と手間が省けます。
出品する際には、メーカーやサイズの他に傷や目立つ汚れなど詳細がわかるように写真を多めに撮っておくと後でトラブルもなくスムーズに譲ることができます。
使えないキャビネットを処分する方法
傷や破損があり使用できない状態のキャビネットは、自治体にごみとして出すか回収業者に回収依頼をして処分できます。自治体での処分は素材によって処分方法が異なりますのでお住まいの地域のごみ分別ルールを確認しておきましょう。
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 解体して自治体の可燃ゴミとして処分する
- 買い替えの場合は、購入先の引き取りサービスを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
キャビネットを自治体の粗大ゴミとして処分する
キャビネットを自治体の粗大ごみに出すには、戸別収集を利用する方法と自治体指定のゴミ処理場に自分で持ち込む方法があります。粗大ごみの処分は通常のごみと違い有料で、サイズや量によって金額が異なります。
キャビネットを自治体の粗大ゴミ戸別収集を利用して処分する
粗大ごみの有料戸別収集は自治体ごとに実施している事業です。大阪市を例に戸別収集の流れを紹介します。
大阪市では、一辺30㎝を超えるものを粗大ごみとしています。粗大ごみの収集は事前予約が必要になりますので、インターネット受付か電話受付を利用して収集日の予約をしましょう。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機、蛍光灯、事業系ごみ、建築廃材は収集対象外となります。
キャビネットを自治体の指定ごみ処理施設に自分で持ち込み処分する
キャビネットは自治体指定のごみ処理場に持ち込んで処分することもできます。持ち込みできるごみは自治体管轄内のごみのみで、持ち込み方法は自治体により異なります。
大阪市では持ち込みをする前日までに予約が必要です。キャビネット以外の家庭ででたごみも持ち込めますが、ごみの種類によっては混載して持ち込めませんので申込み時に確認しましょう。
搬入後にごみ処理手数料(10㎏ごとに90円)の支払いがありますので現金をご用意ください。
解体して自治体の可燃ゴミとして処分する
キャビネットを自治体の可燃ごみで処分したい場合は、可燃ごみ基準内に収まるように解体して可燃ごみに出すことができます。例えば大阪市では一辺30㎝以内のものを普通ごみとしていますので、収まるサイズまで解体してから普通ごみに出しましょう。
解体したごみの量が多量になった場合は粗大ごみ扱いになりますので、普通ごみでは数回に分けて出すことになります。普通ごみであれば無料で処分できるというメリットがありますが、解体には時間と手間がかかります。
キャビネットを解体するときの注意点
キャビネットの解体は慣れていないと怪我をする可能性があるので注意が必要です。木製キャビネットはノコギリなどで細かくできますが安全な場所で行うようにしてください。
ステンレス製のキャビネットは粉砕は難しいのでおすすめしません。分解できるキャビネットでも事前に長さを測って普通ごみに収まるのか確認してから分解しましょう。
買い替えの場合は、購入先の引き取りサービスを利用する
買い替えをする際には、購入先の引き取りサービスを利用して古いキャビネットの処分をすることができます。例えば大塚家具では、購入に伴い不要になった家具の引き取りサービスを行なっています。
購入時に別途引き取り注文をすれば、搬出作業をしてくれます。有料サービスですが、買い替えと同時に処分できるので便利です。
購入販売店により引き取りのみのサービスはできない、購入品以上の引き取りはできないなど独自のルールがありますので販売員に確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
すぐにキャビネットを処分したい場合は、不用品回収業者に依頼すると最短で即日回収にきてくれます。不用品回収業者は、家庭で不用になった品を1点から大量のごみまで分別不要で回収してくれる業者です。
部屋から運び出せない大型キャビネットでも解体して搬出してくれるので手間と時間が省けて便利です。
エコ助っ人スタッフ
キャビネットを売却する時のチェックポイント
キャビネットの売却はブランドやメーカー、保存状態で査定額が変わってきます。同じブランドやメーカーのものでも年式によって査定は違いますし、傷や破損状態でも違ってきます。
査定前にチェックしておきたいポイントを紹介します。
売却できる可能性のあるキャビネットは?
キャビネットはブランド家具メーカーのものから輸入高級品、ノーブランドだけど実用性の高いものまで幅広い製品がでています。高級ブランド品であれば家具専門店など専門的に査定してもらうと適正価格で買取してもらえます。
ブランドも定番メーカーからトレンドまで様々ですが、中でも高価売却できる可能性のあるブランドを一部ご紹介します。
- arflex
- USMハラー
- Cassina
- ACTUS
- 飛騨産業
- domani など
査定額をあげるためにできること
いくら高級ブランド品でも傷や汚れが目立つと査定額が低くなってしまいます。売却したいキャビネットは査定してもらう前にできるだけきれいに掃除しましょう。
木材はアルコール消毒すると色褪せやひび割れなど損傷原因になりますので、専用剤を使うか丈夫な布や雑巾で汚れを拭き取りがおすすめです。使用していなかった棚や付属品、取り扱い説明書があればすべて揃えておくことも大切ですね。
キャビネットを捨てる際にかかる費用の相場はどれぐらい?
キャビネットを捨てるには処分費用がかかります。無料回収を謳うチラシや軽トラックで巡回する業者がいますが、後で高額請求してくる悪徳業者の確率が高いですのでご注意ください。
キャビネットの処分費用は業者やお住まいの地域によって違いますが、目安となる処分費用の相場は次のとおりです。費用が安いほど自分でする手間があり、費用が高いとその分自部でする手間が省ける傾向があります。
ご自分の都合に合った方法で処分することが大切です。
自治体の粗大ゴミとして処分する場合 | 400〜1,000円(税込)/手数料 |
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自治体の可燃ゴミとして処分する場合 | 100〜400円(税込)/指定ごみ袋代 |
家具・家電量販店などの引取りサービスを利用する場合 | 2,000円(税込)〜 |
不用品回収業者を利用する場合 | 3,000〜5,000円(税込)/回収費込み (業者によって買取りサービスあり) |
キャビネットを処分したいとき不用品回収業者の利用を推奨するケース
キャビネットを処分する方法を紹介してきましたが、不用品回収業者は他の方法と違う点があります。処分したい状況によっては不用品回収業者を利用すると手間なくキャビネットの処分ができますので、不用品回収業者の利用を推奨するケースとして紹介します。
重たくて持ち運べないキャビネットを処分したいとき
キャビネットは重くて持ち運びが大変な家具です。ご高齢世帯の方や一人暮らしの方で運び出せないためになかなか大型のものが処分ができないというケースがあります。
人手が足りずに家から搬出できない時や解体作業が難しい時には、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者では、必要に応じて2階からの搬出や吊るし作業、部屋から出せない品の解体作業もしています。
運び出しもプロのスタッフがしますので壁や床を傷つけることはありませんし、万が一の賠償保険にも加入しているので安心です。
キャビネット以外の不用品もまとめて処分したいとき
キャビネット以外にも家にある不用品を処分したい時にもまとめて回収してくれる不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者は家庭にあるどんなものでも回収してくれます。
分別作業もおまかせできるので面倒な仕分けをする必要もなく、回収して欲しい品をそのままにしておけばスタッフが搬出してくれます。不用品回収業者の回収は、キャビネットの処分だけでなく不用品をまとめて処分したい引越しやごみ屋敷掃除にも最適な方法です。
自分のタイミングや都合に合わせてキャビネットを処分したいとき
他の処分方法に比べて不用品回収業者が特に便利なのは、日時指定ができることです。自治体のごみ収集日は決められていますし、買取りサービスも日程調整が難しいというデメリットがあります。
不用品回収業者であれば、最短即日に回収にきてくれるので自分の都合のよい時にキャビネットの処分ができます。引越しで退去日が決まっている方、遺品整理で実家に帰れる日が決まっている方でも調整しやすく、土日、早朝・夜間帯の回収も可能なので平日日中忙しい方も安心ですね。
エコ助っ人スタッフ
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おすすめポイント | 出張見積もり無料、24時間365日対応の不用品回収業者 |
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料金 | 5,000円(税込)/SSパック~ |
対応速度 | 最短即日 |
回収可能な不用品 | 家具・家電・日用品など |
買取制度 | 高価買取あり |
電話番号 | 0120-555-749 |
公式ホームページ | https://eco-suketto.jp/ |
キャビネットの状態に合わせて適切に処分しよう
キャビネットの処分は捨てる以外に売却したり人に譲る方法があります。品物の状態によって最適な処分方法がありますので、処分したいキャビネットのメーカー、傷や汚れの状態を確認して1番よい処分方法を選びましょう。
捨てたいけどもしかしたら売れるかもしれないと思ったら買取りもしている不用品回収業者に相談してみてください。買取りできなくてもすぐに回収してくれるので部屋がスッキリします。