レンガを適切に処分する方法7選!自治体で回収してもらえる?
一般的には産業廃棄物として処分されるレンガですが、近年のDIYブームも相まってレンガを使ってさまざまなものを作る方が増えています。ただ、壊れたり使わなくなったレンガを、どのように処分したらいいのかわからない方も多いでしょう。
本記事ではレンガを処分したいときに困らないために、正君レンガを処分する方法や注意点をくわしく紹介しましょう。
目次
レンガの処分方法7選
使われなくなったレンガが、山積みになっていませんか?処分の方法に、意外と困ってしまうのがレンガです。本項目では、レンガの処分方法に困っている方のためにレンガの処分方法を7つ紹介します。
山積みになったレンガを処分して、スペースを有効活用しましょう。
- 自治体の粗大ごみとして処分する
- 産廃の許可がある業者を利用する
- 欲しい人に譲る
- リサイクルショップに売却する
- 購入した店舗に相談する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
方法①自治体の粗大ごみとして処分する
自治体で、レンガの回収を行なっている場合があります。お住まいの自治体で、レンガの回収が行われているか、確認してみると良いでしょう。
たとえば岐阜県岐阜市では、家庭から出たレンガの戸別回収を行っています。岐阜市ではレンガは、粗大ごみとは違う扱いとなっており、粗大ごみ受付センターへ申し込むことで回収してもらうことができます。
レンガの回収には、処理手数料が必要になります。レンガを回収するときに申し込み者が立ち会い、回収に来た係員に計量してもらいます。
回収できるレンガは、1回最大で200kgまで・1個あたり80kgまでという重量の制限がありますので注意しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・コストが抑えられる ・処分場まで運ぶ手間が省ける |
・回収できる量や回数などに制限がある ・申し込みには手続きが必要 |
レンガはほとんどの自治体では処分できない品目
レンガの回収依頼が可能な自治体はありますが、回収を実施している自治体は限られているのが現状です。
エコ助っ人スタッフ
とくに東京都の世田谷区・江戸川区・大田区や千葉県の千葉市・兵庫県の神戸市・京都府の京都市・岡山県の岡山市では、自治体での収集は行っていません。多くの自治体ではレンガを含む建築廃材や産業廃棄物は、自治体の収集対象外であり他の方法での処分を検討する必要があります。
方法②事業所から出た不用品は専門業者に依頼する
レンガの回収を自治体で実施していないときは、産業廃棄物処理業者の理由を検討してみてください。多くの自治体では、レンガやブロックのような産業廃棄物は一般のゴミ回収サービスでは扱っておらず、専門の処理業者への依頼を推奨しています。
自治体が紹介する業者は、法的な手続きに従った適切な処分方法を提供するため、安心して利用できます。ただし、レンガ回収のための費用が、一般のゴミ収集サービスよりも高くなることがあるので注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
・業者を探す手間が省ける ・安心して任せることができる |
・処分費用が高くなる場合がある ・業者とのやりとりをする手間が必要 |
方法③欲しい人に譲る
レンガを処分する際に、レンガを必要としている人に譲ることも選択肢のひとつです。DIYやガーデニングの趣味がある人など、レンガを必要としている人は多くいます。
処分するレンガを必要とする人を見つけることができれば、不要なレンガを再利用でき、廃棄物を減らすことにも役立ちます。ただし、レンガの状態によってはトラブルとなる場合もあるので、譲る際ときにはレンガの破損の有無などの状態を前もってに相手に伝え、トラブルを防ぐ工夫が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
・不要なレンガを有効活用できる ・廃棄物を減らすことができる |
・受け取り手を見つけるのが大変 ・レンガの状態によってトラブルになる可能性がある |
レンガが欲しい人を探す方法
不要なレンガを譲渡するには、地域の情報サイトやフリマアプリを通じてレンガを必要としている人を見つけることが可能です。地元の情報サイト「ジモティー」では、不用品を譲渡する投稿ができレンガを必要とする人を見つけることができます。
使用済みのレンガでも、条件を明確に記載し引き取り手を探すことが可能でしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・使ったレンガでも引き取ってくれる場合がある ・有償で買い取ってもらえる場合もある |
・受け取り手との間でトラブルになる可能性がある ・受け取り手の信頼性に疑問がある |
方法④リサイクルショップに売却する
レンガを、リサイクルショップで売却できる場合もあります。まずは、近くのリサイクルショップで、レンガの引き取りを行っているか問い合わせてみませんか。
店舗によってはレンガの取り扱いがない場合もあるため、事前確認が重要です。引き取り可能な場合は、レンガの状態や数量を伝え持ち込みか出張買取かを確認します。
ただし、レンガのような建材は価値が低いことも多いため、売却する際は詳細を確認することが大切です。
メリット | デメリット |
---|---|
・不要なレンガがお金になる ・手続きは比較的簡単 |
・レンガの取り扱いがない場合がある ・処分費用がかかる場合もある |
方法⑤購入した店舗に相談する
レンガを購入した店舗に、処分の相談もできます。まずは、購入した店舗が、レンガの回収や引き取りサービスを提供しているかを確認してみましょう。
ホームセンターや建材店では、購入した商品の引き取りサービスを行っていることがあります。引き取りサービスは有料の場合もあるため、事前に費用や条件を確認することが重要です。
また、購入証明となるレシートや購入時の情報が必要になる場合もあるので、準備しておくとスムーズです。
メリット | デメリット |
---|---|
・処分業者を探す手間が必要ない | ・処分に費用が必要 ・引き取りを行っている店舗が少ない |
方法⑥不用品回収業者に処分を依頼する
レンガを処分する際に、不用品回収業者に依頼することもできます。まずは地域でサービスを提供している業者を探し、連絡を取ってみましょう。
回収を受け付けているレンガの種類・料金・レンガの量や状態に応じた処分方法などを確認し、見積もりを依頼します。
エコ助っ人スタッフ
メリット | デメリット |
---|---|
・手続きの手間は比較的少ない ・自宅まで回収に来てくれる |
・処分に費用が必要 ・無許可営業の業者には注意が必要 |
ホームセンターでレンガの回収はできない
コーナンやコメリなどの大手ホームセンターでは、一部の生活家電やレジャー用品など特定の商品に関しては無料にて引き取りサービスを提供しています。
レンガの処分にかかる費用相場はいくらぐらい?
レンガの処分費用は、処分方法や業者によって異なります。気になることは、それぞれの処分方法にかかる処分費用でしょう。レンガの処分にかかる費用は選択する業者によって異なるため、事前の見積もりが重要です。
本項目では、参考のためにレンガ処分費用の相場を紹介しましょう。。
自治体の粗大ごみとして処分する | 200〜300円程度 |
---|---|
自治体指定の産業廃棄物処理業者に依頼する | 1kgあたり50〜300円 |
販売店で回収してもらう | 0円 |
不用品回収業者を利用する | 1個あたり200〜300円 |
レンガを処分する場合に気を付けること
レンガを処分する方法はさまざまありますが、処分にあたってはいくつか気を付けるべきことがあります。本項目では、レンガを処分する際に注意すべきことを解説します。
自治体で処分できるか確認する
レンガを処分する際には、自治体で処分が可能かどうかを確認することが必要です。レンガの処分方法や回収の可否・必要な手続きについて、自治体の指示に従う必要があります。
自治体によっては産業廃棄物として扱われることもあるため、事前の確認が重要です。
無許可営業の業者には依頼しない
無許可営業の業者には、注意すべきです。無許可の業者は適切な処分方法を行わず、不法投棄を行う可能性があります。
また、不当に高額な料金を請求するケースも報告されています。業者を選ぶ際は、自治体から産業廃棄物処分業の許可証得ているか・許可番号の記載があるかを確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
下記で無許可営業の業者の特徴を記載しますので、参考にしてください。
- 事前の見積もりが、不明瞭でわかりにくいことがあります。
- 自治体からの公式な許可番号や許可証の提示が、行われていません。
- 初めに、異常に安い料金もしくは無料回収を提示してくる場合が多いでしょう。後から、追加料金を要求するケースも見られます。
- 会社の連絡先や所在地が不明確で、はっきりと提示されていません。
- 正式な契約書や見積書を、書面など保存できる形式での提供を嫌がる傾向にあります。
譲渡するやりとりは信頼できる相手のみにする
レンガを処分する際に譲渡するやり取りは、必ず信頼できる相手とやりとりすることが重要です。状態の良いレンガは、建築資材として再利用可能です。
適切な取り扱いをしてくれる相手に譲ることで、リサイクルや環境保護に貢献できます。信頼できる相手かどうかを十分に確認して、やり取りを行うことが望ましいでしょう。
レンガの処分なら「ECO助っ人」にご相談ください
不要なレンガの処分に困ったら、不用品・粗大ごみ回収業者の「ECO助っ人」にご相談ください。
「ECO助っ人」の特徴
「ECO助っ人」は、不用品回収や粗大ごみの処分サービスを提供しています。環境に配慮したサービスを心掛け、リサイクル可能な物品は適切に分別し、レンガなども回収後の再利用に努めています。
「ECO助っ人」はお客様の利便性を考え、スピーディーな対応と明確な料金体系を特徴としており、見積もりから回収までのプロセスをシンプルにしています。詳細な情報やサービス内容については、ECO助っ人の公式ウェブサイトで確認してください。
おすすめポイント | 業界最安値で即日回収も可能 |
---|---|
料金 | 5,000円〜 |
営業時間 | 24時間365日対応 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-167-033 |
公式サイト | https://eco-suketto.jp/ |
レンガの処分に関する質問
レンガの処分方法や注意点を事前にチェックし、適切な方法でレンガを処分することが大切です。ただ、レンガを処分するときに、気になることもあるでしょう。
本項目では、レンガの処分に関してよくある質問を解説します。
【質問1】不用品回収業者を利用する場合、回収準備は必要?
回収業者を利用してレンガを処分する場合、事前の回収準備が必要になることがあります。たとえば、レンガを一箇所にまとめておく・汚れや破片をある程度取り除くなどが必要となる場合があります。
具体的な準備は業者によって異なるため、依頼前に必要な準備について業者に確認すると良いでしょう。詳細は、サービスを提供する回収業者のウェブサイトや直接問い合わせて確認してください。
【質問2】レンガを捨てずにDIYする場合はどのようなものがある?
レンガをDIYに活用するアイデアは、多くあります。DIYにレンガを活用することで、コストを抑えつつ個性的で実用的なアイテムを作り出すことが可能です。
たとえば、レンガを使って、小さな花壇を作ることができます。また、ピザオーブンやグリルスタンドを自作することもでき、庭をいっそう魅力的にできるでしょう。
屋内で活用する方法もあり、レンガを積み重ねてシンプルな本棚や椅子を作ることも可能です。
【質問3】レンガを細かく砕いて公園に捨ててもいいですか?
レンガの素材は、粘土なので砕くことができます。砕いたレンガを公園などのに捨てると、不法投棄になる可能性が高いので絶対にやめましょう。
自宅の庭などの私有地であれば、問題ないです。
【まとめ】簡単にレンガを処分するなら不用品回収業者を利用しよう
レンガを処分するさまざまな方法を紹介しましたが、簡単で手間の少ない処分方法としては、不用品回収業者を利用することでしょう。とくにレンガが、大量にある場合や自治体での処理が難しい場合に便利です。
不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれるため、重いレンガを運ぶ手間を省くことができます。ただし、サービスには費用が発生しますので、事前に見積もりを取り複数業者の比較・検討をおすすめします。
また、無許可の悪質な業者に注意し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。