本の処分方法8選｜処分時の注意点や処分するか売却するかの判断基準も解説

最終更新日：2024/08/05

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本棚にあふれるほどの本を処分したいけれど、どう処分すればよいのかと迷う人も多いのではないでしょうか。電子書籍も主流となってきている現代、電子書籍に切り換えて紙の本を処分したいと思うケースもあるでしょう。

断捨離もブームとなり衣服の処分とともに、本を整理したいと考える人も少なくありません。本記事では本の処分方法を始め、処分する際の注意点や費用相場・判断基準など詳しく解説します。

自治体での処分方法や無料で処分できる方法・譲渡・寄付・売却など、情報満載に紹介しますので参考にしてください。

本の処分方法8選

本を処分するには、多くの方法があります。処分費用が高くなっても簡単に捨てる方法や手間がかかるものの少しでも収入につながる方法など、さまざまです。

本章では、多くの本を処分する方法から8通りをピックアップして紹介します。長年の間にボロボロの状態となってしまった本は、処分するしかありません。

キレイな状態の本であれば、捨てるにはもったいなく再度利用する方法を検討してみてください。

自治体の資源ゴミとして捨てる

本は紙の素材なので可燃ゴミで出せるのではと考えがちですが、ほとんどの自治体で本は資源ゴミ扱いとなります。地球環境問題や循環型社会の構築を推奨している自治体では、資源として有効利用されるものは資源ゴミとされるのです。

渋谷区を例にすると、本は資源ゴミの古紙として出すようになっています。古紙と言っても、新聞や雑誌・雑がみなども含まれます。

新聞や雑誌、雑がみなどしっかり分別して、本は本だけでひもでしっかりと縛らなければなりません。自治体により、資源ゴミの回収日はさまざまです。

古紙回収ステーションに持ち込む

近くにある古紙回収ステーションに、自分で本を持ち込む方法があります。決められた収集日などはなく、自分のタイミングで24時間いつでも本の処分が可能です。

自治体施設内やスーパーなどに、無人の古紙回収ボックスを設けている場合が多く見られます。中には便利に利用できるよう、ドライブスルータイプの古紙回収ステーションもあります。

ただし、施設により施設の営業時間内しか持ち込めないケースもあるため確認してください。本を出す前に、本の間などにほかのものが紛れ込んでいないかの確認も必要です。

ホームセンターの古紙回収サービスを利用する

古紙回収ステーションの中にはホームセンターも含まれており、ホームセンターの古紙回収サービスを利用する方法があります。ホームセンターの「スーパービバホーム」を例として紹介します。

スーパービバホームで持ち込める本は、文庫本・教科書・絵本・マンガ・辞典・図鑑などとなっています。スーパービバホームでは、発行店舗のみで使用できるクーポン券が利用できます。

1kg1ポイントとなり、100ポイントで100円分のクーポン券となります。例として、1kgの目安はマンガ単行本約7冊分です。

譲渡や寄付する

不要となった本も、誰かにとって必要なものとなる可能性があります。本を捨てるのではなく、譲渡や寄付をする方法もあるのです。

本を捨てる前に、身近な友人や知人・親戚などへ声をかけてみてください。施設や団体に寄付する場合は、いきなり本を持ち込むのは好ましくありません。

各施設のHPで確認し条件に合えば持ち込み、本について案内がない場合は電話で問い合わせて相談してください。寄付先にはNPO団体や児童施設などがあり、児童施設において児童文学や絵本は需要があります。

メルカリやオークションに出品する

メルカリやオークションに、出品する方法もあります。メルカリのデメリットは、写真撮影や情報登録など面倒な作業をしなければならないところです。

メルカリでの本出品が面倒な場合は、メルカリサイトで紹介されている、バーコード出品機能を利用してみてください。バーコードのある本ならば、商品情報とタグ情報が自動入力され少しでも手間が省けます。

メルカリもオークションも、人気のある本では高値がつく可能性も少なくありません。逆にいつまで経っても売れないままという場合もあるので、時間を気にせず待つ時間も楽しめる人にはおすすめの処分方法です。

ブックオフなどの本の買取専門店に持ち込む

本の保存状態が良い場合は、ブックオフなどの本買取専門店に持ち込む方法があります。本の状態は査定額に大きく影響するので、状態が悪ければ買取は難しくなります。

人気作家の本や専門書の場合は、高価買取の可能性が高いです。買取専門店への持ち込みならば、手間もかからず自分にとって不要なものを誰かのために使える本として有効活用できます。

書籍で見ると200円～800円の価格設定が多く、中には1,000円以上も見られました。コミックでは200～400円の価格範囲が多い傾向にあります。

本の買取専門店の特徴と買取の流れ

本の買取専門店として、ブックオフ・ブックサプライ・古本市場の3店舗を取り上げました。各店舗の特徴と買取の流れなど、詳しい情報は下記の通りです。

いずれも各店舗に持ち込む際は、必ず本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)を持参してください。

遺品整理業者に処分を依頼する

遺品整理業者に、本の処分を依頼する方法もあります。故人が読書好き・読書が趣味などの場合、遺品として多くの本が残ります。

本の中には、廃刊や絶版となり価値が高くなっている本も含まれる可能性があります。骨董品と同じ位置づけで、古書として高価買取の可能性は高いです。

遺品整理業者ならば経験や知識が豊富で、価値ある本を見つけ出し適正な査定を行ってくれます。業者に依頼するだけで手早く処分でき、時間と手間を節約できるのです。

どれだけ多くの本でもどれだけ重量があっても、運び出してもらえて同時に買取を行うので遺族の負担も少なくなります。

不用品回収業者に処分を依頼する

本の量が多い場合や早く処分したい場合は、不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。同じ業者であっても遺品整理業者は限られたタイミングとなりますが、不用品回収業者はいかなるタイミングでも可能です。

引越しや大掃除で出てきた大量の本を、分別する必要もなく時間も手間もかけずに処分できます。即日対応可能な業者も多く、電話1本で自宅まで駆けつけてくれるのです。

不用品回収業者の中には買取も行う業者もあるので、回収と買取が同時にでき処分費用から差し引かれます。買取専門店などからすると、買取金額が低くなる傾向にはあります。

本のほかにも家具・家電など不用品があれば、一度にまとめて処分が可能です。

本を処分するときの注意点

本を処分するときは注意点がいくつかあります。本章では、本を処分するときにトラブルにならないよう注意しておきたいポイントを4つ解説します。

本を処分する前には次のポイントを理解しておきましょう。

自治体で処分する場合は可燃ゴミではない

本は紙でできているため、可燃ゴミとして簡単に捨てられると思うのも無理はありません。自治体で本を処分する場合は、可燃ゴミではないのです。

本はリサイクルが可能な資源物となるので、多くの自治体で資源ゴミ扱いとなります。本はインクや接着剤など、燃やすと有害なものを発生させる可能性のある物質が含まれているのです。

適切な処理をしなければならないため、本を可燃ゴミとして処分してはいけません。リサイクル活動としてだけではなく、大きくは環境問題も含まれています。

自治体で処分する場合は各自治体のルールに従う

本を自治体で処分する場合は、各自治体のルールに従う必要があります。資源ゴミとなる本は、自治体により収集日や収集場所が異なります。

自治体で資源ゴミの日と言えば、月に1～2回としている自治体がほとんどです。収集日の間近になって慌てて出すのではなく、収集日の確認を行い余裕を持って収集日に出せるよう計画してください。

指定のゴミ袋に入れて出す・ひもで縛って一括りにして出すなど、自治体で決められたルールに従って処分しなければなりません。事前に、各自治体HPや収集カレンダーなどで確認してください。

図書館は寄付を受け付けていないことが多い

本を扱う図書館は、寄付先として最適なのではと思われる人も多いでしょう。図書館では寄付を募集しているところもありますが、寄付を受け付けていない方が多いです。

図書館は特定の書籍を対象としているため、個人の所有本はとくに受け付けていないのです。貴重な資料などは、受け入れられる可能性が多少なりともあります。

図書館でよく見る新刊書籍コーナーや課題図書・おすすめスペースなど、利用者のニーズに合わせて購入書籍は選ばれています。図書館に寄付しようと考えているならば寄付を受け付けているのか、前もって図書館へ連絡してみてください。

大量の本を自力で処分するのは大変

大量の本を自力で処分するのは、大変な作業となるので注意が必要です。5・6冊までならばあまり気になる重量とはなりませんが、大量の本となるとかなりの重さとなるため運ぶには手間がかかります。

腰に負担がかかり腰痛を発症する恐れや本を落としてケガをする可能性もないとは言えず、肉体的にも大変です。大量の本を処分する場合は、自分で持ち込まずに済む処分方法を選んでください。

出張買取を行う買取店や宅配の買取、または不用品回収業者への依頼をおすすめします。

本を処分する際にかかる費用の相場

自治体を利用した場合、本を処分する際にかかる費用は無料となります。処分費用をかけたくない人は、自治体での処分がおすすめです。

遺品整理業者での処分は、遺族に代わって遺品整理を行います。遺品整理の処分費用内に本の処分が含まれるものとして、遺品整理処分費用の最低額を紹介しました。

不用品回収業者では単品プランと載せ放題プランとがあるため、費用の幅が広くなっています。単品プランでは単品料金に基本料金が加算されるのが一般的です。

大量の本やほかにも不用品がある場合は、不用品回収業者のパックプランを利用する方がお得です。

大量の本の処分でお困りの方は「ECO助っ人」にご相談ください

大量の本の処分にお困りの方は、ぜひECO助っ人にお任せください。自治体のような処分制限もなく、法律や条例の規制のあるもの以外はほとんどのものを回収いたします。

大量の本に限らず、ほかにも不用品がある場合はまとめてお引き取り可能です。ECO助っ人では作業費や車両費がすべて込み込み載せ放題の定額パックプランをご案内しております。

通常でもお安く提供しておりますがweb限定割引キャンペーンを実施しているため、よりお安い特別価格でご利用いただけます。他社さまよりも1円でも高ければ、遠慮なくご相談ください。

本を処分するか売却するかの判断基準

本を処分するか売却するかを判断する場合、判断基準となるものは何なのか気になるところです。本章では処分するか売却するか迷った場合に、2つの判断基準を紹介します。

売却を考える際に、一番重要となるのが本の状態です。具体的に状態のポイントを紹介しますので、確認してみてください。

本の状態を確認する

本がどのような状態かは、最重要ポイントです。判断基準としては汚れがひどい・ラインやメモの書き込み、色あせ・折り目・破れているなどです。

汚れやメモ書き・破損の本は、どうすることもできないため処分するしかありません。色あせしている場合も売却は難しいですが、古書などは良いアクセントとして高値がつく場合もあります。

判断に悩むときは、査定に出してみてください。折り目は、気にする人と気にしない人と分かれます。

事前査定サービスを利用し売却する価値があるか確認する

判断基準として事前査定サービスを利用し、売却する価値があるかを確認する方法があります。たとえば「バリューブックス」では、おためし査定により送る前に本の査定額がわかるというサービスがあります。

おためし査定にはまとめて査定する「本棚スキャン」や、正確な査定額を調べる「バーコードスキャン」などがあります。本棚スキャンでは本棚に並んだ背表紙を撮影するだけで、査定額がまとめてわかります。

本のバーコードを読み込むバーコードスキャンは、正確さ重視です。気になる本の査定をしてみたいと思われた人は、いずれも簡単なので一度試してみるとよいでしょう。

【まとめ】状態に合わせて本の処分方法を選ぼう

本を処分するか売却するかは、本の状態での判断が重要です。良い状態の本であれば捨てるのはもったいので、売却や寄付を検討してみてください。

捨てる判断をしたとしても本は大切な再生資源となるため、資源ゴミとしてリサイクルの貢献につながります。大量となった本の処分は自力で行うには時間も手間もかかるので、すべて任せられる不用品回収業者がおすすめです。

手軽さや手間をかけないなど、状態に合わせて自分に合う本の処分方法を選んでください。

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