アルバムを安全に処分する方法とは？処分方法6選と注意すべきポイントを解説！

最終更新日：2024/04/02

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思い出を形に残す方法として、アルバムにしている人は多いのではないのでしょうか。たくさんアルバムを作っているうちに保管スペースを圧迫し、処分したいと考えている人はいませんか？

アルバムを処分するにしても思い入れもあり、自分ではない人が映っている写真もあるので、なかなか捨てることが出来ずに困っている方も多いでしょう。本記事では、安全にアルバムの処分をするための方法などを考えていきましょう。

アルバムを処分する前に

アルバムには多くの情報が詰まっており、写真から個人情報を得て、自宅や捨てた人を特定される恐れがあります。アルバムを処分する際には、細心の注意を払いましょう。

アルバムを「誰も見ないだろう」と軽はずみに捨ててしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。そのため、アルバムを処分するときは、さまざまな情報が他人に知られる事がないように注意してください。

アルバムを捨てる際には情報の漏洩にだけ気を付けるのではなく、本当に処分しても大丈夫なのかを見極める必要がありますよね。とくに遺品整理の際には、遺族に相談しながら処分する写真を選んだり、遺言書などが無いかを確認したりするとトラブルを回避できます。

アルバムを処分する時期は？

アルバムを処分する時期は、個人の価値観や状況により異なります。しかし、誰しも大切な思い出が詰まったアルバムも、整理やスペースの確保が必要なときが来ます。

またアルバムの処分は、思い出を整理し、未来へと歩みを進めるタイミングです。物理的なスペースを確保するだけでなく、心の中の整理にもつながります。

家を整理するとき

大掃除などで家を整理するときは、アルバムの処分を考える絶好の機会です。心地よい住空間を作り出すためにも、整理は重要になってきます。

思い出深いアルバムも選別し、大切な写真は選りすぐり、残りは感謝を込めて手放しましょう。アルバムを含む物品を見直し、必要なものと必要でないものを区別することで、生活空間がより快適になり心にも余裕が生まれます。

思い出は心に留めつつ、物理的なスペースを整えることで、新たな章を迎える準備ができます。

引越しをするとき

引越しは新生活のスタートラインとなり、新たな生活を始める前にアルバムを含む過去の物品を整理する絶好の機会です。大切な写真は選び抜き、新居での生活に不要なものは思い出と共に手放すことで、スペースを有効活用して心の準備も整えられます。

思い出は大切にしつつ、新たな空間での生活を快適にするためには、さまざまなものの選択と整理を行うことが重要です。アルバムの処分を含め、持ち物を見直すことで、新しい家でも心地よい環境を作り出せます。

遺品整理をするとき

遺品整理をするときのアルバムの処分は、故人との思い出を大切に振り返る機会となります。アルバムの処分は、とくに慎重に行うべきで家族間で共有すべき写真を選び、残りは感謝と共に手放しましょう。

アルバムを整理することにより、故人の記憶を形として残しつつ、生活空間を整えられます。遺品整理は、思い出を次世代へと繋ぐ大切なプロセスで故人への最後の敬意とも言えるでしょう。

終活を考えるとき

終活を考えるときのアルバムの処分は、自己の歴史を整理し、大切な記憶と共に次世代へとバトンを渡す重要なステップです。選び抜かれた写真は家族にとっての宝物となり、必要なもの以外は感謝を込めて手放すことで生活空間が整い、心にも平穏が訪れます。

終活は、人生の終章を飾る大切なプロセスです。また人生の集大成として、大切な思い出をどう扱うかを考える貴重な時間となります。

アルバムの処分方法6選

アルバムを処分するとなると、量や写真に写っている人のことを考慮して処分する方法を変える必要があると考えられます。本章では、アルバムを処分する6つの方法を紹介します。

本章で紹介するアルバムの処分方法の良いところ・悪いところを十分理解したうえで、自分に合った一番よい方法でアルバムを処分する事をおすすめします。

処分方法①燃えるごみとして処分する

アルバムは自治体の燃えるごみとして処分することができます。自身が住んでいる自治体がアルバムの処分を受け入れている場合は、燃えるごみとしてごみの収集日に出すといいでしょう。

燃えるごみとして処分する場合、自治体のサービスなので気軽に処分することができます。一方で、悪意ある人間がごみを漁って個人情報が他人に知られてしまう可能性が少なからずあることはデメリットといえます。

処分方法②自治体のごみ処理場に持ち込む

自治体のごみ処理場に持ち込むことで、アルバムを処分することが出来ます。自分自身で自治体のごみ処理場に連絡をし、処理の受付方法を把握するようにしておきましょう。

予約が必要なのか、持ち込みは可能なのかを聞いておき、自身で自治体のごみ処理場に持っていくことをおすすめします。自分でごみ処理場へ持ち込むことで、個人情報が漏れる不安がなくなることは嬉しいところです。

アルバムから個人の情報が漏れる不安材料は無くなりますが、持ち込む手間がかかってしまうことが面倒です。

処分方法③溶解処理してもらえる業者に依頼する

アルバムを溶解処理してもらえる業者に、依頼する方法があります。溶解処理は、紙類の溶解処理サービスを行っている企業に依頼するといいでしょう。

溶解処理サービスを行っている企業は、郵便局・ヤマト運輸・佐川急便などがあげられます。溶解処理のメリットは、写真を溶かしてしまうので個人情報が漏れることがないことです。

デメリットは、依頼する業者によっては個人では受け付けてもらうことが出来ない場合やラミネート加工されたものは処分が出来ない場合があることです。

処分方法④神社やお寺でお焚き上げをしてもらう

アルバムを処分するのに、神社やお寺でお焚き上げをしてもらうという方法があります。インターネットで検索するか親交の深い神社やお寺に、「お焚き上げ」を行っているか問い合わせてみるといいでしょう。

お焚き上げは、ぬいぐるみや人形・写真のように思いがこもっていて捨てにくく感じるものを燃やすことで浄化し供養してもらう神事です。気持ちを楽にして、処分することが出来るということがメリットといえます。

ただ、神社やお寺にお願いする事なので、費用がかかってしまうことがデメリットといえます。

処分方法⑤不用品回収・遺品整理業者に依頼する

不用品回収・遺品整理業者に依頼することで、アルバムを処分することが出来ます。アルバムを、何十年分も残している人も中にはいることでしょう。

何十年分のアルバムとなると、ものすごい量になっている場合があります。自分でアルバムを処分することが難しい場合でも、不用品回収・遺品整理業者に依頼することで手軽に処分することができ、手間暇がかからないことが最大のメリットと言えるでしょう。

デメリットは、費用がそれなりにかかってしまうことです。

処分方法⑥お焚き上げ代行サービスを利用する

アルバムを処分する方法としては、お焚き上げ代行サービスを利用することもできます。お焚き上げ代行サービスを利用するメリットは、故人の遺品や思い出の品を尊重し、適切な方法で処分できる点です。

しかし、デメリットとしては、コストがかかることや、物理的な形を完全に失うため、後悔する可能性があります。お焚き上げ代行サービスを選ぶ際は、これらの点を考慮することが重要です。

アルバムの処分にかかる費用相場

費用をかけずにアルバムを処分するなら、自治体のサービスを利用したり自治体のごみ処理施設まで直接持ち込んで処分する方法がおすすめです。ただ、自治体で処分すると、自分自身で分別を行わなければならないので時間と手間がかかってしまいます。

自治体より費用が少しかかってしまいますが、アルバムの量が多いときは溶解処理サービスへの依頼をする方がいいでしょう。また、アルバムの量が多く手間をかけたくないので費用がかかっても構わない方は、不用品回収業者に依頼することで業者が全て行ってくれるのでおすすめです。

アルバムの写真を処分するかどうかを決めるポイント

アルバムの写真を整理する際は、思い出の価値、写真の状態、そして現在の生活における写真の意味を考慮することが大切です。写真が持つ感情的な重みや、思い出の瞬間の大切さを思い返し、未来に残す価値があるかどうかを見極めましょう。

写真を残すメリットを考える

写真を残すことには、多くのメリットがあります。写真は過去の大切な記憶を物理的に保存する手段であり、家族や友人との絆を強めることもできるでしょう。

また、写真を残すことは自己の成長を振り返るツールとしても価値があり、過去の楽しい記憶を思い出すことで感情的な安らぎを与えることもできます。写真は時間を超えた物語を語り、私たちのアイデンティティの一部を形成します。

人生の節目の記録である写真は残す

人生の節目を記録した写真は、感情や出来事を永遠に留める価値があります。写真は、私たちの成長や変化を物語る証拠であり、家族や友人との関係を象徴するものです。

未来に向けて人生の節目の記憶を忘れないためにも、大切な節目の写真は残すべきです。写真を残すことで、過去を振り返り、自己のアイデンティティを確認する手がかりとなります。

誕生日などのイベントごとの写真は数枚に絞る

イベントごとの写真を数枚に絞ることは、アルバムを整理し、大切な記憶を選択的に保存する良い方法です。誕生日や祝賀会などのイベントでは多くの写真が撮られますが、似たような写真が多いとアルバムがごちゃごちゃしてしまいます。

最も感情的な価値が高いと感じる写真や、特定の瞬間を捉えたユニークな写真を選び、お気に入りの写真残すことで、アルバムの中で思い出のイベントのエッセンスを凝縮できるでしょう。アルバムを見返す際に、イベントの特別な瞬間をより鮮明に思い出すことができるでしょう。

自分にとって必要な写真なのかを自問自答してみる

写真を選ぶ際には、自分にとって残そうとしている写真が本当に必要かどうかを、自問自答することが重要です。感情的な価値、思い出の重要性、写真が今の自分にとって持つ意味を考慮しましょう。

必要な写真は、時間が経っても色褪せない喜びや懐かしさを提供し、人生の特定の章を物語る貴重なものとなります。必要かどうかを自問自答することで、本当に心に残る写真だけを選び、大切に保管できます。

どうしても捨てられない写真はデータとして残す

デジタル化は、物理的なスペースを取らずに写真を保存する効果的な方法です。どうしても捨てられない写真は、スキャンしてデータとして残すことで、形としてではなく情報として大切な記憶を保持できます。

データとして残す方法なら写真が多くても整理しやすく、いつでも簡単にアクセスできるようになります。また、データとして保存することで写真の劣化を防ぎ、長期間にわたって高品質な状態を維持することが可能です。

アルバムの写真を保存したいときは

処分したいアルバムの写真を保存したい場合は、写真屋のデジタル化サービスなどを利用することがおすすめです。写真をデジタル化することによって、アルバムが収納されていたスペースを開けることができ、思い出の写真を気軽に見返すことができます。

アルバムの写真を保存する方法は、自分でスキャンすることで写真を残すこともできます。自分でスキャンを行いますので、お店に持っていくなどの手間が発生しないので楽ですね。

アルバムの写真を処分する方法

アルバムを処分するとなると、他の人には見られたくない写真や個人情報が漏れてしまうことが気になってしまいます。アルバムの写真は個人情報そのものと言えるので、万が一の事を考えると心配になります。

本章では、個人情報であるアルバムの中の写真を処分する方法を3つ紹介します。

方法①シュレッダー等で裁断する

アルバムの中の写真は、シュレッダー等で裁断することで処分することが出来ます。お店でシュレッダーが売っていますので購入するか、身近にあるハサミで細かく裁断することで写真を処分することが出来るでしょう。

写真を裁断して処分するのは、個人情報を守る為には有効な手段と言えます。デメリットは、間違って大切な写真を裁断してしまった場合は復元することが厳しいことがあげられます。

方法②写真をまとめて封筒などに包む

写真をまとめて封筒などに包むことで、アルバムの写真を処分することが出来ます。必要のない写真を封筒に入れるだけで、処分する事が出来ます。

大量の写真をまとめて封筒などに包むだけなので、大量になった写真でも簡単に処分することが出来るのがメリットと言えます。デメリットとしては、封筒の中身を開けようとする人がいるかもしれません。

万が一の事を考えると、写真を封筒に包む方法は個人情報が漏れてしまう可能性があります。

方法③漂白剤に浸ける

写真を漂白剤に浸けることで、アルバムにある大量の写真を安心して処分することが出来ます。ぬるま湯に漂白剤を適量いれた後に、処分する写真を入れます。

少し時間を置くと写真のインクが溶けだしすため写真が白くなり、何が写っていたのか判らないようになります。漂白剤に漬けることで、個人情報が漏れることを防ぐことができますね。

デメリットは、誤って大事な写真を漬けてしまった場合は復元出来ないということです。

アルバム処分で不用品回収業者を利用する際は悪徳業者に注意

アルバムの処分をする方法のひとつに、不用品回収業者に依頼するという方法があります。近年不用品回収業者は増加傾向にありますが、同じように悪徳業者も増加しています。

本章では、悪徳業者の特徴や悪徳業者について解説します。

悪徳な不用品回収業者の特徴

悪徳な不用品回収業者の特徴は、依頼もしていないのに突然訪問してきて言葉巧みに依頼させようとしてきます。他にもチラシなどで「無料」を宣伝している場合は、業者に依頼するのに無料というのは基本的にあり得ないので、悪質な業者と言えるでしょう。

また悪徳な業者は、会社について調べても住所・連絡先が提示されていない事やホームページがそもそもないという特徴があります。

悪質な不用品回収業者に処分を依頼するとどうなる？

悪質な不用品回収業者に処分を依頼すると、見積もり時の金額とは大きくかけ離れた額を作業後に請求されるという被害があります。請求金額が高額だったのでキャンセルしようとしたら、キャンセル料が高額だったという場合もあります。

他にも回収を依頼していない家具や家電を勝手に持って行ってしまったり、強引に持っていかれたりする場合もあります。悪徳な業者に依頼する事がないように、しっかりと見極められるようにしておきましょう。

アルバム処分で不用品回収業者を選ぶ際のポイント

アルバム処分で不用品回収業者を選ぶ際のポイントを把握しておき、悪徳業者に引っかかってしまわないように気をつけるようにしましょう。本章では、安心して不用品の回収を依頼出来る業者のポイントを紹介します。

不用品回収業者に依頼する際は、紹介したポイントに当てはまるかどうか確認することをおすすめします。

ポイント①一般廃棄物収集運搬許可・古物商許可証を得ている業者か

不用品回収を選ぶ際のポイントとして、一般廃棄物収集運搬許可・古物商許可証を得ている業者かを確認しておきましょう。不用品の回収のサービスを行うためには、自治体の許可を取得しておかなければなりません。

許可を得ずに業務を行っているということは、違法行為を行っているということなので悪徳業者ということになります。許可を得ているかどうかは、会社のホームページを確認するか電話で確認することができます。

ポイント②アルバム等の個人情報を含んだ物品の回収実績があるか

アルバム等の個人情報を含んだ物品の回収実績があるかをどうかを、確認しておきましょう。依頼する不用品回収業者のホームページの実績を確認するか、会社に直接連絡することで実績があるかの確認をしておくことをおすすめします。

実績がなくても個人情報のあるものを事前にどの様に処理するのかを確認することで、安心してアルバムの処分が出来るでしょう。

ポイント③処分したい物の量と料金のバランス

アルバムの処分を依頼するときには、処分したいアルバムの量と費用のバランスを確認しておきましょう。少量のアルバムに対して、トラック積み放題プランを選ぶのは量と料金のバランスが合っていません。

不用品回収業者のプランの中で、単品回収が選べるかどうかを依頼する際に確認しておきましょう。処分したいアルバムの量がどの程度の量なのかを依頼しようとしている不用品回収業者に伝えておき、見積もりを出してもらうことがおすすめです。

ポイント④実際に利用した人の口コミ

アルバム処分で不用品回収業者を選ぶ際のポイントとして、実際に利用した人の口コミを確認しておきましょう。依頼しようとしている業者名と口コミを検索することで、口コミを確認することが出来ます。

口コミは実際に利用した人の意見なので、いい口コミが多い業者を選ぶことで失敗する確率が低くなります。また、身の回りに利用した人がいるなら、利用した人に聞くことをおすすめします。

アルバムを手軽に処分するならECO助っ人

アルバムを手軽に処分するなら、実績のあるECO助っ人に依頼することをおすすめします。本章では、ECO助っ人についての詳細を紹介します。本章が、アルバムの処分を検討している人の参考になれば幸いです。

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【まとめ】アルバムは正しく安全に処分を

アルバムは顔写真が写っていたり場所が特定されてしまったりなどで、個人情報が漏れてしまう可能性があります。やはりアルバムを処分する際は、細心の注意を払う必要があります。

今回紹介した内容を把握したうえで、アルバムを処分することで情報漏洩の可能性は低くなります。また、アルバムの量が多い場合や分別をすることが面倒に思っている方は、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。