車のバッテリーの処分方法は?処分方法を徹底解説!

自動車のバッテリーは消耗品のため、3年以内に取り換えることが多いです。
処分しようと思っても、自治体では回収してくれないため、処分方法に困っているという方も多いのではないでしょうか?
そこで当記事では、バッテリーを処分する方法3選と、処分する際に注意することを紹介していきます。
目次
バッテリーを処分する前に確認しておくこと
いらなくなった車のバッテリーを処分しようと考えている方はいませんか?
車のバッテリーを処分する前には「バッテリーを処分するタイミング」を確認しておくようにしましょう。
車の各パーツと同じように、車のバッテリーにも寿命があります。
そのためずっと同じバッテリーを使い続けることはできず、寿命が来たら今まで使用していたものは処分し新しいものと取り替える必要があります。
詳しい処分タイミングについては次で紹介するので、タイミングがわからないという方は一度ご確認ください。
車のバッテリーを処分するタイミングは?
車のバッテリーを処分するべきタイミングは、車の購入後2~3年が目安です。
バッテリーは車を使用するたび消耗し、新品のバッテリーの場合には2~3年程度で性能が落ちると言われています。
バッテリーが劣化してくると、「車にエンジンがなかなかかからない」・「ライトがいつもより暗い」・「パワーウインドウの動きがいつもより鈍い」などの症状が現れます。
もしも車のバッテリーをしっかりと充電しているのに、上記のような症状が治らなくなってしまった場合は、バッテリーが寿命を迎えている証拠なので処分と交換を考えましょう。
なお、車の種類や車の使用頻度によっては3年以上持つケースや2年持たないケースもあります。
不安な方は日ごろから確認することがおすすめです。
バッテリーの処分方法3選!
車のバッテリーは、可燃ごみなどのようにゴミ袋に詰めて捨てることはできません。
一般的な家庭ごみとは異なった、特別な方法で処分を行う必要があります。
車のバッテリーを処分する方法は下記の3つです。
- 方法①ガソリンスタンドへ持込む
- 方法②自動車パーツ販売店へ持ち込む
- 方法③不用品回収業者へ依頼
下記からは、それぞれの方法のメリットとデメリットを詳しく紹介します。
自分に合った方法を選択するようにしましょう。
方法①ガソリンスタンドへ持込む
車のバッテリーを処分する方法1つ目は、「ガソリンスタンドへ持込む」です。
多くのガソリンスタンドでは、車のバッテリーの引き取りサービスを行っています。
引き取りを依頼する際の費用はガソリンスタンドによって違っていますが、0円から数百円程度の場所が多いです。
デメリットとしては、自分で最寄りのガソリンスタンドのことを調べて持っていかなければいけないことが挙げられます。
処分の費用を抑えることができるため、100円でも安く処分したいと考えている方におすすめです。
セルフ形式のガソリンスタンドなど、一部のガソリンスタンドでは引き取りに対応していないため、ガソリンスタンドへ持ち込む際は事前に確認をするようにしましょう。
方法②自動車パーツ販売店
車のバッテリーを処分する方法2つ目は、「自動車パーツ販売店へ持ち込む」です。
自動車パーツ販売店でも、ガソリンスタンド同様にいらなくなったバッテリーの引き取りサービスを行っているお店が多いです。
自動車パーツ販売店の引き取りサービスを利用する場合、費用は0円から数百円ほどで処分することができます。
販売店によっては、無料で引き取りを行っているけど新しいバッテリーの購入が必須など、条件が決まっていることもあるため利用の際は注意が必要です。
新しいバッテリーの購入と古いバッテリーの処分を同時に行えるため、まだ新しいバッテリーを購入していないという方におすすめの方法となっています。
店舗によって処分にかかる費用は違うため、事前の料金確認を忘れずに行いましょう。
方法③不用品回収業者へ依頼
車のバッテリーを処分する方法3つ目は、「不用品回収業者への依頼」です。
不用品回収業者とは、家具や家電のような粗大ごみや自転車、車などの処分に困る不用品を回収している業者です。
薬品などの危険物を取り扱っている業者であれば車のバッテリーの回収にも対応しています。
不用品回収業者を利用してバッテリーを処分するための料金相場は、500円から1,000円程度です。
電話一本で自宅まで回収に来てくれるため、処分の手間が一切かかりません。
できるだけ処分に時間や手間をかけたくないと考えている方は、不用品回収業者に引き取ってもらう方法がおすすめです。
不用品回収業者の全てがバッテリーの回収に対応しているわけではありません。
不用品回収業者を利用する場合は、業者をしっかりと選ぶようにしましょう。
バッテリーは自治体では回収してもらいないので注意を!
家具や家電のような粗大ごみであれば、各自治体でも回収を行っていますが、バッテリーは自治体での回収を利用することができないため注意が必要です。
バッテリーを自治体に回収をしてもらうことができない理由は、バッテリーが危険物だからです。
バッテリーの中には危険物が含まれているため、ごみ処理施設などに直接持ち込んでも引き取ってもらうことができません。
車のバッテリーを処分する際は上記で説明した、「ガソリンスタンドで引き取ってもらう方法」・「自動車パーツ販売店で引き取ってもらう方法」・「不用品回収業者に引き取ってもらう方法」の3つの方法から自分にあった方法を選択して処分するようにしましょう。
なお不用品回収業者を利用する場合は、全ての業者がバッテリーの引き取りに対応しているわけではないため注意してください。
おすすめの廃バッテリー回収業者
車の廃バッテリーの回収に対応している不用品回収業者は、多数存在しています。
初めて不用品回収業者を利用する方の中には、どこの業者を選んだら良いかわからない、そもそも不用品回収業者の違いがわからない、というお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
そんなお悩みを抱えている方のために、下記からは廃バッテリーの回収に対応しているおすすめの業者を紹介します。
不用品回収業者選びで迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。
エコ助っ人
廃バッテリーの回収に対応しているおすすめの不用品回収業者は、「エコ助っ人」です。
エコ助っ人は、家具や家電などの粗大ごみから廃バッテリーのような危険物まで回収を行っている不用品回収業者です。
不用品1点だけといった依頼も可能なため、廃バッテリー1つだけ引き取ってほしいといった場合でも問題なく利用することができます。
依頼には最短即日で対応してもらうことができ、電話一本ですぐに駆けつけてもらえるため忙しい方やすぐに引き取ってもらいたいと考えている方に最適です。
費用の見積もりは無料で依頼することが可能です。
見積もりを聞いた後で利用を断ることもできるので、気になる方は費用の見積もり依頼だけでも相談してみましょう。
廃バッテリーを処分する際に注意する3つのこと
理解していない方が多いですが、廃バッテリーは危険物です。
適当な扱い方をしてしまうと、やけどや失明、爆発してしまう恐れがあります。
回収を行っている業者やパーツ販売店を利用して適切な処分をするようにしてください。
廃バッテリーを処分する際に注意するべきことは下記の3点です。
- 注意点①火気厳禁
- 注意点②金属と接触させない
- 注意点③解体しない
取り扱いの際には十分注意し、小さい子供が間違っても触れてしまうことのないよう厳重に保管してください。
下記からは、廃バッテリーを処分する際に注意すべきことを詳しく解説します。
これからバッテリーの処分を考えているという方は、ぜひ参考にしてください。
注意点①火気厳禁
廃バッテリーを処分する際に気を付けるべきこと1つ目は、「火気」です。
車のバッテリーの中には、常に水素ガスが存在しています。
水素ガスは火を近づけることで爆発します。
そのため、廃バッテリーを取り扱う際は火気に注意しなければいけません。
自分で車からバッテリーを取り外す際は、絶対にたばこなどを吸いながら作業することは避けましょう。
最悪の場合、バッテリーが爆発し大規模な火災に発展する恐れがあります。
なお火気に注意するのは、バッテリーを取り外す時だけではありません。
保管の際にも注意が必要です。
屋外などで保管していると、たばこのポイ捨てなどで火災に発展する恐れがあります。
保管の際は自宅の中で保管するようにしてください。
注意点②金属と接触させない
廃バッテリーを処分する際に気を付けるべきこと2つ目は、「金属と接触させない」です。
なぜ廃バッテリーを金属と接触させてはいけないのかというと、バッテリーが電池だからです。
電池である廃バッテリーを金属に接触させてしまうと、発火してしまう恐れがあります。
金属と接触したら必ず発火してしまうわけではありませんが、発火の可能性が少なからず存在しているため廃バッテリーを取り外した際は金属と接触しない場所に保管することがおすすめです。
絶縁テープを貼ることで金属との接触による発火を防げるため、廃バッテリーを自分で車から取り外した際は、忘れずに絶縁テープを廃バッテリーの端子部分に貼り付けるようにしましょう。
絶縁テープはホームセンターや100円ショップなどで購入することができます。
注意点③解体しない
廃バッテリーを処分する際に気を付けるべきこと3つ目は、「解体しない」です。
廃バッテリーは処分方法によってはお金がかかってしまいますが、節約のために自分で解体して処分しようと考えるのは危険なので絶対にやめてください。
廃バッテリーには、希硫酸などが含まれています。
希硫酸などの危ない物質が肌に触れたり目に入ったりすると、やけどや失明してしまう恐れがあります。
取り返しのつかないことになる可能性が高いため、知識がない方は絶対に解体しないようにしてください。
また、小さなお子様がいるご家庭では、子供の手が届く場所に廃バッテリーを保管しておくと子供が誤って触れてしまう可能性があります。
小さなお子様の手が届かない場所で保管するよう気をつけましょう。
車のバッテリーの処分方法についてQ&A
車のバッテリーの処分は頻繁に経験するものではないため、わからないことがある方が多いかと思います。
そこで下記からは、車の廃バッテリーの処分方法でよくある質問をまとめてご紹介します。
車のバッテリーの処分が初めてという方は、ぜひ参考にしてください。
Q1.車のバッテリーを処分するタイミングはいつ?
車のバッテリーを処分する理想のタイミングは、バッテリーを交換するタイミングです。
車のバッテリーは購入から2~3年が寿命と言われており、いつか必ずバッテリーを使い続けていると交換すべきタイミングが訪れます。
バッテリーを新しいものと交換すると古いものが不要になるため、そのタイミングで処分を行うことが理想です。
なお、車の車種や使用頻度によっては2年持たないケースも3年以上持つケースもあるため、必ず2~3年で交換をしなければいけないわけではないので注意してください。
エンジンがなかなかかからないなどの症状が起き始めたらバッテリーの交換・処分を検討しましょう。
Q2.買い替えの時に廃バッテリーは処分できる?
ほとんどの自動車パーツ販売店では、新しいバッテリーへの買い替え時に廃バッテリーの引き取りを行っています。
廃バッテリーの引き取り費用は、0円から1000円程度のことが多いです。
買い替えの場合は廃バッテリーを無料で引き取っているという店舗もあれば、買い替えであっても引き取りにはサービス費用が必要という店舗もあるため、節約のために買い替え時に引き取りを依頼したいと考えている方は注意が必要です。
買い替えと同時に廃バッテリーの引き取りを依頼する際は、事前に引き取りに対応しているかと処分費用を確認するようにしましょう。
Q3.自分で交換した場合の廃バッテリーの処分は?
自分で車のバッテリーを交換した場合の廃バッテリーの処分方法は下記の3つです。
- 不用品回収業者に回収を依頼する
- 自動車パーツ販売店へ持ち込む
- ガソリンスタンドへ持ち込む
不用品回収業者を利用する場合にも自動車パーツ販売店を利用する場合にもガソリンスタンドを利用する場合にも店舗や業者によっては対応していない可能性があるので、事前の確認が必須です。
忘れずに確認するようにしましょう。
不用品回収業者を利用する場合は、「エコ助っ人」がおすすめです。
エコ助っ人は、薬品やバッテリーなどの危険物の回収にも対応している不用品回収業者です。
電話一本で一切の手間をかけずに簡単にバッテリーを処分することができます。
Q4.車のバッテリーを処分する際に気を付ける事は?
車のバッテリーを処分する際は、下記の3点に気を付けるようにしましょう。
- 火気に気を付ける
- 金属と接触させない
- 解体しない
バッテリーは危険物のため、金属との接触や火気との接触があると火事になってしまう可能性があります。
バッテリーを車から取り外す際もバッテリー処分する日まで保管をする際も、火気と金属との接触に十分注意しましょう。
なお、絶縁テープを廃バッテリーの端子部分に貼り付けておくことで金属との接触による発火を防ぐことができるため、すぐに処分をせずに保管しておく場合は絶縁テープを用意しておくことがおすすめです。
【まとめ】車のバッテリーの処分方法は?処分方法を徹底解説!
本記事では、廃バッテリーの処分方法を解説しました。
いかがだったでしょうか?
廃バッテリーは粗大ごみのように自治体に引き取ってもらうことができません。
処分の際には、不用品回収業者やガソリンスタンドなどに依頼し引き取ってもらう必要があります。
ゴミ捨て場に出しても回収してもらうことができないので注意してください。
不用品回収業者に廃バッテリーの引き取りを依頼するのであれば、「エコ助っ人」がおすすめです。
エコ助っ人では電話一本で最短即日回収を行っています。
すぐに処分したい方、手間をかけずに処分したい方はエコ助っ人の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
本記事が車のバッテリーの処分方法でお悩み中の方のお役に立てれば幸いです。